今回はベッドマットレスの寿命と、6つの処分方法について徹底解説します!
「長く使っているけど、そろそろ買い換えた方がいいの?」「処分するかしないかの判断が難しい。」「マットレスの処分の仕方がわからない。」「買ったばかりだけど汚れちゃったし処分すべき?」
この記事を読めば、上記のような悩みが解消できます。長期間マットレスを使用している方や、マットレスを処分するか検討している方は、是非一度読んでみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%89-%E6%91%A9%E8%80%97-%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-1284666/)
スプリングタイプのマットレスの寿命

スプリングタイプとは金属製のバネの上に、クッション性のウレタンなどを詰めたマットレスのことです。ボンネルコイルやポケットコイルなどの種類があります。
価格の高いものなら10年前後、価格の安いものなら5年前後がスプリングタイプの平均寿命です。
寿命を迎えたマットレスは、バネがヘタれてしまい身体が沈んでしまったり、クッションが薄くなりバネが身体に当たったりします。睡眠の質に悪い影響があるので、寿命を迎えたら買い換えましょう。
ウレタン・樹脂素材タイプのマットレスの寿命

ウレタン・樹脂素材タイプとは、金属製のバネを使用していないマットレスのことです。低・高反発ウレタンやファイバーなどの種類があります。
価格の高いものなら7年前後、価格の低いものなら3年前後がウレタン・樹脂素材タイプの平均寿命です。また、マットレスの種類によっても寿命が異なるので、購入時に調べるのがオススメです。
寿命を迎えたマットレスは、ウレタンがヘタれてしまい身体にフィットしなかったり、マットレスの中央がへこんでいたりします。身体を痛める可能性が高いので、寿命を迎えたら買い換えましょう。
マットレスの処分方法① 粗大ゴミとして出す

寿命を迎えたマットレスは、無理に使うのではなく処分すべきです。マットレスの処分方法は6つあるので、自分のやりやすい方法で処分しましょう。
ほとんどの自治体で、マットレスは粗大ゴミとして処分できます。費用は自治体ごとに異なりますが、平均1000円前後かかります。
処分の申し込み方法も自治体ごとに異なりますが、一般的な方法を紹介します。
- 自治体へ連絡して、粗大ゴミ収集の予約をする。
- 粗大ゴミ収集券を購入し、収集予定の粗大ゴミに貼る。
- 収集日に粗大ゴミを指定の場所に出す。
安くて確実に処分してもらえる方法です。マットレスを処分する時は、基本的に粗大ゴミとして処分する方法を選択しましょう。
マットレスの処分方法② リサイクルショップに持っていく

まだキレイな状態のマットレスや、使用期間が限られるベビーベッドは、リサイクルショップに持って行くと買い取ってもらえる可能性があります。
買い取りのルールはリサイクルショップによって異なるので、持って行く前に確認しましょう。
- リサイクルショップに買い取ってもらえるか確認する。
- リサイクルショップに持って行く。
買い取ってもらえた場合は処分の費用がかからず、収入となる可能性があります。ですが、マットレスの状態によっては、買い取ってもらえない可能性があるので注意しましょう。
マットレスの処分方法③ フリマアプリに出品

マットレスの状態が良いけれど、自宅周辺にリサイクルショップがない方はフリマアプリがオススメです。
買い取ってもらえた場合は処分の費用がかからず、収入となる可能性があります。ですが、中々買い手がつかなかったり、渡すまでに時間がかかるので、急いで処分したい方にはオススメできません。
- フリマアプリに登録。
- マットレスを出品。
- 購入者とやり取り。
- マットレスを渡す。
マットレスを出品する際、状態が悪いのに良いと嘘の説明を書くのはやめましょう。信用にも関わるので、出品するマットレスの状態は正直に書くのがオススメですよ。
また、マットレスの運搬を宅配業者に頼むと、10000円前後かかる可能性があります。「自分で運べる方限定」「送料購入者負担」などと、送料について明記しておくようにしましょう。
マットレスの処分方法④ 新品購入時に引き取ってもらう

新しいマットレスを購入すると、購入先のお店が古いマットレスを引き取ってくれる場合があります。
引き取るルールはお店によって異なるので、新しいマットレスの購入時に確認しましょう。
- 新しいマットレスを購入する。
- 古いマットレスを引き取ってもらえるか確認する。
- 引取り可能な場合、引き取ってもらう。
費用は3000円前後かかります。ただし、お店によっては無料で引き取ってくれる場合もあるので、お店に確認しましょう。
引き取る時のマットレスの移動は、すべてお店のスタッフがやってくれます。マットレスの移動をどうするか悩んでいる人は、この方法がオススメです。
マットレスの処分方法⑤ 廃品回収業者に引き取ってもらう

マットレスの状態が悪く、新しく買い換える予定もない場合、粗大ゴミとして出す以外に廃品回収業者に引き取ってもらう方法があります。
費用は10000円前後と高いですが、マットレスの移動から引き取りまですべて業者がやってくれます。
- 廃品回収業者に連絡する。
- サイズや住宅などを伝え、見積もりを出してもらう。
- 見積もり内容に同意したら、引き取ってもらう。
廃品回収業者の中にはちゃんとした業者以外に、不法投棄をする違法業者もいるので注意が必要です。安さだけで選ぶと、後でトラブルに巻き込まれる可能性があるので、しっかりと確認しましょう。
マットレスの処分方法⑥ 細かくして家庭ゴミとして出す

通常の収集で回収してもらえる大きさまで細かくして、しっかりと分別すれば問題なく通常のゴミとして回収してくれます。
道具はカッターとハサミ、スプリングタイプのマットレスの場合は金属カッターを用意しましょう。
- 必要な道具を用意する。
- 収集可能な大きさまで細かくする。
- 素材ごとに分別する。
- 通常のゴミとしてゴミ収集日に出す。
費用はかかりませんが、細かくするための時間と場所が必要になります。また、それなりに力も必要となるので、無理はしないようにしましょう。
処分する原因が汚れならクリーニングを検討しよう

まだ購入したばかりで、処分する原因が「汚れ」であるならばクリーニングを検討しましょう。
クリーニング業者が訪問して、自宅でマットレスをキレイに掃除してくれます。汚れが落ちるだけではなく、ダニやカビも除去できて、新品のような状態になります。
- クリーニング業者に連絡をする。
- サイズや希望サービスを伝え、見積もりを出してもらう。
- 見積もり内容に同意したら、訪問日を決める。
- 業者に訪問してもらい、マットレスをキレイにしてもらう。
作業は業者やサービス内容によって異なりますが、1~4時間程で終了します。価格は10000~20000円と決して安くはありませんが、新品のようにキレイになるので買い換えるより多少は安く済みます。
おわりに
以上がベットマットレスの寿命と処分方法についての解説でした。マットレスを使用している方は、把握しておきましょう。
- スプリングタイプ:10年前後(身体が沈んだり、バネが当たったりしたら寿命)
- ウレタン・樹脂素材タイプ:7年前後(身体にフィットしなかったり、中央がへこんでいたら寿命)
寿命はあくまで目安なので、もっと早くに壊れる可能性があります。壊れた場合は無理して使用するのではなく、買い換えるようにしましょう。
- 自治体に従って粗大ゴミとして出す
- 状態が良い場合はリサイクルショップに持っていく
- 状態が良い場合はフリマアプリに出品
- 新品購入時に可能であれば引き取ってもらう
- 廃品回収業者に引き取ってもらう
- 自分で細かくして家庭ゴミとして出す
すべての処分方法にルールが定められています。しっかりと確認をしてから、処分をお願いするようにしましょう。