革製ソファにカバーを付けたことはありますか?「どうせ見た目が変わるだけでしょ」と今まで使ったことがない方もいるのではないでしょうか。
確かにソファはカバーを付けなくても十分に使うことが出来ますが、カバーを付けることで見た目が変わる以外にもメリットがあるんです。
- カバーを付けるメリット
- カバーを付けるデメリット
- カバーを選ぶときのポイント
- おススメのソファカバー
今回は上記の4つについて詳しく紹介していきます。今までカバーを使ったことのない方も、カバーの購入を考えている方も是非参考にしてみてください。
(トップ画出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&mdlrlrsec=all&sl=ja)
革製ソファにカバーを付けるメリット①傷・汚れを防ぐ

洋服の金具でソファに傷を付けてしまったり、ジュースをこぼして大きなシミを作ってしまったりした経験はありませんか?
ソファに傷や汚れを付けないようにと常に気にしているのは大変ですし、特に子供やペットのいる家庭などはすべての傷や汚れを防ぐのは難しいでしょう。
加えて、革製ソファは傷に弱いため、うっかり傷が出来てしまうということもあるでしょう。しかし、カバーを付けていればソファ自体が受ける傷や汚れは最小限に抑えることが出来ます。
また、洗濯できる素材のカバーを使っていれば、汚れてしまってもソファから外して洗濯が出来るのでかなり衛生的です。
革製ソファにカバーを付けるメリット②見た目が変わる
模様替えをしたらソファがインテリアに合わなくなってしまった、ということはありませんか?
ソファは大きく目立つ家具のため部屋の印象を大きく変えてしまうほどの影響力がありますが、見た目だけのためにソファを買い替えるのはなかなか難しいですよね。
しかし、ソファカバーを使えば今あるソファの見た目を簡単に変えられます。季節や気分に合わせて何枚かソファカバーを用意しておけば、思いついたときにソファの見た目を変えることが出来ますよ。
また、すでにシミがあったり傷が出来てボロボロのソファでも、カバーを付けて傷や汚れを隠すことでまるで新品のような状態で使い続けることが出来ます。
ここまでソファにカバーを付けるメリットを紹介してきましたが、実はカバーを付けるデメリットも存在します。
次からは、ソファにカバーを付けることで生じてしまうデメリットについて紹介していきましょう。
革製ソファにカバーを付けるデメリット①手触りが変わる

ソファにカバーを付けてしまうと、肌に触れるのはカバーの部分になってしまうためソファ本来の手触りを楽しむことができません。
また、本革製のソファカバーは取り扱われていないため、使うカバーは“合皮“もしくは“布“製のものに限られてしまいます。
そのため、合皮製ソファを使っていた場合は似た手触りのカバーを使えば手触りの変化は気にならなくなりますが、本革製ソファを使っていた場合は似た手触りのカバーを探すのは難しいでしょう。
使っているソファの手触りを気に入っている方は、後述するソファ全体を覆わないタイプのカバーを使う方がいいでしょう。
革製ソファにカバーを付けるデメリット②熱・湿気が溜まる
革は布に比べて通気性が悪く、熱や湿気を溜めやすい素材です。そのため、革製ソファにカバーを付けてしまうことで、カバーを付けていないときよりも熱や湿気が溜まりやすくなってしまいます。
熱や湿気は、カビが発生してしまう原因です。汚れが付かないから、とカバーを付けたままにしてしまうとカビが発生してしまう可能性があります。
- 栄養……皮脂、髪の毛など
- 温度……25~30℃の環境で活発に活動
- 湿度……80%の環境で活発に活動
梅雨の時期や夏など、特に熱や湿気が溜まりやすいときは定期的にカバーを外したり、ソファに除湿剤を付けるなど熱・湿気対策をするようにしましょう。
ソファにカバーを使うメリットとデメリットが分かったところで、次からはカバーの選び方について紹介していきます。
ソファカバーには2種類ある
ソファカバーを購入する前に、間違ったものを購入しないためにもカバーのタイプについて把握しておきましょう。
マルチタイプ
留め具などがなく、さっとソファに掛けるだけのカバーはマルチタイプと呼ばれています。
マルチタイプカバーのメリットは、留め具がないため着脱が簡単であるということです。
しかし、マルチタイプは使っていてカバーがずれてきてしまうというデメリットもあります。
- リクライニングソファ
- ソファベッド
フィットタイプ
ソファを丸ごと覆うような形のカバーはフィットタイプと呼ばれています。
フィットタイプカバーのメリットは、カバーがずれにくいことです。また、カバーがソファ全体を覆うため、ソファ自体の雰囲気を大きく変えることが出来ます。
フィットタイプカバーのデメリットは、着脱しにくいということです。着脱するのが大変なので、カバーをこまめに取り外ししたいと考えている方にはあまり向いていません。
カバーをこまめに外す必要のないソファ。リクライニングソファ、ソファベッド以外。
革製ソファにカバーを選ぶポイント①素材・手触り

カバーに使われている素材は様々なものがあるので、使う季節やシーンに合わせて購入するといいでしょう。
夏は通気性が良いカバーを選んだり、冬は熱を保ちやすい素材のカバーを選ぶとソファを使った時の快適性も上がりますよ。
また、上記したように、ソファにカバーを付けると実際に肌に触れる部分はカバーの素材になります。そのため、カバーの素材や手触りも考慮した上でカバーを選ぶようにすると後悔がないでしょう。
革製ソファにカバーを選ぶポイント②ソファサイズに合わせる
こちらのポイントは特にフィットタイプカバーを購入するときのポイントです。カバーとソファのサイズが合っていないとソファがカバーに入らなかったり、カバーの生地が余ったりしてしまいます。
カバーにソファが入らないとせっかく買ったカバーが無駄になってしまいますし、生地が余ってしまうと座り心地が悪くなるだけでなく見栄えも悪くなります。
そのため、カバーを購入するときはソファの大きさとカバーの大きさが合っているか確認してから購入するようにしましょう。
ソファは肘掛けの有無によっても大きさが変わってしまいます。カバーが肘掛け有ソファ用なのかなどもしっかり確認しましょう。
革製ソファにカバーを選ぶポイント③使いやすさ・手入れ方法
カバーの使いやすさや手入れ方法は、カバーを選ぶ上で一番重要なポイントです。
どんなにデザインの良いカバーであっても手入れが面倒で使いにくいものだった場合、不便な思いを受けることになるでしょう。
- 撥水機能
- 通気性が良いもの
- 丸洗い可能
特にソファカバーを選ぶときには、綺麗な状態を維持しやすい丸洗いが出来るカバーを選ぶことをおススメします。
次からは、革製ソファにおススメのカバーを紹介していきます。上記で紹介したポイントを参考に選んでみてくださいね。
革製ソファにおススメのカバー
こちらでは、マルチタイプカバーとフィットタイプカバーそれぞれ2つずつ、計4つ紹介していきます。カバー選びの参考にしてみてください。
マルチタイプ
こちらはマルチタイプのカバーですが、滑り止めがあるため滑りにくい構造になっています。
また、ペット対策を視野に入れたカバーなのでとても傷に強く、丸洗いも出来るため綺麗な状態を保ちやすいでしょう。
こちらのマルチカバーはブランケットや、カーペットなど他の物としても活用で出来るのが特徴です。
オシャレなだけでなく機能面も優秀で、防水機能があり、丸洗い可能なためお手入れも簡単です。
フィットタイプ
こちらのソファカバーはストレッチ素材で出来ているため、長期間使用していてもソファの形を崩す心配がありません。
取り扱っている色も9種類と豊富なので、部屋のインテリアに合わせやすいのも嬉しいポイントですね。
こちらは肘掛けのないタイプのソファ用カバーです。ストレッチ素材のため、ソファの形を崩す心配がありません。
また、傷や汚れにも強く、カバーの丸洗いにも対応しているためお手入れも簡単です。
まとめ
今回は革製ソファにカバーを付けるメリット・デメリットとカバーを選ぶときのポイントについて紹介しました。
ソファにカバーを付けることで生じるのはメリットだけではありません。メリットと同じだけデメリットも存在します。
デメリットについて知らずに使っていると、『カビを発生させてしまった』や『ソファに合わないカバーを買ってしまった』など後々トラブルに繋がる可能性もあります。
後悔しないためにも、しっかりと吟味した上でカバーを購入するようにしましょう。