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ベッドのきしみが気になる!自分でできる修理法と対処法をご紹介!

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長くベッドを使っていると、「ギシギシ」ときしむ音がしだして気になって眠れない。なんてことありますよね。では、古くなったからといってそのままにしておきますか?それとも買い替えますか?

まずは、ギシギシというきしみの”原因”を探ってみましょう。この記事ではきしみの原因別に、修理法と修理できないケースの対処法をご紹介しますので、参考にしてくださいね。

(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/屋内-ホーム-インテリア-4148893/)

まずはベッドのきしみの原因を突き止めよう!

高級ベッドならあまりないことかもしれませんが、ほとんどのベッドは長く使っているうちに、きしみが気になってきます。

これは、ベッドが寝返りを打つたびに体重を支えているからで、毎日使っているとどうしてもきしみがでてきます。

でも、ベッドがきしむ原因は長年使っているだけではないのです。他にも幾つか原因があります。ベッドのきしみは以下の原因が考えられます。

  • フレームのねじの緩み
  • 床板とフレームのずれ
  • すのこ板の接合のずれ
  • ガスシリンダーの部分の金具
  • ベッドの脚と床の隙間が原因
  • パイプベッドの特有の素材
  • バネの劣化
  • 布団を載せる

ベッドのきしみの原因によって、修理の仕方も異なります。次の章からそれぞれの原因別に修理方法紹介していきます。あなたのベッドの状態を確認しながら読み進めてみてくださいね。

ベッドのきしみの原因と修理法は?①フレームのねじの緩み

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ベッドのフレームは、ヘッドボード、サイドフレーム、フットボードなどいくつかのパーツを組み立てて作られています。

それを留める金具やネジが緩むことで、キイキイというきしみ音が出ることがあります。長く使っていると、菅具などが緩んでくるのは避けられません。

修理法

ベッドに横になってみて、フレームの結合部分にきしみがするようなら、マットレスを外してネジがきつく締まっているか確認してみましょう。

または、緩んでいるようなら、ドライバーでしっかりと締めるだけでもきしみは随分と改善されます。

最近はご自分でベッド購入時に組み立てる場合が多いですが組み立て時に、すぐにネジが緩まないよう、しっかりと締めることがきしみ予防になります。

ベッドのきしみの原因と修理法は?②床板とフレームのずれ

ほとんどのベッドは、フレームの上に床板を乗せて使います。このとき床板がぴったりとはまっていなかったり、フレーム自体がゆがんでしまって斜めになり、床板がずれていることがあります。

そのずれが原因でギュウギュウっというきしみがすることがあるのです。音も気になりますが床板が斜めになっていたりすると、ベッドに横になった時に居心地が悪く感じるはずですよ。

修理法

まずはマットレスを外して床板だけにし上から押さえてみましょう。

少しでもずれがあり、そのずれた部分にきしみを感じるようなら応急処置をして、床板とベッドのフレームの間にフェルトなどをはさむと解消されます。

ベッドが古くなってくるとフレームのネジが緩んできて、マットレスを外した時に床板が動いてしまうことがあります。うまくベッドに床板がはまっていないと、きしみが感じる時もあるのでよく確認してみましょう。

ベッドのきしみの原因と修理法は?③すのこ板の接合のずれ

通気性のいいすのこベッドだと、すのこ板の接合のずれが原因で音が出ることがあります。

すのこの場合は、一枚板ではなく何本もの横板で体重を支えるわけですから、少し甘く組み立てられていると音が鳴ってしまうのです。

最初はわずかなきしみでも、ずれが大きくなってくるとその音もだんだんと大きくなり気になり出すでしょう。

修理法

床板のすのこは、最初から組み立てられているケースがほとんどです。ご自分でフレームに取り付けるまえに接合部分のずれがないか、ねじや接着が甘くなっていないか確認しておくのが大事です。

甘いようならしっかりと固定しておきましょう。確認しておくことでフレームが原因のトラブルはだいぶ改善されますよ。

ベッドのきしみの原因と修理法は?④ガスシリンダー部分の金具

ベッドの下の部分を収納として使えるようになっている収納ベッドですが、ガス圧式の跳ね上げ収納ベッドでは、ガスシリンダー部分が劣化してギイギイときしむことがあります。

収納時の開閉だけでなく、マットレスの上に寝たり腰かけただけでも、その反動できしみが出るようになることがあります。このきしみはガスシリンダーを修理することで解消されます。

修理方法をご紹介する前に、まずはガスシリンダーのこと説明しておきます。

ガスシリンダーって?

ガス圧式の跳ね上げ収納ベッドのガスシリンダーとは、ベッド自体を持ち上げる器具のことです。

ガスシリンダーとは、密閉された伸縮性シリンダーの中に窒素ガスを充てんしたものです。

ピストンでガスを圧縮したときの反発力を利用することで、小さな力で重い物を持ち上げることが可能になります。

小型で、電源もメンテナンスも不要なので昇降式のオフィスチェアや、自動車のハッチバックなど、様々な日常用品に使用されています。

修理法
  1. 自分でベッドのガス圧式の跳ね上げを修理するには、ガスシリンダーを交換すればきしみもなくなり、開閉時のスムーズさも元に戻ります。
  2. ネット通販で、「ガスシリンダー」または「ガスダンパー」といったキーワードで検索して、正規品を多く扱っているサイトを見つけます。(同じ型番のものを購入します)
  3. 新しいシリンダーが届いたら交換していきます。交換作業が完了するまで床板が落ちてこないように開いたままにしておきます。(大人二人以上で行うようにしましょう)
  4. 補助として「つっかえ棒」も用意しておくと、床板を支えている人が楽になります。伸縮式(長さ調整可能)の物干し竿があると便利ですよ。
  5. ガスシリンダーは1本ずつ取り替えていきます。ガスシリンダーの両端の接続部分をまず外すのですが、順番は「上→下」の順で外していきます。
  6. 古いシリンダーを外せたら今度は、外した時の真逆の手順「下→上」の順で、取り付けます。きちんとはめることが出来たら完成です。つっかえ棒を外して完了です。

参照:https://bed-st.com/flipupbed-malfunction/

1人でしか作業できない場合や、シリンダーの型番が同じものが見つからない場合は無理に交換するのはおすすめしません。怪我することもありますし、型が違うときちんと合わず故障の元になりかねませんので。

そういう場合には、メーカーか修理業者を探して見積もりをしてもらいましょう。思い切って買い替えるのも一つの方法です。

ベッドのきしみの原因と修理法は?⑤ベッドの脚と床の隙間が原因

執筆者出典

正直このベッドの脚と床の隙間が原因の場合は「きしみ」というよりはガタガタする感じですから、寝ていると気になって熟睡できませんよね。

ステーションタイプのような脚付きのベッドの場合、すべての脚の長さが同じでないと、床との間にすき間ができて、その部分に負担がかかりきしみの原因となります。

床が原因の場合もあります。床の一部が凹んでいたり、水平でなかったりしてもベッドの脚の長さが違う時と同じことがおきてしまいます。

修理法

脚の長さが違うのが原因なら、音がする部分に布やフェルト、またはゴムパッキンなどを挟んで隙間をうめれば音がしなくなりますよ。

ベッドのきしみの原因と修理法は?⑥パイプベッド特有の素材

パイプベッドに使われるスチールは、もともと金属音に近いような音が出やすい素材です。ですから、少しでもねじが緩んだりすると、木製のベッドに比べるときしみ音が出やすいのです。

床板自体も薄いものが多いので、マットレスとの接触部分にわずかに音がすることがあります。

修理法

スチール素材が触れ合う音は、ちょっと苦手という人が多いようです。ベッド下にラグやカーペットを敷くことで音防止になりますよ。

もちろんネジの緩みなどは定期的にチェックしましょう。木のベッド同様ネジのゆるみはきしみ音の原因です。

ベッドのきしみの原因と対処法は?⑦バネの劣化

スプリング式マットレスの中は、いくつものバネでできています。中でもボンネルコイルの物は、らせん状に巻かれたコイルスプリングが全体に連結しています。それらが接触するときに、きしみの原因になるのです。

また、長年使い続けることによりバネが劣化し、よりきしみが大きくなってしまうことがあります。

ここまでは、きしみに対する修理法をご紹介してきましたが、スプリングのマットレスの修理は残念ながら自分ではできません。

しかし、きしみを軽減する対処法がありますので、こちらでは修理法ではなく対処法をご紹介します。

対処法

スプリング式マットレスは、同じところに荷重がかかり続けることで徐々に劣化していきます。スプリングの劣化を軽減させるにはマットレスの表裏や向きを定期的に変えると緩和されます。

マットレスからきしみが聞こえるようになったら、マットレスを裏返す事で音が軽減する事もあるので試してみてください。

また、薄いマットレスを上に乗せることで荷重の負担を軽減できるのできしみも小さくなります。

マットレスのきしみがひどい場合は、思い切って買い替えるのもおすすめですよ。ポケットコイルマットレスだと、それぞれのバネが独立して袋に包まれているため、きしみにくいのが特徴です。

ベッドのきしみの原因と対処法は?⑧布団を載せること

フレームの上に布団を置いて使うと、マットレスに比べるときしみ音は出やすくなります。それは、布団はマットレスに比べても薄いため、身体がよりフレームに近くなるからなんです。

我が家でも子供が小さい時は布団を使っていましたが、きしみ音が結構してました。成長期で寝相が悪かったのもプラスしてネジがゆるんでいたのも理由ですが・・・

今回のケースも、ベッドの修理ではなく対処法できしみが軽減されますので対処法をご紹介します。

対処法

通気性のことを考えて布団を使う人も多いでしょうが、きしみのせいで寝づらくなるなら、思い切ってマットレスに変えることをおすすめします。

マットレスにしたら、きちっとベッドのフレームにマットレスが収まってほとんど音がしなくなりますよ。

色々試してみたがそれでもきしみが収まらない時は?

きしみが気になるかどうかは個人差がありますよね。子供は結構平気で寝ていて、逆にこっちの方が気になって目が覚めてしまったりしますよね。また、部屋の環境によっても変わってきたりします。

きしみは、ネジや金具、またフレームや床などのずれによって生じることがほとんどです。定期的にメンテナンスをし、音がひどい場合は専門の店に修理に出すことも検討した方がいいかもしれません。

まとめ

寝返りを打つたびに、ギシギシときしみがして音が気になりだしたら眠れず逆に目がさえてしまったりします。もちろん、気になるかどうかは個人差はありますが。

ベッドにきしみが発生するのは、フレームの破損や各部位のズレが主な原因と言えます。また、スプリング式のマットレスをすのこベッドに敷いている場合はスプリングの劣化もきしみの原因になります。

マットレスのスプリングがきしみ出すとベッドマットレスの寿命と考えたほうが良いでしょう。長い時間過ごすベッドですから熟睡するためにメンテナンスはしっかりしておきましょう。

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なおれお
現在は、フルタイムで契約社員として働いています。ライターとして活動しつつ子育てブログ、特化ブログ運営中です。様々な分野の記事執筆をこなしています。