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ひび割れした革ソファー は自分で補修できる!長持ちさせる秘訣も紹介

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革製ソファーを使っていると、表面に小さなひび割れができることがあります。見た目が悪いだけでなく、ザラザラと触り心地も悪く、あなたの悩みの種になっていませんか?

補修をせず、そのまま放っておくと革の破れにもつながるため、ソファーの劣化は早めに対処したいですよね。

この記事では、ソファーの革が劣化する原因と、ボロボロになった革の補修方法についてご紹介しています。

また、記事の後半では、プロへ依頼する場合の対応内容や、革製ソファーを長持ちさせる秘訣も解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

補修の前に…そもそも、ソファーの革が劣化する原因とは?

補修方法について知る前に、まずは、ソファーの革が劣化する原因について知っておきましょう。

ソファーの革がボロボロになる原因として、大きく分けて3つの原因が考えられます。

ソファーがボロボロになる原因は3つ!
  • 革の油分不足
  • 洋服との摩擦
  • 油分・水分などの汚れ

例えば、ソファーのメンテナンスを怠ると、革の油分不足となり、乾燥してソファがボロボロになってしまいます。

また、お風呂上りに素肌のままソファへ座ると、ソファに水分が付着し、革が変色します。水分の量によっては柔軟性がなくなり、硬くなった革は傷みの原因につながります。

ひび割れてしまった革製ソファーは、DIYで補修できる?

革製ソファーがボロボロになってしまったら、まずは自分でなんとか対処できないか気になりますよね。

結論からお伝えすると、DIYでの補修は可能です。しかし、購入時の状態まで完璧に補修するのは難しいと考えておきましょう。

補修の際は、特に”色合わせ”の作業が大変だと言われています。この後詳しくご紹介しますが、DIY補修で使う補修用品は、ソファーの革の色と合わせないと、補修した場所が逆に目立ってしまいます。

また、革の種類が「本革」の場合、DIY補修はおすすめできません。なぜなら、本革を扱うには高い技術が必要だからです。革自体も高価なため、失敗ができない素材なんです。

次の項目では、本革・合皮の見分け方についてご紹介していきます。

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あなたのソファーは合皮?それとも本革?

合皮と本革を見分けるためには、ソファーのタグを確認したり、購入して間もないソファーなら、購入店へ問い合わせて素材の確認をすることができます。

ですが、譲り受けたソファーや、長年使って購入場所が分からないソファーなどは、合皮か本革か、調べようがなくて困ってしまいますよね。そこで今回は、本革と合皮の簡単な見分け方をご紹介します。

あなたのソファーが本革か合皮か見分けるためには、座面を指で軽く押してみましょう。

指の周りにシワが寄る場合、合皮の可能性が高いです。一方、シワができずに革全体が沈む場合、本革の可能性が高いでしょう。

本革と合皮は、ある程度知識がある人でも、一目見ただけではすぐに判断できないほど難しい素材です。迷ってしまう場合は、最寄りの革専門店へ相談してみてくださいね。

ここからは、ソファーの補修方法について、詳しくご紹介していきます。

自分で修理する場合、革製ソファーの補修用品は何を選ぶべき?

初めにご紹介するのは、DIYでの補修方法です。自分で補修をするためには、まずは必要な道具を購入しなければいけませんね。

店頭へ足を運ぶと、革用の補修用品は様々な種類があります。どれを選ぶべきか迷ってしまう前に、補修用品の種類を把握しておきましょう。

補修用品は大きく分けて4種類あります。革製ソファの補修におすすめのタイプもご紹介していきます。

革製ソファーの補修用品は4種類!
  • スプレータイプ
  • ペンタイプ
  • ペーストタイプ
  • シールタイプ

この中で、ソファーを補修するのにおすすめのタイプは、「ペーストタイプ」と「シールタイプ」です。

ペーストタイプは混色ができるメリットがあり、シールタイプは誰でも簡単に補修ができる点がソファの補修に向いています。

革製ソファーのDIY補修方法

ここからは、「ペーストタイプ」と「シールタイプ」の補修用品を使った革製ソファーのDIY補修方法を、ソファーの症状別にご紹介します。

ソファーの革がひび割れている

ソファーの革がひび割れてしまったときは、ペーストタイプの補修用品”革用補修クリーム”を使って、ひび割れを目立たなくすることができます。

実際に革の修理店の方からおすすめされた商品は、「サフィール」というメーカーの補修クリームです。1本の価格が1,300円とお手頃なので、今後のためにも1つ手元に持っておくと便利かもしれませんね。

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ソファーの革が破れてしまった

ソファーの革が破れてしまったときは、シールタイプの補修用品”合皮補修シート”を使って、破れた穴をふさぐことができます。

シート自体に、ゴムに似た強い伸縮性があるため、ソファーの座面部分に使っても安心な素材です。

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ソファーの補修をプロへ依頼した場合、どんな補修ができるの?

本革ソファーの場合、補修はプロへ依頼することになりますが、プロの手ではどんな補修ができるのでしょうか。

今回は、レザーの補修を行っている『トータルリペア』のサイトから、革の修復ができる素材と傷の状態をご紹介します。

修復ができる素材と傷の状態 素材
  • レザー製品
  • ビニールレザー
  • 合皮素材
  • モケット素材
  • パンチ加工されたもの…など
傷の状態
  • シワやヒビ
  • 色褪せ
  • タバコの焦げ痕
  • 破れ、穴あき
  • カラーチェンジ…など

(参考:https://www.carrepair.jp/interior_repair/leather/sofa)

このように、プロが革製ソファーを補修するとなると、幅広い素材と傷の状態での補修対応ができるんですね。

プロへ依頼した場合、補修費用はどれくらい?

補修をプロへ依頼した場合、費用がどれくらいかかるのかも気になりますよね。

レザーの補修を行っている『トータルリペア』のサイトでは、ソファー修理の費用として以下のように記載がありました。

対応内容 費用
ソファーの部分補修 14,000円~
ソファー1脚の修復 27,000円~
革の修理 目安の費用がなく、見積もりが必要

(参考:https://www.carrepair.jp/interior_repair/leather/price)

こちらの費用は、ソファーの大きさや状況によって価格が変動するため、あくまでも目安として考えてくださいね。

修理店へ見積もりを依頼する際には、ソファーの画像や劣化状況なども併せて伝えますが、正確な見積もりは実物を見てからになることがほとんどです。

ボロボロになった革のソファーでお困りの方は、一度、修理店へ見積もりを依頼して、大まかな費用を確認してみましょう。

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革製ソファーの補修は、DIYとプロへ依頼、どっちがおすすめ?

ここまで、革製ソファーの補修方法をDIY・プロへ依頼する方法と2通りご紹介しましたが、あなたは今、どちらの方法で対処すべきか迷っているのではないでしょうか。

本革製のソファーの場合はプロへの補修依頼一択ですが、合皮ソファーの場合はDIYでも補修ができます。

対処方法を選ぶ基準として、ソファーの愛着度で判断してみましょう。例えば、親から譲り受けたソファーや、ソファーに思い入れがある場合は、補修費用を気にするよりも、確実に対応してくれるプロへ依頼すべきです。

修理店によると、革製のソファーを自分で補修して、状態が悪化してしまったために店舗へ持ち込む方も居るようです。

以上のように、補修の完成度、手間、補修後の耐久性を踏まえた場合、DIYのような感覚でソファーを修理するのは難しいです。小倉田川店にも、ご自身で修理を試みられた結果、見た目が悪くなってしまい修理をご依頼頂く事があります。

(出典:https://fc-kawa-kenkyujyo.net/kokura-t/archives/3586)

自分で補修をするのにあまり自信が無ければ、プロへ補修を依頼したほうが良さそうですね。

補修頻度を最小限にしよう!革の劣化を防ぐには?

うまく補修を終えたあとも、今まで通りソファーを使っていては、同じ補修を繰り返すだけになってしまいます。

革製ソファーの劣化を防ぐには、普段から以下のような使い方をするように気をつけてみましょう。

革の劣化を防ぐソファの使い方!
  • 直射日光を避けてソファーの配置を考える
  • 水分や汚れが付いたら、すぐに拭き取る
  • 毎日のお手入れは乾拭きでOK
  • 革が乾燥するため、クーラーやストーブの近くに置かない
  • 最低でも年に2回はメンテナンスを行う

合皮製のソファーは、合皮の特性上どうしても寿命がありますが、本革製ソファーは使い方次第で何十年も長持ちしてくれますよ。

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革製ソファーの補修方法まとめ

今回は、ボロボロになったソファーの革を補修する方法についてご紹介しました。

毎日使う家具だからこそ、補修をしながら大切に使っていきたいソファー。補修で最も気をつけたいのは、ソファーの張地が本革の場合です。

本革製のソファーはDIYで補修することができませんので、自分で対処しようとせずに、補修のプロへ依頼するようにしてくださいね。

革の補修を終えた後も、普段からの使い方を少しだけ気をつければ、ソファーの革も長持ちしてくれますよ。

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