テーブル(修理)

【木製テーブルの修理】費用例と見積りの見方を紹介!

長年愛用してきたテーブルの色落ちやがたつきが気になってきたら、修理してまたきれいに使いたいですよね。しかし、はじめての修理依頼は誰でも不安なもの。

この記事では、どんな方法で修理しているのか、相場はどれくらいなのか、自分で修理する方法はあるのかなど、気になる疑問について分かりやすく紹介していきます。

「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないように、事前にテーブル修理について知っておきましょう。

(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/7NTc2bMDHHg)

【修理のタイミング】テーブル修理費用を抑えたい!

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修理費用を抑えるためには、修理するタイミングの見極めが大切です。早すぎるとちょっとの修復なのに費用がかさみますし、遅すぎると新しくテーブルを購入したほうが安いという状況になり得るからです。

ただ、その修理時期を自分だけで判断するのはとても難しいので、修理を考え始めたタイミングで業者に見積もりを取ってみましょう。

その見積もり額で判断すると、修理の最適なタイミングが分かりやすくなります。多くの業者が見積もりを無料で行っていますよ。

【テーブル修理業者の選び方】見積もりを複数取ってみよう

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テーブル修理の見積もりを取るときは、一社とって満足するのではなくて、複数の業者から見積もりをとりましょう。業者によって料金設定や施工方法などに違いがあるからです。

また、天板塗装や脚のカットといった修理内容によっても、費用相場は違います。複数の業者から見積もりをとって、そこから自分にあったものを選ぶことをおすすめします。

複数の見積もりを取るのが面倒だという人は、業者比較サイトなどもあるので、見積もりの比較をより簡単に行いたい人は活用してみてくださいね。

【時間】テーブル修理どれくらいかかる?

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状況によって変わってきますが、10~30日程度を目安にしてください。これは修理の作業期間の目安になります。(修理が容易なものや出張修理の場合、一日で終わるケースもあります。)

テーブルの状態を確認したり、依頼者側の仕上がりイメージを確認したりする必要があるので、通常はもっと時間がかかる場合が多いです。作業期間は長めに見積もっておくことをおすすめします。

見積もりから納品までの流れは、店によって違いますが大体の流れをまとめてみましたので、流れを頭に入れておいてくださいね。

見積もりから納品の流れ
  1. 問い合わせ・来店
  2. 見積もり
  3. 注文(見積額などの確認・合意)
  4. テーブルを預ける
  5. 修理
  6. 納品
  7. 決済(前払いのケースもある)

【修理依頼の前に】他社製品は大丈夫か確認しよう

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修理を依頼するのに一番いいのは、テーブルを購入した店やブランドで直してもらうことです。実際に作った経験のあるものであれば、組み立てやパーツ、もともとの色合いや加工などの特徴を把握しているからです。

しかし、他店で修理をしてもらうケースもありますよね。そういった時は、依頼先が「他店の商品も扱っているか」を確認しておきましょう。

店によっては、他店の商品は受け付けていないところもあります。店のサイトや電話で問い合わせれば、他店の商品を取り扱っているのか分かりますよ。

【修理依頼】スムーズに進めるために送るべき情報とは?

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見積もりは修理したいテーブルを店に直接持ち込むか、メールでの依頼になりますが、確認することは同じです。違うことは、メールの場合にテーブルの状態を見るために画像を添付することくらいです。

見積もり依頼時に必要な情報をまとめてみます。これを事前に伝えられれば、スムーズに話が進んで期間も少し短縮することができますので、要チェックですよ。

見積もり時に必要な情報
  1. 商品サイズ(幅×奥行×高さ)
  2. ブランド(メーカー)
  3. 購入先店舗
  4. 使用年数
  5. 塗装方法(塗装修理の場合)
  6. 仕上がりイメージ
  7. 写真

見積もり依頼フォームにはこのテンプレートがある場合が多いですが、ない場合でもこれに沿って情報を伝えておくと、スムーズに対応してもらえますよ。

それから、仕上がりのイメージを伝える時には次の2点をしっかり伝えましょう。一つは、木の質感を残すかどうかという点。もう一つは、リペアなのかリメイクなのかという点です。

リペアは修復のことで、「もともとの風合いやデザインを復元したい」という希望になります。対して、リメイクは再構築という意味で、「素材を生かして違ったデザインに仕上げたい」という希望になります。

このふたつを分けて考えておくと、すっきりと自分の希望を伝えられますよ。

【見積もり額の見方】テーブル修理費用を正確に知ろう!

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見積もり額は材料費作業費運搬費(出張費)の3つに分けることができます。

運搬費が見積額に入っていないケースが多いので、業者から見積額がでたら、その数字にこの3つがきちんと含まれているかどうか確認しておきましょう。

材料費

材料費は修理する際に使う材料にかかる費用のことで、塗装の場合は塗料の種類によって変動してきます。オイル塗装のほうが安く、ウレタン加工は高くなりやすいです。

作業費

作業費は作業にかかる費用のことです。作業費の定め方は大きく分けて3パターンあります。

「天板塗装ならテーブルひとつに付きいくら」とあらかじめ決まっている場合、下限料金だけ決まっていて材料費をオプション扱いにしている場合、テーブルの状態を見てから決める場合の3つです。

高級家具.com
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修理したいテーブルの状態によってどのパターンが安くなるのかが変わってきます。複数業者に見積もりを依頼して確かめるのがいいでしょう。

運搬費

運搬費はテーブルを自宅と作業場間を移動するときにかかる費用です。重量やサイズによって変動し、高速を使う場合は高速料金が実費になることも。運搬費が見積額に入っておらず、別途料金としている場合が多いです。

また、業者が自宅や店に出向いて修理する場合は、出張費という形で、移動距離やかかる時間によって計算されます。

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費用は材料費、作業費、運搬費の3つになることを知っていないと、「思っていたより請求金額が高かった」ということになりかねません。見積金額に3つすべてが含まれているかをきちんと確認しましょう。

テーブル修理の中でも天板塗装が一番費用の変動が大きいです。修理する範囲が広いですし、修理方法が複数あるからです。天板塗装の修理方法を紹介しながら、費用が変動する理由を書いていきます。

【修理方法】テーブル天板の塗装費用が変動するのはどうして?

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テーブル天板の塗装といっても、具体的にどんな修理をしているのか気になりますよね。大きく塗装方法の違い塗料の違いの2つに分けて説明していきます。

塗装方法の違い

塗装方法の違い
  • 再塗装
  • 上塗り
  • 部分塗装

塗装方法には上記の3種類があります。再塗装は、テーブル天板の塗装をいったん全部はがしてから新しく塗装する方法です。

一度まっさらな状態にするので塗りが均一に仕上がりやすいのが特徴。ただし、手間がかかりますので費用が高くなりやすいです。

上塗りは、古い塗装の上から塗装する方法です。傷や汚れ、傷みが少ない場合によく使われます。再塗装よりも期間が短く、費用も安く収まります。

部分塗装は、天板の一部分だけ塗装する方法です。傷が目立っている部分だけとか、部分的に色味を変えたいときなどに使います。範囲が狭いので時間も費用も最小限におさえられます。

塗料の違い

塗料の違い
  • オイル
  • ウレタン塗装  など

塗料はもっと種類がありますが、ここでは大きくこの2つに分けました。このふたつの違いは、木の質感が残るかどうか、というところにあります。

実際に使う塗料までこちらから指定する必要はなく、仕上がりのイメージを伝えることで業者が選んでくれます。

正確には、候補を挙げてもらい、その中から自分が気に入ったものをチョイスする形になります。そのため、塗料を覚える必要はなく、「木の質感を残すかどうか」の希望を伝えられればOKです。

【費用相場】テーブル天板塗装はいくらくらいかかる?

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費用に関していろいろと書いてきましたが、修理のイメージをより鮮明に持てるように「大塚家具」のサイトから費用例を紹介します。

テーブル天板90×70 再塗装の場合

テーブル天板90×70を再塗装する場合の相場は、約5万円~になります。

基本料金(作業費+材料費) 40,824円~
預かり料金(片道運搬費) 平日2,700円~ 祝日5,400~

(※1エリアによっては6,480円~※2修理完了後の配送料は別途料金。)

テーブル天板180×90 再塗装の場合

テーブル天板180×90を再塗装する場合の相場は、約11万円~になります。

基本料金(作業費+材料費) 104,976円~
預かり料金(片道運搬費) 平日2,700円~ 祝日5,400~

(※1エリアによっては6,480円~ ※2修理完了後の配送料は別途料金。)

参考:https://www.idc-otsuka.jp/guide/image/inspection/support1.pdf

サイズによって費用が変動することが分かりますね。大きなテーブルで気になる箇所だけ直したいときは部分塗装にして費用を安く抑えるといいでしょう。また、部分塗装は1か所に付き5,400円~となっています。

【費用相場】テーブル脚のカットはいくらかかる?

テーブル脚のカットを修理依頼する場合の費用についても、大塚家具のサイトを参考にしながら紹介します。

木製テーブルの脚をカットする場合の費用相場は、約1万円~です。

基本料金(作業費+材料費) 7,560円~
預かり料金(片道運搬費) 平日2,700円~ 祝日5,400~

(※1エリアによっては6,480円~ ※2修理完了後の配送料は別途料金。)

参考:https://www.idc-otsuka.jp/guide/image/inspection/support1.pdf

テーブル脚のカットに関しては、テーブルのサイズによって基本料金が変化することはありません。

【費用相場】テーブルの傷修理はいくらかかる?

テーブルの傷修理は、ほかの修理のオプションとして付ける場合が多いですが、ここではテーブル傷修理単体での価格を表示しています。ただし、塗装費用も含まれています。

傷の部分だけを修理し、ほかの部分との境目が分からないように部分塗装する修理の費用相場です。「グリーンワークス」のサイトを参考にまとめてみました。

テーブル傷の修理 1時間以内で終わる軽度なもの

1時間で施工が終わるものの目安は、テーブル傷が2cm以内のサイズものが5か所以下です。

グリーンワークスでは、テーブルの状態を見て施工時間を見積もります。もし、施工が時間内に終わらなくても見積もり額での実施となります。

1時間以内に終わる軽度なテーブル傷の修理費用相場は、1万3千円~です。

基本料金(材料費+作業費) 10,000円
出張費(50キロ圏内の場合) 3,000円~
参考:http://www.greenworks-repair.jp/category/1506475.html
高級家具.com
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施工時間が3時間程度のものは、15,000円。3時間以上のものは22,000円~となっています。

【自分で修理する場合】費用はどれくらいかかる?

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業者に頼む場合の費用について書いてきましたが、自分で修理する場合の費用も気になりますよね。自分で修理する場合は仕上がりが業者よりも劣りますが、費用が安く済むことが特徴です。

ただし、自分では修理できないものもあるので注意してください。天板塗装とテーブル脚のカットで、自分ができるものとプロに頼んだほうが良いものをまとめてみました。

天板塗装のDIY

オイル塗装は自分で修理が可能ですが、ウレタン塗装は自分では修理できません。

オイル塗装に必要なものは、研磨剤(再塗装の場合に必要)、コテバケ(塗料を塗るための道具)、オイルです。ものにもよりますが、全部購入しても千円以内におさまります。

自分で修理する際に必要なものは、全て大きなホームセンターやネット通販で手軽に購入することができますよ。

テーブル脚カットのDIY

テーブル脚のカットは、のこぎりで手軽に自宅でやることができます。ただし、のこぎりを使い慣れていない人がやると、まっすぐにカットするのが難しいです。

慣れている人にやってもらうか、いらない木片などで練習をするなどの対策をしましょう。不安な方はプロに頼むと安心です。

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高級家具.com
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自分での修理は費用が低く抑えられますが、手間がかかりますし仕上がりもプロより劣ります。「手間をかけたくない」「きれいに仕上げたい」人はプロに依頼することをおすすめします。

【まとめ】テーブル修理費用は早めに見積もりで確認!

テーブル天板の塗装修理にかかる費用について、費用例見積額の見方費用を安く抑える修理時期の見極め方見積もりから納品までの流れ自分で修理する場合の費用などを紹介しました。

同じ修理であってもテーブルの状態や希望の仕上がり、業者によっても費用が変わってくることが分かったかと思います。

まずは複数の業者に見積もり依頼を出して、紹介した見積もりの見方を使って相場を知ることから始めてみてください。

実際の修理には時間がかかるものですので、業者選びの時間も考慮して少し早めに見積もり依頼をすることをおすすめします。

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あっしー
SEOライター。旅行、金融、インテリアに関するメディアで執筆しています。読者の視点に立った丁寧な記事作りを得意としており、SEOライティングでGoogle検索順位10位以内を多数獲得。「ハートは熱く、頭はクールに」「悪あがき上等」がモットー。あっしーという名だが、いわゆる「アッシー君」ではない。車は助手席に乗っているほうが好き。
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