一人掛けの革ソファは独特の雰囲気がありますし、贅沢な感じがして憧れますよね。でも、実際にどう選んだらいいのかよく分からなくて、迷っていませんか?
この記事では、一人掛けの革ソファについて、革の種類や選び方、おすすめ商品5つを紹介していきます。コーディネート例や革ソファの手入れ方法についても紹介しているので、参考にしてくださいね。
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一人掛けソファに使われる革の種類は3つ

一口に革のソファと言っても革には種類があり、革の種類によって価格や手入れのしやすさなどが大きく変わってきます。
ソファに使われる革は、「合皮」「本革」「レザーテックス」の3種類です。それぞれがどんな特徴を持っているのか見ていきましょう。
合皮
合皮のソファは、他の革と比べて価格が安いのが最大の特徴です。安いうえに加工がしやすいため、機能的なソファを選べることも合皮ソファの大きなメリットです。
また、合皮は水濡れや汚れに強いので、本革ほどこまめに手入れをしなくても大丈夫です。
ただし、合皮のソファは長期間使用すると、表面がぽろぽろとはがれ落ちてしまいます。寿命は短く、3~7年程度と考えておきましょう。
本革
本革ソファの魅力は、なんといっても革の質感が楽しめることです。なめらかな手触りや時間の経過とともに味わい深くなっていく風合いは、本革ソファだからこそ楽しめるものです。
しかし、本革のソファは価格が高いことが多く、水濡れや汚れに弱いため、こまめな手入れが必要になります。
こまめに手入れができないと、革の風合いが損なわれるばかりか、寿命を縮めるきっかけになっていしまいます。手入れに時間を割けない・割きたくない人には向きません。
ただ、本革のソファはしっかり手入れをすれば長持ちするので、10年以上使うことも可能です。
レザーテックス
レザーテックスは最近話題になっている新素材で、本革のような質感と優れた耐久性を持っているのが特徴です。レザーテックスを使ったソファは、手入れも本革ほど大変ではないですし、長持ちしますよ。
ただ、レザーテックスのソファは合皮に比べると価格が高い傾向にあります。また、レザーテックスは新素材なので、選べるソファの数が少ないこともデメリットです。

一人掛け革ソファはデザイン性と機能性のバランスで選ぶ

ソファを選ぶ時にはデザイン性と機能性のバランスをとるようにすると、自分に最適なものを見つけやすいですよ。
デザイン性は色や形、大きさなどのことで、自分の好みに合っているか、部屋のインテリアとの相性がいいかどうか判断する指標になります。
機能性は、手入れのしやすさやリクライニング機能などのことで、自分の求めている使い勝手かどうかを判断します。自分の生活環境に合うものを探してみてください。
一人掛け革ソファのコーディネート例を紹介
ソファの選び方が分かっても、実際に部屋とどう合わせたらいいのか分からないと購入できませんよね。ここでは一人掛け革ソファのコーディネート例を紹介していきます。
サイドテーブルと一緒に置くと、普段使いできる自分のスペースができますね。リラックスしながらコーヒーを飲んだり、読書を楽しんだりできますよ。
また、デスクに合わせると、自宅にコワーキングスペースを作れますよ。気に入ったソファで集中して仕事ができるスペースを作ってみましょう。
木×革で部屋に合わせやすい一人掛けソファ
最初に紹介するのは合皮が使われている一人掛けソファです。ひじ掛けの部分に木材が使われているので、高級感がありますし、シックな部屋にもナチュラルテイストの部屋にもばっちり合わせられますよ。
合皮のソファなので1万円とリーズナブルで、手入れも簡単なので使い勝手も良いです。
また、座面が後ろに向かって傾斜しているので、リラックスして座ることができます。価格を抑えたシンプルな革ソファが欲しい人におすすめです。
デスクに合わせやすい合皮の一人掛けソファ
次に紹介するのは、オットマン付きのリクライニング機能のある一人掛け革ソファです。リクライニング機能とオットマンで足を延ばしてゆったり座ることができます。
また、スタイリッシュなデザインなので、デスクと相性抜群で、勉強や仕事をするときにも重宝しますよ。
リラックスしたい時にも仕事モードにも使えるので、部屋にスペースがあまりない人におすすめです。素材は合皮が使われているので、手入れも簡単ですよ。
狭いスペースでも活躍する機能的な革ソファ!
ここで紹介するのは、オットマンと一体型になっている省スペースの一人掛け革ソファです。リクライニング機能もついているので、リラックスして座ることができますよ。
このソファがすごいのは、リクライニングしても背もたれが9.5cmしかスペースを取らないこと。壁に近いところにおいてもしっかりとリクライニングできますよ。
少ないスペースでもゆったりと座われるソファが欲しい人におすすめです。合皮のソファなので、価格も安いですし、手入れも簡単ですよ。
座り心地抜群の一人掛け革ソファ
次に紹介するのは、本革使用の座り心地抜群な一人掛け革ソファです。座面がポケットコイルを含めて7層構造になっているので、極上の座り心地を実現しているんです。
また、腰の部分のクッションが少し膨らんでいるので、良い姿勢をキープして座れますよ。座り疲れも少なく、一度座ったらやみつきになるほどです。
背もたれは着脱式なので、掃除もしやすく清潔な状態を保てますし、引っ越しや模様替えの時にとても役立ちますよ。
本革使用なので、4万円と値が張りますが、革の質感と座り心地がよく高級感があるのでおすすめです。
手入れのしやすさと耐久性が魅力の一人掛け革ソファ
最後に紹介するのは、レザーテックスを使った耐久性に優れた一人掛け革ソファです。
本革よりも手入れが簡単なので、本革のような質感を手軽に楽しみたい人や汚れを気にせず長く愛用したい人におすすめのソファです。
また、背もたれが高めの設計になっているので、首もリラックスして座ることができますよ。価格も4万円ほどと、本革と変わらない価格。
レザーテックスは耐久性に優れているので、長く使えば、合皮のソファをいくつも買い替えるよりもコストパフォーマンスが良いですよ。
素材別ソファの手入れ方法

せっかく買ったソファもしっかりと手入れしないと、風合いを損なったり、寿命が短くなってしまったりします。購入前に手入れ方法を覚えて、購入したソファを大事にしてくださいね。

合皮の手入れ
合皮は汚れに強いので、3日に1回くらいのペースで手入れをすれば大丈夫です。水にぬらして固く絞った柔らかい布で汚れを落としてから、乾拭きで水分を拭きとってください。
こまめに手入れをするとべたつきを気にせずに使えますよ。汗をかきやすい夏は手入れの頻度を上げるようにするといいでしょう。
季節の変わり目などでしっかり目に手入れをする場合は、まず最初に掃除機などでほこりを取り除いてください。
その後に、中性洗剤を溶かした水を染み込ませて固く絞った柔らかい布で汚れを落とし、乾拭きで水分をふき取って完成です。
本革の手入れ
本革はデリケートなので、できるだけ毎日手入れをしてください。水を染み込ませて固く絞った柔らかい布で汚れを落として、乾拭きで水分をふき取ります。
本革は水分に弱いので、布巾はできるだけ固く絞り、濡れぶきした後は速やかに乾拭きするようにしましょう。
しっかりと手入れする場合は、掃除機などでほこりを取り除いてから専用のクリーナーを使って汚れを落とし、ワックスをぬって仕上げます。本革の色や加工に合わせた専用のクリーナーとワックスを使ってくださいね。

レザーテックスの手入れ
レザーテックスは汚れに強いので、手入れは週に1~2回のペースで大丈夫です。手入れ方法は合皮や本革と同じように、固く絞った柔らかい布で汚れを落として、乾拭きで仕上げてください。
しっかりと手入れする場合は、レザーテックス専用のケアキットを使います。クリーナーで汚れを落として、プロテクターで保護します。こまかいやり方はケアキットの説明書で確認してくださいね。

まとめ
一人掛けの革ソファについて紹介してきました。記事の内容を一覧にまとめると下記のようになります。
- ソファに使われる革は「合皮」「本革」「レザーテックス」の3種類
- 革の種類によって価格や手入れのしやすさ、耐久性が違う
- ソファはデザイン性と機能性のバランスで選ぶと良い
- 素材別におすすめ商品5つ紹介
- 素材別の手入れ方法紹介
この記事を参考にして、自分の生活スタイルにあったお気に入りの一人掛け革ソファを見つけてみてくださいね。