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【和室用ソファの選び方】畳に合う色・選び方は?参考例も紹介!

「和室にソファを置きたいけど…ソファの色選びって、なんだか大変そう」と、あなたはお悩みではありませんか?

和室とソファのコーディネートはなかなか見かけませんので、イメージしにくい方も多いと思いますが、色選びのコツやポイントを押さえれば、誰でも簡単にソファの色を選ぶことができますよ。

この記事では、和室用ソファの色を選ぶ方法・色選びのポイント・コーディネート例についてご紹介しています。

リノベーションをして、床がフローリングになった和室の部屋にも応用できますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/l827PgM-7Yk)

和室に合うソファの色は、落ち着いた色味

和室に合うソファの色選びのポイントは、”落ち着いた色味を選ぶこと”です。

ですが、落ち着いた色味と言われても、具体的にどんな色があるのか、なかなかすぐには思いつかないと思います。

また、ただ落ち着いた色味を選べばいいという訳でもありません。お部屋に配置することも考えたうえで、たくさんの色の中から、この色だ!というソファを選んでいく必要があります。

ここからは、落ち着いた色味を選ぶ方法を2通りご紹介していきます。あなたの好きな方法をどちらか選んでみてくださいね。

和室用ソファの色選び①アースカラーから選ぶ

まず初めに、ソファの色を選ぶ1つ目の方法として、アースカラーから選ぶ方法をご紹介します。

アースカラーとは、”自然界のなかにある色”のことをいいます。森の中をイメージすると想像しやすいですが、例えば、植物や土の色である、レンガ色オリーブ色のような色味です。

ただし、アースカラーとしてのハッキリとした定義が決まっていないので、本当にこの色でいいのか、色選びが少し不安になってしまうかと思います。

そこで、もう1つ、ソファの色を選ぶおすすめの方法をご紹介します。

和室用ソファの色選び②日本の伝統色から選ぶ

ソファの色を選ぶ2つ目の方法は、日本の伝統色から選ぶ方法です。

日本の伝統色とは、歴史的資料を基に、日本独自の伝統的な色を集めた色です。例えば、染料の「藍」からとった藍色や、江戸時代の流行色である江戸紫など、300色ほどの色があります。

日本の伝統色という本も販売されていますが、ネット上からでも色の確認ができます。ソファの色の確認だけであれば、伝統色を紹介しているサイトを利用してみるといいでしょう。

和室に合わないソファの色はある?

ここまで、ソファの色を選ぶ方法をご紹介しましたが、和室に合わないソファの色はあるのでしょうか。

結論からお伝えすると、和室に絶対に合わない色はありません。あなたのセンスによっては、うまく空間に馴染んでくれる場合もあります。

そこで今回は、”和室に合わせる難易度が高い色”についてご紹介します。

例えば、海外のお菓子でよく見かけるような、あまりにもビビッドで派手な色は、和室には合わせにくいでしょう。

また、白色のソファについては、雪のように真っ白な色でも、基本的には和室に合いますが、少しクリームがかった白のほうが、和室に馴染みやすくなりますよ。

和室に合わせにくい色が分かったところで、ここからは、アースカラーや日本の伝統色から、具体的にどの色を選ぶべきか、2つのポイントをご紹介します。

ソファ色選びのポイント①和室のお部屋と「同系色」を選ぶ

ソファの色を選ぶ1つ目のポイントは、お部屋と同系色を選ぶことです。

和室には畳があるお部屋が多いと思います。畳から同系色を決める場合は、黄緑色や、黄色のソファを選ぶといいでしょう。日本の伝統色で言うと、黄緑色なら「うぐいす色」、黄色なら「黄蘗(きはだ)色」などです。

もしも、明るい空間よりも落ち着いた空間のほうが好きなら、お部屋の柱の同系色となる、栗色や焦茶色のような、ブラウン系のソファを選ぶといいですよ。

同系色のソファを選ぶ方法は、インテリアコーディネート初心者さんにおすすめです。

ソファ色選びのポイント②あえて、お部屋に無い色を選ぶ

ソファの色を選ぶ2つ目のポイントは、あえて、お部屋に無い色を選ぶことです。

お部屋に無い色と言われても、少し難しいですよね。そこで、色選びを簡単にするために、「補色(ほしょく)」からソファの色を決めていきます。

補色とは、お互いの色が最も目立つ色のことをいいます。補色を調べるには、”色相環(しきそうかん)”と呼ばれる表を使います。

例えば、和室の畳から考えてみましょう。畳の色は黄色や黄緑色に見えますが、黄色・黄緑色の補色を見る場合、色相環で反対側にある紫や青が、畳の色の補色になるということが分かります。

補色をコーディネートに取り入れると、お部屋の中で色彩のコントラストが出て、センスのあるお部屋に見えますよ。実際に補色を使ったソファのコーディネート例は、後ほど画像と共にご紹介しています。

お部屋に無い色のソファを選ぶ方法は、インテリアコーディネートが得意な上級者さん向けの方法です。

実際にソファを選ぶときには、色で調べてもなかなか思っている色味のソファが見つからないことがあります。

そこで、落ち着いた色味のソファを取り扱っているおすすめのメーカーを、和室に合うソファと共にご紹介していきます!

モダン・北欧テイストのソファが相性バツグン

ここまで、和室に合うソファの色選びについてご紹介しましたが、あなたのお部屋に合わせたい色はイメージできてきましたか?

和室に合わせやすいソファを簡単に探すには、モダンテイスト・北欧テイストのメーカーから選ぶと、ソファ選びが簡単になりますよ。それぞれのテイストで、和室に合わせやすいソファのメーカーを確認してみましょう。

モダンテイストなら「カリモク60」

カリモク60というブランドでは、60年代のレトロモダンなデザインの家具を取り扱っています。

おすすめのソファは、『Kチェア2シーター』です。分類としては椅子になりますが、和室に合うソファとして、必ずKチェアが挙げられるほど人気の家具です。

ソファの仕様
  • 【サイズ】W1330×D700×H700×SH370
  • 【素材】ウッドタイプ:ラバートリー / カラー:ウォールナット

北欧テイストなら「IKEA」

人気ブランドのIKEA(イケア)は、北欧スウェーデン発祥のブランドです。意外かもしれませんが、北欧家具の色や素材はナチュラルなものが多く、和室に合う要素を元々持っています

おすすめのソファは、『EKENÄSET(エーケネーセット)』です。墨色にも見えるソファの生地と、無垢の木材は、和室に置いても全く違和を感じないデザインです。

ソファの仕様
  • 【サイズ】幅: 120 cm 奥行き: 78 cm 高さ: 75 cm シートの幅: 110 cm シートの奥行き: 50 cm シートの高さ: 42 cm
  • 【素材】バーチ無垢材

色味の参考にしよう!和室にソファを置いたコーディネート例

ここからは実際に、和室にソファを合わせたコーディネートもチェックしてみましょう。ソファの色選びの参考にしてみてくださいね。

和室と「グリーン」のソファ

こちらのコーディネートは、和室の畳と同系色のグリーンのソファを選んだ例です。

ソファのフレームと張地が、和室の柱・畳の色とうまく馴染んでいることがよくわかりますね。

和室と「グレー」のソファ

こちらのコーディネートは、和室に明るめのグレーのソファを選んだ例で、小さめの和室におすすめです。

お部屋に圧迫感を出したくないときは、暗い色のソファを置くよりも、明るい色のソファを置いたほうが、空間が広く見えますよ。

和室と「ブルー」のソファ

こちらのコーディネートは、畳の色の反対色となる、補色を使ったコーディネート例です。

和室に鮮やかなブルーのソファがあると、違和を感じるかと思いきや、意外にも相性バッチリだと思いませんか?

柄物のソファも和室に合うの?

ここまで、和室におすすめのソファや、選ぶべき色についてご紹介しましたが、ソファによっては柄入りのものもありますよね。「和室に柄のソファって合うのかな?」と、あなたは少し疑問に感じていませんか?

結論からお伝えすると、全ての柄が和室に合わないわけではなく、ソファの柄によって和室に合うものがあります。

例えば、和室に向いている柄の例として、レトロポップな柄のソファは最適でしょう。

一方、和室に向いていない柄の例として紹介すると、ハワイアン風な柄のソファは和室に向いていないでしょう。

昭和の雰囲気を感じるレトロポップな柄とは違い、ハワイアン柄からは、南国をイメージしてしまうと思います。

「その柄から日本らしさを感じるかどうか」で、和室に向いているかどうかを判断するといいですよ。

まとめ

今回は、和室に合うソファの色と、おすすめのソファ、インテリアコーディネート例についてご紹介しました。

ソファの色は、落ち着いた色味が和室と良く合います。アースカラーから選ぶ方法と、日本の伝統色から選ぶ方法がありますが、おすすめは、約300色の種類がある、日本の伝統色から選ぶ方法です。

どの色を選ぶべきかは、和室と同じ色味にするか、あえて全く違う補色にするのか、2通りの方法から選んでみてくださいね。

また、柄のソファの選ぶときには、その柄自体から、日本らしさを感じるかどうかで選びましょう。昭和レトロなお部屋にしたいなら、レトロポップな柄を選んでみるのも面白いですね。

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