映画鑑賞や読書、作業やちょっとした休憩などで使う椅子ですが、あなたはどんな椅子を使っていますか?
生活の中で使うことが多い椅子ですが、椅子にこだわることで、快適な生活を送ることができるといっても過言ではありません。
この記事では、高級リクライニング椅子について、おすすめの商品や選び方などを紹介しています。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/photos/apartment-carpet-chair-living-room-1835482/)
椅子にこだわるなら高級リクライニングチェアを選ぼう
せっかく椅子にこだわるなら、高級リクライニングチェアを選びましょう。
高級リクライニングの椅子は座り心地はもちろん、デザインや機能性の面など快適さを追求されて作られています。
座るだけでなく、洗礼されたデザインはインテリアとしての価値もあり、高級感を出してくれるでしょう。
価格もその分高くなりますが、手入れをすれば長く使うことができ、短期的に安い椅子を買い換えるよりも環境面や金銭面でメリットがあります。
高級リクライニングチェアの選び方

高級リクライニングの椅子は、たくさんの種類があるので選ぶ際に困ることが多いと思います。人によって基準が変わりますが、ここでは4つの選び方を紹介します。
価格で選ぶ
やはり高い買い物になるので、価格は重要になってきます。高級といっても幅は広く、1万円台から50万円台まであります。
価格が上がれば機能性なども上がりますが、高いから良いというわけではなく、自分にあったものを選ぶのが大切です。
デザインで選ぶ
高級リクライニングチェアはおしゃれなものが多く、インテリアとしても使えます。自分の部屋のイメージや、自分の好きなデザインで選ぶのも楽しみのひとつです。
材質で選ぶ
材質は座り心地に関わってきます。基本的には布製と革製のどちらかになるでしょう。
布製は、汚れやすく手入れがしにくいですが、革に比べると安くなります。
革製は、定期的に手入れが必要で高価ですが、高級感があり使い込むと味わいがでます。
どちらもメリット、デメリットがあるのでしっかりと理解した上で選びましょう。
機能性で選ぶ
高級リクライニングの椅子は、座り心地を追求した機能が備わっています。
体重移動だけで背もたれが倒れたり、体に密着したままリクライニングするなど様々な機能があります。製品ごとの特徴がもっともあらわれる部分といってもいいでしょう。
利用シーンを考えて選ぼう

高級リクライニング椅子は、リラックスすることが第一に考えられている製品といえます。特に、背もたれにもたれかかることが最大の魅力です。
パソコン作業や勉強など、机に向かっての作業は、背中が背もたれから離れるためリクライニングチェアの良さを発揮できません。なので、長時間の作業などには向かないと言えるでしょう。
反対に背もたれにもたれかかって映画鑑賞や読書をする時は、リクライニングチェアの魅力を最大限発揮できます。
選ぶ時は実際に座ってみよう

ある程度欲しいものが決まったら、一度はお店まで足を運んで実際に座ってみましょう。人によって体型は様々ですし、ネットで見た情報と実物とでは違いがあるかもしれません。
安くはない買い物ですし、長く使うものなのでしっかりと自分に合ったものを選びましょう。
こだわって選んだものは愛着がわき、大切にするので結果的に長持ちさせることができます。
一度はお店で実際に座ってみて、座り心地や機能性を確認してみるのがおすすめです。
高級リクライニングチェアの購入時の注意点

快適さを追求した高級リクライニングチェアですが、欠点もあるので確認しておきましょう。
昇降機能がない
製品にもよりますが、高級リクライニングチェアには昇降機能がないものがあります。机に合わせて椅子の高さを変えたい場合は、昇降機能がないものは不便でしょう。
しかし、前述した通り、基本的にリクライニングチェアは作業には向かないため、昇降機能に必要性はあまりないと言えるでしょう。
商品が届くまで時間がかかる
製品によっては、注文を受けてから制作を開始することもあります。
場合によっては1ヵ月以上かかる可能性もあるので、購入時に確認しておきましょう。
机に向かっての長時間の作業には向かない
リクライニングの椅子は背もたれを使うことで最大限の魅力を発揮します。
机に向かっての作業は、背中が背もたれから離れてしまいます。なので机に向かっての長時間の作業は向かないと言えるでしょう。
10万円以上の高級リクライニングチェア
まずは、10万円以上の高級リクライニングの椅子を紹介します。ここで紹介する椅子はどれも、リクライニングチェアの最高級品です。機能面やサイズ感などそれぞれ特徴があるので、自分に合ったものを選びましょう。
エコーネス「ストレスレス」
- 価格:20万~60万円
- 材質:皮革
- 機能:頭部と腰部を自動的に調整しサポート(プラスシステム)、体重に合わせリクライニング(グライドシステム)
エコーネスの「ストレスレス」は、北欧最大の家具メーカ―のリクライニングチェアです。価格は他の2つに比べて少し高めになっています。
体重に合わせリクライニングしてくれるグライドシステムは、自分の思い通りにリクライニングしてくれ、快適さそのものです。種類が多く価格帯が広いのも特徴で、選ぶ楽しさもあります。
シモンズ「フィヨルド」
- 価格:20万~30万円
- 材質:皮革
- 機能:背もたれが倒れると、連動してヘッドレストが起き上がる(アクティブリリースシステム)、体重をのせるとリクライニングしてくれる
シモンズは、もともとベッドで有名なメーカーです。「フィヨルド」の特徴は、なんといっても曲げ木の技術により作られた、木の曲線美ではないでしょうか。とにかくおしゃれで、インテリアとしての価値もあります。
もちろん、座り心地も他の2つに負けず劣らずで、最高の快適さを提供してくれるでしょう。
カリモク「ザ・ファースト」
- 価格:20万~30万円
- 材質:皮革、布
- 機能:体重移動で体に密着したままリクライニング(シンクロ・スライド・リクライニング)、リクライニングに連動してヘッドレストの角度が自動的に調整されるヘッドレスト機構
カリモクは、国内で有名な家具メーカーです。国内メーカーなので、日本人の体型にあうように作られていて、フィットする感覚で座ることができます。
注意点としては、オットマン(フットレスト)が別売りになります。(他の2つはセット価格)
10万円未満の高級リクライニングチェア
ここでは10万円以下の手ごろなリクライニング椅子を紹介します。先ほど紹介した3つには手が届かないけど、高級リクライニングの椅子に座りたいという方におすすめを紹介します。
タマリビング「パーソナルチェア ニース」
- 価格:4万円
- 材質:PUレザー(合成皮革)
- 機能:オットマン(フットレスト)一体型
オットマンが一体型になっていて、背もたれとオットマンが別々にリクライニングすることができます。PUレザーは柔らかい肌触りで、見た目も本革に近いので、快適さと高級感を両立しています。
DORIS「リクライニングチェア シグマ」
- 価格:1万8千円
- 材質:PUレザー(合成皮革)、ウレタン
- 機能:オットマン一体型
こちらもオットマンとの一体型リクライニングチェアです。ヘッドレスト、アームレスト、座面にはウレタンがたっぷり詰め込まれており、ふんわり柔らかい座り心地になっています。
PUレザーを使っているので、見た目の面でも高級感があります。
アイリスオーヤマ「ウッドアームチェア」
- 価格:7千円
- 材質:ポリエステル(貼り材)、ウレタンフォーム(クッション材)
- 機能:背もたれ(7段階)、ヘッドレスト(14段階)のリクライニング可能
1万円を切る低価格ながらも機能性は十分で、部屋を選ばないデザインとなっています。
背もたれとヘッドレストが別々にリクライニング可能で98通りのパターンがあり、自分に合った角度に調整することができます。クッションはモコモコしていて座り心地も快適です。
高級リクライニングチェアは年に2~4回手入れしよう

高級なリクライニングの椅子には、皮革が使われていることが多いです。革製品は肌触りがよく高級感がありますが、汚れやすく、長年使っていると革がヒビ割れやべたつきなど劣化してきます。
きれいな状態を保ち長く使うためには、定期的なメンテナンスが重要になってきます。
少し手入れしてあげるだけでも、革の持ちがかわってきます。季節の変わり目に合わせて、年に2~4回はメンテナンスキットを使って手入れしてあげましょう。

しっかり手入れすれば長く使える
革製品は使っていくとヒビ割れやベタつきなど、どうしても劣化していきます。そこでしっかりとした手入れをする事で、ヒビ割れなどの劣化を防ぎ長く使うことができます。
また、革製品は手入れをしっかりしながら使っていくと、革独特のツヤが出てきます。
正しい手入れをして、革製品独特の味を出していきましょう。味の出たリクライニングの椅子は、雰囲気が出て高級感が漂うこと間違いなしです。
高級リクライニングチェアのまとめ
高級リクライニングの椅子は、一度購入すれば長く使うことができます。そのためにまずは、自分に合ったものを選ぶことが大切です。自分に最適なものを選べば愛着がわき大切に扱うので、結果的に長持ちします。
選ぶ際は、一度はぜひ座ってみて、自分で座り心地や機能性を確かめてみましょう。
次に重要なのが定期的なメンテナンスです。年に最低2回は手入れをすることで、革が段違いに長持ちします。
高級リクライニング椅子は安い買い物ではないので、しっかりと調べた上で自分に最適なものを選びましょう。