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【木製テーブルを自分で修理しよう】diyの方法と注意点を紹介!

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木製テーブルは古くなると傷が目立ってきたり、色落ちが気になってきたりしますよね。愛着のあるテーブルだと「修理はdiyでやりたい!」と思うものです。

しかし、いざ自分で修理しようとしても道具はなにが必要なのか、時間と手間はどれくらいかかるのかなど、疑問に思うことがあるでしょう。

そこで今回の記事では、自分で木製テーブルを修理する方法悩み別に紹介していきます。必要な道具diyする時の注意点どんな場合はプロに頼むべきなのかについてもまとめてみました。

(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/1pJjYDJW5HM)

テーブルをdiyで修理するときの注意点

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diyをする前には、「その修理は自分でできるものなのか?」を明らかにしておく必要があります。

自分でできるのかわかっていないと、いざ修理をし始めてから収集がつかなくなり、余計に修理費がかかってしまう場合があります。事前にしっかりと確認しておきましょう。

プロに頼むべきかどうかの判断は、それぞれの修理方法のところで「こういう場合はプロに頼みましょう」という形で紹介しています。この章では自分で修理ができるかを確認するチェック項目を書いておきました。

自分でできるか確認するためには、テーブルの状態を把握したり必要な道具を知る必要があります。テーブルの状態や必要な道具が分かっていると、修理方法の紹介もすっきりと理解できるので、先に読んでくださいね。

手持ちテーブルの状態をしっかりと把握する

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まずは修理したいテーブルの状態を確認しておきましょう。がたつきがある、色落ちが激しい、凹んでしまっているなど、直したいことをはっきりさせます。

直したいことが複数ある場合、たとえば色落ちとへこみのふたつを直したい時は、先にへこみの修理をします。そうでなければ塗装をしても、へこみを直した際にせっかくした塗装を傷めてしまうかもしれないからです。

順番を間違えるときれいに修理することが難しくなってしまうので、まずは直したい箇所をすべて書き出しておきましょう。また、塗装の修理であればテーブルに施されている加工も確認しておいてください。

加工によっては専門的な道具やテクニックが必要な場合がありますし、diyの方法もかかる時間もまるで変わってきます。テーブルの加工方法を確認するには、説明書を読むか、購入したところに問い合わせましょう。

必要な道具を知る

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実際に修理に必要な道具の確認をします。必要な道具をそろえるのにどれくらい費用がいるのか、近くに買える場所があるのか、などをチェックします。

この記事で紹介する修理に使う道具は、ネットショップやホームセンターで手に入るものを選んでいるので、比較的容易にそろえられるでしょう。

「近くにホームセンターがない」「ホームセンターは広すぎて疲れるから嫌」「ネットでの買い物に抵抗がある」など、人によってはそろえるのが難しいケースもあります。そういった場合は、プロに頼むのも手ですよ。

修理にかかる時間を知る

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修理にどれくらいの時間がかかるのかも大体の見当をつけておきましょう。修理によっては慣れていない素人がやるとものすごい時間がかかる場合もあるので、修理方法を確認して自分でできそうか判断してみてください。

自分でできる修理方法は記事の後半で、悩み別にまとめています。必要な道具が手軽に手に入るものをピックアップして書いているので、「自分でやるとどれくらい時間がかかりそうか」という視点で見るといいでしょう。

また、実際の作業時間と修理時間が異なるケースがあります。塗装の修理は、塗った塗料を乾かす時間があるため、実際の作業時間にプラスαの時間がかかります。待ち時間も含めて修理時間を見積もってくださいね。

アレルギーに注意

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これは塗装の修理に関してなのですが、塗料に触れることでアレルギーを発症する場合があります。塗料の中にはイソシアネートと呼ばれる猛毒物質が含まれていることがあるからです。

高級家具.com編集部
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猛毒物質といっても、柔軟剤や衣服にも使われていることが多い。日常生活で特に気を付けているわけではないのに、症状が出ない場合は特段心配する必要はないでしょう。

生まれ持ってアレルギー体質の方は特に注意が必要です。心配な場合はプロにお願いしましょう。体調がすぐれない時には作業を控えてください。体調が悪い時は、通常時よりもアレルギーを起こしやすくなるからです。

塗料は自然由来成分で作られているものを使うと、アレルギーを起こしにくくなります。また、自然由来のものは環境にも優しいのでなるべく自然に近い塗料を使うことをおすすめします。

オイル塗料は自然由来(植物油脂)の塗料が多いので、アレルギーが不安な方はオイル塗料を使いましょう。ただし、オイル塗料の中にも合成樹脂塗料乾燥剤(ドライヤー)という添加物が入っているケースもあります。

高級家具.com
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添加物はテーブルの保護をより強くしたり乾燥を早めるために入れられています。乾燥剤がないと塗装を完全に乾かすのに数週間かかる場合もあるので、自分が納得できる安全面と利便性のバランスを見つけてください。

塗装をする際は、風通しの良い場所で行い、マスクをして塗料を吸い込まないように気を付けます。また、肌に直接触れないように配慮することも重要です。肌を露出しない服を着用し、手袋をして対策しましょう。

十分対策したうえで、もし万が一「アレルギーかな?」と思われる症状が出た場合は、すぐに作業を中断し、症状が長く続く・重い場合は医師に相談してください。

アレルギー症状には、肌荒れ、めまいふらつき、吐き気、目がちかちかするなどの様々な症状があります。

【テーブルのガタつき】diyで修理する3つの方法

テーブルがガタガタしてしまう原因は3つあります。1つは、長期間の使用によってテーブルの脚を固定している部分が緩んでしまうこと。2つ目は、テーブルの移動による摩擦でテーブルの脚がすり減ってしまうこと

3つ目は、湿気によって素材の木が膨張し、テーブルにゆがみが生じている場合です。それぞれの原因によって起こるがたつきを直す方法を紹介します。

テーブルのガタツキをなおす方法3つ
  1. 脚の付け根にある留め具を締めなおす
  2. 脚をカットして高さを調整する
  3. 乾燥させて湿気による木の膨張をなくす

テーブルのがたつき修理 その1.留め具を締めなおす

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テーブルのがたつきが気になったら、まず最初にテーブルを裏返しにして脚の付け根を見てください。たいていの場合は、脚の付け根の留め具のゆるみやゆがみによってがたつきが起こっています。

修理はねじやボルトを締めなおすだけなので、工具さえあればすぐにできますし、とても簡単です。ドライバーなどを使って緩んでいるところを締めなおしましょう。

ただし、大きいテーブルの場合はその分重たいので、裏返す際には力が必要です。無理にやろうとすると、大事なテーブルを傷つけてしまったり、けがをする危険性もあるので注意してください。

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アンティーク家具などでは木ねじが使われている場合があります。木ねじの場合は自分で直すのは難しいため、専門家にお願いするのがいいでしょう。購入したショップに問い合わせてみてください。

テーブルのがたつき修理その2.脚をカットして高さを調整する

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次に、床と接している脚がすり減っている場合の修理方法です。木製テーブルは脚をカットすることができます。テーブルの脚が床と水平になるように調整しながら、のこぎりを使ってカットしていきましょう。

長さの差が小さい場合は、やすりなどを使って脚を削り取ると、修理が大掛かりにならずに済みますよ。

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ただし、脚をまっすぐにカットするのは慣れていないと難しいので、のこぎりでの作業になれていない人は自分で行わないほうが賢明です。

もし、どうしても自分で修理したい場合や、家具修理が自分でできるようになりたい場合は、いらない木片でまっすぐに切る練習をするといいでしょう。

テーブルのがたつき修理その3.湿気を飛ばして木の膨張をなくす

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木製のテーブルは湿気によって木が膨張することがあります。その膨張によってがたつきが起こっているケースもあるので、木が膨張してがたつきが起きている場合はテーブルを乾燥させてください。

エアコンの効いた部屋に1~2日ほど置いておくだけでOKです。湿気がなくなれば、膨張してゆがんでいた箇所が元通りになります。

引き出しの出し入れがスムーズにいかない場合も、エアコンを使った方法でなおることがあります。引き出しのねじ等のゆるみがないにもかかわらず、引き出しがスムーズに動かない時は試してみてください。

【引き出し】diyで動きをスムーズに!

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引き出しがスムーズに動かなくなった際の修理方法は2つあります。1つ目は、がたつきのところでも紹介したテーブルを乾燥させる方法。2つ目は、円滑剤をぬって引き出しの動きをスムーズにする方法です。

テーブルを乾燥させる際はエアコンの効いた部屋にテーブルを置いてください。床に直置きするよりも、台の上などに置いておいたほうが乾くのが早くなります

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台と言ってもテーブルの大きさである必要はなく、テーブルの脚が乗るサイズであればOKです。テーブルの脚が乗るような枕木やいらない段ボールをかませておいてください。

円滑剤を使う方法では、引き出しを取り出して、引き出しの側面に薄く塗ってください。スプレータイプのものやクリーム状のものなどがあります。自身が使いやすいものを選びましょう。

円滑剤を使えば、引き出しを出し入れする際の摩擦が軽減されて、動きがスムーズになりますよ。

【シミ汚れ色落ちの修理】diyできるものできないもの

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「シミや汚れが目立つ」「塗装がはがれかかっている」という場合の修理方法を紹介します。基本は、シミや汚れ、取れかかった塗装を落として、塗装しなおすことで解決しますよ。

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はがれかかった塗装の上から塗装する方法もありますが、凹凸ができやすく塗りムラが出るのであまりおすすめしません。

シミや塗装はやすりなどで削ることで落としますが、テーブルにされている加工によっては自分で修理できないものがあります。たとえば、ウレタン塗装です。

ウレタン塗装は多くのテーブルに使われていますが、塗装が固く剥がすには専用の機械が必要ですし、塗装も何度も塗り重ねるためとても時間がかかります。

また、アンティークテーブルの塗装は自分で修理することができますが、もともとの風合いを再現するのが難しいです。

「ただきれいにして見栄えをよくしたい」だけならdiyでいいのですが、「風合いをそのまま残したい」のであれば専門家にやってもらうほうがいいです。

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ウレタン塗装のテーブルの場合やアンティークテーブルの風合いを保ったまま修理したい場合プロに頼みましょう

逆に、無垢材の塗装は薄く、簡単に落とせますし、塗るのも簡単なので無垢材の場合にはdiyで修理することができますよ。

【塗装】テーブルをdiyできれいに塗装する方法

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オイルで塗装する方法を紹介します。オイルによる塗装は一枚板や無垢材のテーブルによく使われていて、木目がはっきりと感じられる仕上がりになるのが特徴です。

  1. まず、研磨剤を使って汚れや古い塗装を落とします。その際は、木目に沿って研磨剤を動かしてください。
  2. 木材そのものを傷つけないように、軽くこする程度で大丈夫です。力は必要ないので女性でも簡単にできますよ。
  3. 削ったカスが出るので、乾いた布切れで取り除き、塗装の剥がれ具合を確認しながら作業してください。
  4. 古い塗装が落ちたらもう一度削りカスやほこりをきれいに払います。そして、新しく塗装をしていきましょう。新しい塗装も木目に沿って行ってください。

はけを使うのが一般的ですが、普通のはけは慣れていないとムラができやすいので、コテバケを使うのがをおすすめ。コテバケはスポンジに柄が付いているツールです。

塗装をする際はムラを防ぐために、塗料をつけすぎないように注意しましょう。コテバケを塗料に浸したら、ウエス(いらない布切れ)で余分な塗料をとりのぞいてください。

塗る際は木目に沿って、一定の速さで塗っていきます。一度の塗りで完成させるのではなく、薄く塗り重ねるほうがきれいに仕上がります。塗り重ねる時は塗料が乾いてから塗り重ねてくださいね。

【傷やへこみ】diy修理でまっさらなテーブルに!

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傷やへこみの修理方法は、アイロンを使って木を膨張させてへこみを戻すやり方と、えぐれてしまったところに専用の詰め物をして直すやり方2つがあります。

テーブルの傷やへこみをアイロンで直す

小さな傷やへこみはアイロンを使って直すことができます。必要な道具も自宅にあるものでできますし、とても簡単なのでぜひ試してみてください。

  1. まず、直したい部分に水を少し垂らして数分間放置してください。
  2. 数間放置したら、直したい部分に濡れタオルをひきます。
  3. 濡れタオルの上から中温に設定したアイロンを数十秒当てます。

アイロンを当てるだけで、簡単にへこみがきれいになおりますよ。一度でなおらなかった場合はこの手順を数回繰り返してください。

詰め物を入れて直す

傷やへこみに詰め物を入れて直す方法では、パテと呼ばれるものを使用します。このパテを補修部分に入れ込むことで、傷やへこみを直します。

パテは白いので、パテがしっかりと固まったらその上から塗装します。近い色味の水性ペンを複数使って着色するときれいに仕上がりますよ。薄い色から初めてちょっとずつ濃い色を書き足すようにしていってください。

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大きな傷やへこみの場合や、ヴィンテージ物の場合は、風合いを残してきれいに仕上げるのが難しいので、プロにやってもらうほうがいいでしょう。

まとめ

ゆがみやがたつき、傷やへこみ、汚れと色落ちといった悩み別に、diyでできるテーブル修理の方法をお伝えしました。

また、自分で修理するときには事前に確認しておいたほうがいいことプロに頼んだほうが良いケースについても紹介しました。

プロに頼んだいい方がケース まとめ
  • 手間をかけたくない場合
  • 道具の入手が難しい場合
  • 仕上がりをきれいに仕上げたい場合
  • のこぎりでの作業になれていない人(テーブル脚のカット)
  • 木ねじが使われている場合(テーブル脚の付け根の留め具修理)
  • アレルギー体質の人(塗装修理)
  • ウレタン塗装の場合(塗装修理)
  • アンティーク家具の風合いを残したい場合(塗装修理)
  • アンティーク家具の風合いを残したい場合(傷やへこみ修理)
  • 傷やへこみが大きい場合

自分で修理をするのは手間がかかるので大変ですが、その分出来上がったときにはさらに愛着が湧くことでしょう。お気に入りのテーブルであれば、手間を惜しんで自分で修理することはやりがいのある仕事ですね。

ぜひ、diyでお気に入りのテーブルをきれいに仕上げて、長く愛用してあげてくださいね。

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あっしー
SEOライター。旅行、金融、インテリアに関するメディアで執筆しています。読者の視点に立った丁寧な記事作りを得意としており、SEOライティングでGoogle検索順位10位以内を多数獲得。「ハートは熱く、頭はクールに」「悪あがき上等」がモットー。あっしーという名だが、いわゆる「アッシー君」ではない。車は助手席に乗っているほうが好き。