革のソファーは布地のソファーと比べて価格が高いのですが、革の質感を安い価格で楽しめたら嬉しいですよね。
この記事では安い革のソファーについて、革の種類や、おすすめソファー6つ、ソファーの手入れ方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
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安いのはどれ?ソファーに使われる革の種類

ソファーに使われる革には、合皮、本革、レザーテックスの3種類があります。価格が安い順に並べると、合皮、レザーテックス、本革となります。
ただ、本革のソファーであっても、一部に合皮を使っている場合はレザーテックスのソファーよりも安くなる場合があります。本革の質感を安く楽しむなら、本革を一部使用しているソファーがいいでしょう。
レザーテックスのソファーは汚れや傷に強く、長持ちするので長く使えればコストパフォーマンスがいいですよ。レザーテックスは本革よりも手入れが楽ですし、合皮のように長期間利用しても劣化もしません。
とにかく価格が安いものがいい場合は合皮、長く使うことを考えるのであればレザーテックス、本革の質感を味わいたい場合は一部本革のソファーがコストパフォーマンスがいいのでおすすめです。

安い革ソファーを見つけるために!ブランドってどう選ぶ?

ブランドによっても価格設定が変わってきます。ブランドというのは、(特にハイブランドでは)ブランド品を持つことがある種のステータスとなることに価値があります。購入者はその価値をお金と交換しているのです。
また、人は同じ商品や同じサービスを購入するとき、金額が高ければ高いほど買った時に満足感を得るという心理があり、ブランドはその心理を応用しています。
つまり、ブランドは商品やサービスの価値に加えて、ステータスを得ることやお金を払う満足感という付加価値を提供しているから、その分料金が高いのです。
だからこそ、「ブランド品の場合は値段が高い=商品やサービスの価値が高い」とは言い切れません。逆に言うと名の知れたブランドでなくても、商品やサービスの価値が高い(品質が良い)ものはたくさんあります。
安いのに革×木で高級感ある仕上がり!アイリスプラザのソファー
最初に紹介するのは、アイリスプラザの2人がけソファーです。深みのあるブラウンのレザーと、ひじ掛けに使われている木の組み合わせに高級感がありますが、18,000円ほどで買えますよ。
革のソファーはどっしりと重たい雰囲気があり、部屋になじみにくい場合がありますが、アイリスプラザのソファーは木が使われていることで温かみがあり、部屋のインテリアとなじみやすい仕上がりになっています。
合皮のソファーですが、バイキャスト加工という技術によってヴィンテージ調の本革のような質感が楽しめますし、合皮なので汚れに強く手入れも簡単ですよ。
3人掛けなのに安い!ディノスのソファーベッド
次に紹介するのは、ディノスの3人掛けソファーベッドです。ソファーは大きいほど使う革の量が増えるので、価格が高くなりがちです。
しかし、合皮が使われていることもあり、ディノスのソファーは3人掛けでも8,000円とかなりリーズナブルですね。
背もたれは3段階のリクライニング機能がついているので、気分に合わせて調整できますよ。また、フルフラットにもなるので、家族や友人が泊まりに来た際などに便利です。
脚が少し高めに作られているので、収納ボックスを使えば収納スペースとして活用できますよ。限られたスペースを有効活用できるので、ちょっと手狭な部屋でもしっかりフィットしてくれます。
ロウヤの機能的なのに安い革ソファー
次に紹介するのは、ロウヤのソファーベッドです。シンプルなデザインなので、様々な部屋のテイストとマッチしますよ。
合皮のソファーなので機能性が高いにもかかわらず16,000円ほどで買えますし、手入れも簡単です。
ひじ掛けは6段階、背もたれが12段階のリクライニング調節ができるので、自分の好みに合わせてソファを調整できますよ。また、フルフラットにもなるのでベッドとしても使える機能的なソファーです。
難しい組み立ては不要ですし、クッションもセットでついてくるので、届いたその日からすぐに使えますよ。
安い値段で本革を楽しむ!座りやすいハイバックソファー
ここで紹介するのはノーブランド品のハイバックソファーです。ハイバックソファとは、背もたれが通常のソファーよりも高めに作られているソファーのことで、姿勢を崩さずにゆったりと座ることができるのが特徴です。
背もたれが低いソファーだと、座ったときに首がリラックスできませんし、かといって、首を背もたれに置こうとすると姿勢が悪くなってしまいますよね。
しかし、ハイバックソファーなら姿勢を崩すことなく、良い姿勢を維持しながらリラックスして座れますよ。
このソファーは側面や背面は合皮が使われているので、手入れも少し楽ちんですし、55,000円程度と比較的安価です。安い値段で本革の質感を味わいたい人におすすめのソファーです。
一部本革だから安い!おすすめカウチソファー「コスモ」
次に紹介するのは、ソファーマートのカウチソファー「コスモ」です。カウチソファーはゆったり足を延ばして座れますし、部屋に一つあると高級感ある雰囲気になるので憧れますよね。
コスモは一部に本革が使われているソファーなので、7万円ほどで本革の質感を楽しめる商品になっています。また、脚を延ばせる部分は分離できるので、オットマンとしても利用ができます。
左カウチも右カウチもできるので、「引っ越した時などに逆向きじゃないと置けない」なんて心配もありません。3年間保証もついているので安心です。
長期的に見て安い!レザーテックスを使ったおすすめソファー
最後に紹介するのは、本革の質感と耐久性を併せ持つレザーテックスを使ったソファーです。合皮のソファーと比べると価格は7万円と少し高いですが、手入れが簡単で長く使えるのでコスパが良いですよ。
レザーテックスにも加工によっていくつか種類があるのですが、このソファーはイタリアの高級革として有名な「アニリンレザー」のような質感が特徴です。
高級感あふれるレザーテックスのソファーでお部屋をおしゃれに変身させてみませんか?
革の種類別!ソファーのお手入れ方法

ここではソファーの手入れ方法を素材別に紹介していきます。せっかく買った革ソファーでも、手入れを怠ると革の質感が落ちてしまうので、きちんと手入れをしてソファーを大事に使っていきましょう。
手入れ方法は、普段の手入れ、季節の変わり目などで行う手入れの2つに分けてそれぞれ説明しています。
合皮ソファーの手入れ
普段の手入れは、固く絞った濡れ布巾で汚れを落とし、乾拭きで仕上げてください。2~3日に1回程度で大丈夫ですが、こまめに行うとべたつきを気にせずに使うことができますよ。
季節の変わり目などの手入れでは、掃除機などでほこりを取り除き、中性洗剤を溶かした水を染み込ませて固く絞った濡れ布巾で汚れを落としてください。その後は普段の手入れと同じ手順です。
本革ソファーの手入れ
本革ソファーの普段の手入れは、固く絞った濡れ布巾で汚れを落とし、乾拭きで仕上げます。方法は合皮ソファーと同じですが、本革のソファーは磨けば磨くほどツヤがでるので、できれば毎日行うようにしてください。
季節の変わり目などの手入れでは、掃除機などでほこりを取り除いた後、革用のクリーナーを使って汚れを落とします。その後は乾拭きをして水分をふき取り、ワックスをかけて仕上げましょう。

レザーテックスソファーの手入れ
レザーテックスソファーの普段の手入れは、掃除機などでほこりを取り、固く絞った濡れ布巾で拭き上げてください。レザーテックスは汚れに強いので、週に2回程度の手入れで大丈夫です。
汚れがついてしまった場合や、季節の変わり目などでの手入れでは、レザーテックス専用のケアキットを使います。クリーナーで汚れを落とし、乾かないうちにプロテクターで保護しましょう。

まとめ
安い革のソファーについて、革の種類による違い、おすすめソファー6つ、ソファーの手入れ方法について紹介しました。また、どんなブランドにしたらいいのかについてもお伝えしました。
この記事では、単に価格が安いソファーだけでなく、本革の質感を安い価格で楽しみたい人向けのソファーや、手入れが簡単で長く使えるソファーも取り上げたので、自分の思う安さがどれなのか分かったかと思います。
この記事を参考にして、自分に合った安いソファーを見つけてみてくださいね。