「ソファとカーテンの色の組み合わせはどうしようか?」「組み合わせってどうやって選んだらいいんだろうか?」この記事にたどり着いた方は、こんなことを考えている方が多いのではないでしょうか?
新しい家具を迎えて出来上がった部屋をイメージすると、とてもワクワクしますよね。部屋に明るい光が差して、友人には「オシャレ!」と褒められる…。そんな光景をイメージされている人も多いでしょう。
そんな方に向けてこの記事では、ソファとカーテンの色の組み合わせを実例を交えながらまとめました。ぜひ参考にしてみてください!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/photos/luggage-sofa-home-apartment-tv-930768/#content)
ソファとカーテンの色の組み合わせは「部屋の雰囲気を左右する」

ソファとカーテンは部屋の中でも「広い面積を占める」ものであり、なおかつ「大きな存在感のある」家具です。
それは要するに部屋の雰囲気を大きく左右するということ。ソファやカーテンを単体で見たときに「カッコいい!」「可愛い!」と色々な印象を持つと思いますが、それだけで選んでしまうのは危険です。
クッションなどの小物ならまだしも、ソファやカーテンは「部屋の雰囲気を大きく左右する家具」です。選び方次第で、「爽やかな部屋にしたかったのに、思ったより暗くなってしまった…」ということもあります。
「ソファ、カーテンは部屋の雰囲気を大きく左右する」このことをしっかり念頭に入れて選んでいきましょう。
インテリアの配色比率について
ここでは外さない色の選択をするために、「配色比率」というものを見ていきます。まず言葉の定義はこちら。

もっともバランスが良いと言われている配色比率は、「7(ベースカラー) : 2.5(アソートカラー) : 0.5(アクセントカラー)」の割合です。これはデザインだけでなく、インテリアにおいても同じです。
なぜならこの比率は、人間が「美しいと感じる」割合だから。グラフィックデザインであろうと、部屋のデザインであろうと人間の感性は基本的に変わりません。
家具を選ぶ際は、「今この家具を選ぶと部屋全体の配色はどんな感じになるだろう?」と想像しながら選びましょう。
ソファとカーテンの色の組み合わせ 基本① 同系色でまとめる

ここからは具体例を見ながら確認していきましょう。まずは基本中の基本「同系色でまとめる」という方法です。この画像ではターコイズブルーが用いられています。
「同系色でまとめる」方法であれば、まず外すことはないでしょう。部屋の全体がとてもまとまった雰囲気になります。
色々調べて見たけど「これだ!」という色の組み合わせが見つからない方や、全体としての統一感を何よりも大事にしたい方には間違いのない選択肢と言えます。
ソファとカーテンの色の組み合わせ 基本② トーンでまとめる

次は「トーンでまとめる」という方法です。ポイントは「同じトーン」でまとめるという点。パステルカラーでまとめたり、暗めの色でまとめたりすることで大外れしない雰囲気を作ることができます。
画像ではベージュとグレーが用いられており、ダルトーン(少しくすんだトーンのこと)でまとめてあります。
同系色でまとめるときのように、必ずしもグレー×グレーや青×青などでまとめる必要はありません。パステルブルー×パステルピンクという組み合わせでOK。
トーンでまとめるという選び方のメリットは「部屋の雰囲気を変えられる」という点です。トーンを意識して、少し違う色合いを取り入れることで、今までと違った雰囲気が生むことができます。
ソファとカーテンの色の組み合わせ 基本③ 小物の色と合わせる

これができるとだいぶオシャレな印象を与えることができます。あえてクッションや膝掛けなどの小物と色を合わせてみましょう。この画像では青い小物と青いカーテンで合わせられています。
男性がベルトの色と靴の色を揃えるように、スマートな統一感を与えることができ、なおかつ良いアクセントになります。
デメリットとしては、小物を買い替えた際に「あれ?なぜこの色なんだっけ?」となることがある点でしょうか。
他の人が敬遠しがちな、レベルの高い組み合わせに挑戦したい方にはうってつけの方法と言えるでしょう。
ソファとカーテンの色の組み合わせ 実例①青系+青系
ここからは実際の商品を題材に、組み合わせを考えて見ることで、より現実味を持たせてみたいと思います。
まずは青系ソファ×青系カーテンの組み合わせです。これは基本①「同系色でまとめる」を忠実に守った形。
これは間違いありませんね。もちろん青でなくてもOKです。部屋の他の家具の色味や、ご自身の好きな色でまとめるのが良いでしょう。
とにかく「ちぐはぐな組み合わせ」だけにはしたくない!という方にはベストな方法です。
ソファとカーテンの色の組み合わせ 実例②パステルカラーまとめ
こちらは基本②「同じトーンでまとめる」に基づいて組み合わせてみました。
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可愛らしい印象になることが想像できるかと思います。この二つが部屋に加わるだけで部屋の印象が変わるでしょう。
「こんなに可愛い感じにしたい訳ではないんだけど…」という方もいらっしゃると思います。そんな方はダークトーン×ダークトーンなどはいかがでしょうか。
皮のソファなど、少しシックな雰囲気を出したいときにオススメです。部屋全体が締まった印象になるかと思います。
ソファとカーテンの色の組み合わせ 実例③小物と合わせる
最後は基本③「小物の色と合わせる」を意識した組み合わせです。
ソファ+カーテンだけでなく、クッションもプラスしてみました。
「ありきたりな感じだけは避けたい」「少し攻めた部屋にしたい」という時にはとても有用な方法です。
デメリットとしては、小物の色に制約ができる点でしょうか。違う色の小物に買い替えてしまうと「あれ?なぜこの色なんだっけ?」となってしまいます。
しかしこのデメリットは、「小物を変えるだけで部屋の雰囲気を変えられる」ということでもあります。「部屋の雰囲気を変える」のが目的なら、あえて「カーテンと同じ色の小物を買う」だけでもありかもしれません。
どういう雰囲気にしたい?その視点は忘れずに!

ここまでソファとカーテンの色の組み合わせをメインに取り上げてきましたが、忘れてはいけないことがあります。
それは「どういう雰囲気の部屋にしたいのだろう?」という視点を忘れないようにすることです。ネットや店舗で家具を見ていると「あ!この色かっこいい!」「この色かわいい!」と視点が狭くなりがちです。
しかし、その狭い視点のみで家具を選び始めると、「この家具とこの家具は色があっているけど、全体としてはちょっと浮いてない…?」という事態に陥ります。
家具を選ぶ上で大事なことは、目指す部屋の雰囲気を重視したトータルコーディネート!この視点を常に忘れずに選びましょう。
まとめ
この記事では「ソファとカーテンの色の組み合わせ」について取り上げました。イメージが湧いたでしょうか?
家具を選ぶときの色の組み合わせは、よっぽど色に詳しい人でないと誰しもが悩む問題です。しかし「最低限外さないこと」を目標とするのであれば、配色比率やトーンなどを少し意識することで実は解決します。
これを読んでいるあなたが、最終的に納得できるアイテムを選ぶことができるように祈っています。