高級感のある”革張りのデスクチェア”は、一度は座ってみたい憧れの椅子の1つですよね。
ですが、せっかく購入するのなら、座り心地や素材にしっかりとこだわったものを選びたくありませんか?
この記事では、デスク用の椅子を選ぶための知識・おすすめの革張りチェア6点をご紹介します。ぜひ、あなたのデスクチェア選びの参考にしてくださいね。
(トップ画像出典:https://www.pexels.com/photo/man-sitting-in-front-of-keyboard-2422278/)
日本人は世界一座りすぎ!?
シドニー大学などの調査によると、世界20か国のなかで、日本人が一日に座っている時間は400分(6.5時間)を超えていると言われているそうです。
(参考:https://www.sankei.com/life/photos/190627/lif1906270023-p2.html)
この記事を読んでいる方のなかには、「一日6.5時間なんて、まだ少ないほうだよ…」なんて、思っている方もいるのではないでしょうか。
最近では座りすぎを防ぐために、昇降式デスクを取り入れている方も多いと聞きますが、「座ったほうが、落ち着いて仕事できそう…」と感じませんか?
そこで、長時間のデスクワークをより快適に過ごすために、最適なオフィスチェアの選び方から確認してみましょう。

オフィスチェアを選ぶ前に、デスクでの作業内容を考えてみよう
あなたはデスクの上で、普段どのような作業をしていますか?実は、デスクでの作業内容によって、どんなオフィスチェアを選ぶべきかが変わってくるんです。
今回は、オフィスチェア専門店『WORKAHOLIC』のサイトで紹介されている、オフィスチェアの選び方についてご紹介します。
(参考:https://www.iamworkaholic.jp/about_chair/style/)
1.パソコンでの入力作業が多い場合
パソコンでの入力作業が多い場合は、以下の条件を満たすオフィスチェアを選ぶといいでしょう。
- 適切な幅と高さの肘置き・・・腕を長時間支えられるようにするため
- 頭を支えるためのヘッドレスト・・・画面をのぞき込んで、腕で体重を支えるような姿勢を防ぐことができる
2.デスクでの筆記作業が多い場合
デスクでの筆記作業が多い場合は、以下の機能を持ったオフィスチェアを選ぶといいでしょう。
- 可動式の肘置き・・・デスクから体が離れると猫背になってしまうため、デスクと椅子を近づけやすいようにするため
3.作業内容が幅広い場合
普段から、パソコンを使った作業・電話対応・書類を使った作業など、作業内容が幅広い場合は、以下の機能を持ったオフィスチェアを選ぶといいでしょう。
- 体の動きに追従する座面・・・デスクで体を動かしたとき、椅子が邪魔だと感じないようにするため
どんな機能を持ったオフィスチェアを選ぶべきかわかったら、次は、革素材の違いについて確認しましょう。
「本革」と「合皮」は、同じ革でも全く違う!
オフィスチェアで高級感がある素材として、革は人気の素材の1つですよね。
ですが、本革と合皮の違いを知っておかないと、オフィスチェアを購入した後に、後悔してしまう原因になるかもしれません。ここからは、それぞれの素材の違いを簡単にご紹介します。
- 【本革】動物の皮からつくられた、天然素材。
- 【合皮】人工的につくられた素材。ビニールレザーとも呼ばれる。
本革のほうが、合皮よりも長年使い続けることができますが、それだけ椅子の価格が高くなります。
一方、合皮は価格が手頃ではありますが、デメリットとして必ず寿命があります。革製バッグを取り扱っている『TRANSIC』によると、短いものでは3年程度で合皮が経年劣化してしまうそうです。
(参考:https://transic.jp/contents/%E6%9C%AC%E9%9D%A9%E3%81%A8%E5%90%88%E7%9A%AE%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%92%E9%81%B8%E3%81%B9%E3%81%B0%E3%81%84%E3%81%84%EF%BC%9F%E6%9C%AC%E9%9D%A9%E3%81%A8%E5%90%88%E7%9A%AE%E3%81%AE/)
ここからは、高級感のある「おすすめの革張りオフィスチェア」を、6種類ご紹介していきます!
オフィス用の高級革張り椅子①Herman Miller

アメリカの世界的家具ブランド、Herman Miller(ハーマンミラー)からは、『アーロン リマスタード』をご紹介します。
肘置き・背もたれ・リクライニングなど、椅子の座り心地を細かく調整することができます。張地のレザーは、合皮・本革の2種類から選択できます。パソコンでの入力作業が多い方におすすめです。
- 【サイズ】460×685×930~1045㎜
- 【重さ】(情報なし)
- 【張地】ビニールレザー・レザーから選択可能
最低限の機能だけでいい!という方は、手頃な価格の『アーロンリマスタードライト』もおすすめです。

オフィス用の高級革張り椅子②Ergohuman

腰部分のフィット感・サポートを重点的にデザインしている、関家具のオフィスチェアブランド、Ergohuman(エルゴヒューマン)からは、『エルゴヒューマンベーシック』をご紹介します。
エルゴヒューマンの全ての機能がついており、長年愛されているモデルです。先ほどご紹介した『アーロン リマスタード』と違う点は、ヘッドレスト・足置きがあること。パソコンでの入力作業が多い方におすすめです。
- 【サイズ】W665×D665×H1150~1290mm/SH460~550mm
- 【重さ】28.3kg
- 【張地】レザー(合皮・本革の情報なし)
足置き(オットマン)無しの、『エルゴヒューマンプロ』というモデルもあります。
オフィス用の高級革張り椅子③サンワサプライ

パソコン周辺機器を扱う日本のメーカー、サンワサプライからは、『150-SNC116』をご紹介します。
肘置きを後方に跳ね上げることができるため、椅子とデスクを最大限に近づけることができます。また、厚めのクッションで、ゆったりリラックスすることも可能です。筆記作業が多い方におすすめです。
- 【サイズ】W70×D68×H98~106cm
- 【重さ】16kg
- 【張地】PUレザー(合皮)
肉厚なクッションが、高級感を演出していますね。
オフィス用の高級革張り椅子④株式会社ヤマソロ

家具の製造から販売まで手掛けている、株式会社ヤマソロからは、『BABEL-バベル』をご紹介します。
こちらも座面・背もたれに厚みがあり、座り心地に高級感があります。張地の白いステッチがおしゃれですね。肘置きを後方に跳ね上げることができるため、デスクでの筆記作業が多い方におすすめです。
- 【サイズ】本体:幅67×奥行64×高さ97~105cm 座面:幅49×奥行47cm 座面高:44~52cm
- 【重さ】(約)16kg
- 【張地】PUレザー(合皮)
黒ではなくブラウンの椅子を選ぶと、カジュアルな高級さを感じますね。
オフィス用の高級革張り椅子⑤Wilkhahn

“design made in Germany”にこだわる、ドイツの家具メーカー、Wilkhahn(ウィルクハーン)からは、『ONチェア』をご紹介します。
座面と背もたれが前後だけでなく、左右方向にも動きます。椅子に座りながら、体をダイナミックに動かすことができるので、体に負担がかかりません。作業内容が幅広い方におすすめの椅子です。
https://youtu.be/QQ-Qds7Xr6c
- 【サイズ】
出典:https://www.wilkhahn.co.jp/products/on/
- 【重さ】(情報なし)
- 【張地】レザー(合皮・本革の情報なし)
バリエーションとして、ヘッドレスト付きの『ONチェア』もあります。
オフィス用の高級革張り椅子⑥VITRA

1950年創業の、スイスの家具メーカーVITRA(ヴィトラ)からは、『ID Trim(ID トリム)』をご紹介します。
張地だけでなく、肘置きの形・脚の素材など、椅子の各パーツをカスタマイズできるため、あなたにぴったりのオフィスチェアを手に入れることができます。
- 【サイズ】
https://www.vitra.com/ja-jp/office/product/details/id-trim
- 【重さ】(情報なし)
- 【張地】牛革。8色から選択可能
革のカラーバリエーションが8種類と豊富なため、お部屋にもコーディネートしやすいオフィスチェアです。

まとめ
今回は、高級オフィスチェアの選び方や、高級感がある「おすすめの革張りオフィスチェア」についてご紹介しました。
オフィスチェアを選ぶ前には、デスクの上でどのような作業が多いのか、まず考えてみましょう。デスクの使用環境によって、重視すべき椅子の機能は異なります。
また、革のオフィスチェアをお探しであれば、合皮と本革のどちらが自分に合っている素材なのか、確認しておくことがおすすめです。
オフィスチェアにはたくさんの種類がありますが、この2点について事前に知っておくことで、あなたにぴったりなオフィスチェアをスムーズに選ぶことができますよ。
