観葉植物

観葉植物の育て方!知らなきゃいけない基本をすべて解説

家に緑を置く習慣がない人にとっては、観葉植物の育て方、管理の仕方は不安に思うことが多いはずです。

「水やりの加減がわからない」、「置き場所が正しいのかわからない」、「冬場の寒い時期は特別な管理が必要になるのか」などの悩みがあることでしょう。

この記事では観葉植物の育て方について、観葉植物の管理が慣れていない人たちに向けて、基本的なお世話の仕方から、間違えてしまいがちな注意点などをご紹介していきます。

観葉植物は丈夫で手がかからないものが多く、お世話も簡単で難しいことはないので、この記事を読めば誰でも不安を持たずに、植物を元気に育ててあげることができるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

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観葉植物の育て方の基本~水やり~

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観葉植物を育てる上で一番大切なこと、それは水やりです。誤った仕方の水やりは、観葉植物を枯らしてしまう最大の原因にもなります。

「水は毎日与えておけばいいのでは?」「量は決まってないから別に適当で大丈夫でしょ?」などと思われている人もいるのではないですか。

水やりは、正しい知識を持っていないと、間違った方法で行ってしまいがちなので、理解して実践していきましょう。

水やりの押さえておくべきポイント
  • 水やりのタイミング
  • 水やりの量
  • 葉水について

水やりのタイミング

観葉植物への水やりは、単純に毎日同じ時間に行えばいいというものではありません。基本的な水やりのタイミングとそれを判断する基準は、”土が乾燥してから”と覚えてください。

土が乾燥しているのを確認するのは目視だけでは難しいかもしれませんし、表面の土が乾燥していても、土の中にまだ水分がある場合もあります。

割り箸や細い棒を挿して確認、あるいは土の中の乾燥具合を計ることができる水分計を使用して、確実に土が乾燥しているかどうかを確認できるといいでしょう。

水やりのしすぎで、土の中が常に湿った状態にあっては、根腐れを引き起こします。観葉植物は乾燥状態にさせることも大切なので、メリハリのある水やりを心がけましょう。

水やりの量

水やりの量に関しては、鉢の底から水が流れ出てくるくらいまで、たっぷりと与えてください。

一度に水をたくさん与えることで、土の中の空気を古いものから新鮮なものに入れ替えることになり、根腐れを防ぐことにつながります。

また、鉢に受け皿をしている場合、流れ出て溜まった水は必ず捨てましょう。

葉水について

葉水(はみず)とは、葉からも水を吸収する観葉植物の葉に水を与えることです。

観葉植物の多くは、高温多湿な環境が好ましく、生き生きと葉を茂らすために葉に水分を含ませる必要があります。また、葉水には乾燥を防ぐだけでなく、病害虫を防ぐ効果もあります。

葉水のやり方は、霧吹きを使って、葉を潤す程度に軽く吹きかけるのが一般的です。一回で多くの水を与える必要はありませんが、毎日行っても問題はないので、1日1回与えてあげるといいでしょう。

観葉植物の育て方の基本~日光~

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観葉植物を育てるには、水だけでなく日当たり、つまり日光も欠かせません。

午前中にできるだけ日が当たる場所に置くようにして、日当たりを調整しながら、植物が必要とする日光の量に応じて、管理ができるように心がけましょう。

どれくらいの日光が必要となるのかは、観葉植物の品種、それに季節によっても変わります。ただし、直射日光を当てることは多くの植物にとって好ましくありませんので注意しましょう。

直射日光への耐性があり日当たりがよいことを好む観葉植物、あるいは日陰でも育ちやすい耐陰性に優れた観葉植物とがあるので、育てている植物の種類とその環境の好みは調べて理解しておきましょう。

観葉植物の育て方の基本~肥料~

観葉植物を育てるうえで、肥料は絶対に必要というものではありません。ですが、より大きく丈夫に育てたい、あるいは葉に元気がないなどの場合には与えてみてもいいでしょう。

また、鉢植えで育てている場合、栄養分が水と一緒に流れ出てしまって、土の中の養分が足りなくなることがあるので、状態を見て必要がある場合には肥料を与えてあげるといいでしょう。

肥料を与えるタイミングは、生育期間である5月~10月に、2カ月に1回くらいが理想的です。肥料には、土の上にまく小さい粒状のタイプで、ゆっくりと効果が出てくる緩効性肥料のものを用意するといいでしょう。

ただし、肥料の与えすぎは植物を弱らせるもととなるので注意してください。

観葉植物を買ってきたときの注意点

観葉植物を買ってきて、いざ育て始めるという前に気をつけなければいけない注意点があります。知らないとやってしまいがちなポイントなので、植物を買う前に読んだという人はぜひ実践してください。

買ってきてすぐに水やりをする、日当たりがよい場所に置くというのは、実はあまりやってはいけません。基本的に買ってきてからは1週間程度放置と覚えましょう。

買ってきた直後の観葉植物は、環境の変化により強いストレスが生じている状態です。少しずつ環境にならしてあげる必要があります。

また、買ってきたときの土のまま育てるというのも良くないので、同じように1週間程度環境に慣らした後で、新しい土に入れ替えて、ポットで買ってきたときには鉢を用意して植え替え作業を行いましょう。

観葉植物の置き場所について

(画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e6%a4%85%e5%ad%90-%e5%ae%b6-%e9%83%a8%e5%b1%8b-%e6%a4%8d%e7%89%a9-%e3%83%84%e3%82%bf-5727263/)

観葉植物を室内で育てるときには「どこに置くか」置き場所も重要なポイントのひとつです。

例えば、元気に育てるために、日に当てることはとても大切ですが、直射日光が当たる場所は避けなければなりません。

置き場所を決めるときに考慮するべきポイントは以下の点です。部屋のインテリアと植物にとって望ましい場所をあわせて考えられるといいですね。

観葉植物の置き場所を決めるときのポイント
  • 日当たりがよい
  • 直射日光が当たらない
  • 風通しがよい
  • エアコンや扇風機などの風が直接当たらない
  • 気温が20℃前後

観葉植物の調子はどこでみる?

観葉植物を育てるうえで、当然観葉植物の元気がなくなることも考えられます。

観葉植物の調子が悪いとき、「葉がしおれている」「葉の色が変色している」などその症状は葉に現れます。観葉植物の調子をみるときは、葉を観察するようにして、日頃から気を配りましょう。

葉に何かしらの症状が表れている場合、その原因の多くは育て方の基本的なことにあります。水が不足していないか、水をやりすぎていないか、日当たりが悪く日光不足になっていないかなどです。

また、温度が適切ではない、あるいは乾燥しすぎているという場合もあるかもしれません。毎日観察を続けて、育て方を少しずつ変えながら原因を探り、対処していきましょう。

サイズの違いによる観葉植物の育て方

(画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1056182)

観葉植物のサイズが違うときも基本的な育て方は変わりません。ただ、その植物の大きさに合わせて、水やりのタイミングや量などを少し変えてあげる必要があります。

小型と大型の観葉植物について、それぞれで少し変えてあげた方がいいポイントをご紹介していきます。

小型の観葉植物

小型の観葉植物を育てる場合には、鉢も小さいものを使うので、土の乾きが比較的速いです。その分、水やりのタイミングが狭まって、水やりの回数が増えることになります。

水やりの回数が多くなることは、土の中の養分も水と一緒に流れやすくなってしまうので、肥料を与えてあげた方が元気になるということもあるかもしれません。

また、小型の観葉植物は葉に病害虫が発生した場合、広がるスピードも速くなるので、神経質になる必要はありませんが、葉の状態の観察にはより注意を配りましょう。

もう一点、そのサイズゆえに場所を選ばずにどこでも置くことができるのが小型の観葉植物のいいところですが、どこに置くかは日当たりのこともしっかりと頭に入れておくことができるといいですね。

大型の観葉植物

大型の観葉植物を育てるときには、鉢は普通より大きなものを用意する必要があります。鉢が大きい分、水やりの頻度は小型のものと比べて少なくなりますが、水やりには注意が必要です。

鉢が大きいと、土の表面が乾燥していて水やりのタイミングだと思っても、深さもあるので実際には土の中に水分が多く残っている場合が多くあるからです。

必ずしも要るわけではありませんが、水やりチェッカーや水分計を使用すれば土の中も乾燥しているのかが確実にわかっておすすめなので、購入してみるといいでしょう。

種類にもよりますが、2~3週間に1回の水やりでも全く問題のないものもあります。土がしっかりと乾くのを待って、水やりを行うようにしましょう。

季節の違いによる観葉植物の育て方

夏の暑い時期、冬の寒い時期と季節によっても、観葉植物の育て方を少し変えてあげましょう。

ここでは、夏と冬の時期でそれぞれ育てるうえで気をつけておきたいことをご紹介していきます。

夏場の育て方のポイント

夏場は気温が高く、植物の生育期でもある季節です。気温の上昇によって土が乾燥しやすくなり、植物自身も成長のためにより多く水を吸い込みます。

そのため、水やりの回数を増やす必要があります。植物の種類と土の乾き具合によっては朝、夕の1日2回の水やりが必要になる場合もあるでしょう。

気温が高く、日差しの強い昼間の時間帯に水やりをすると、すぐに水分が蒸発して土が乾燥してしまうので、気温の上がらない朝、気温の下がる夜の水やりが望ましいです。

室内の気温の上がりすぎにも注意して、風通しをよくすることも頭に入れておきましょう。気温が上昇しているときは、エアコンを使用して温度管理をするのがいいですが、エアコンの風を直接あてることは避けましょう。

冬場の育て方のポイント

高温多湿の気候を好むことが多い観葉植物にとって、冬場の寒さ対策は夏場以上に重要です。

日が出ている時間は、なるべく日が当たるような場所で管理すること、室内の気温が下がりすぎる場合には暖房で温度管理をすることが必要です。

水やりは植物が休眠期で、水を吸わなくなるため、普段よりも間隔を空けて、土が乾燥してから2日後くらいの水やりで十分であり、水やりのタイミングが異なるので注意しましょう。

ただし、葉の乾燥には気をつけて、葉水をする、温風が直接当たらないようにするなどの対策をとりましょう。

観葉植物の植え替えについて

鉢植えで育てている観葉植物は、生育が進むと根を張るスペースが限られてきて、根づまりを起こすので、新しい鉢に植え替えをする必要があります。

大きく育てたくない、生育が進んでいないという場合でも、植え替えをしないと根づまり、根腐れを起こし、病害虫の発生のもとにもなり、弱っていってしまいます。

植え替えの目安は1~2年に1回の頻度です。また、鉢植えから根がはみ出している、水やりのときに水が鉢植えからうまく流れ出てこない、といったときは根がつまっている合図です。

植え替えには新しい鉢、新しい土、移植ごてなどを用意して、生育期である5~9月の時期に行いましょう。

観葉植物の育て方は基本が大事!

観葉植物を育てるうえで何より大切なのが基本で、具体的には、この記事のはじめでご紹介した水やりと日当たりを考えた置き場所の2つです。

植物の状態が悪い時には、水が不足しているか、与えすぎているか、または日当たりが足りていないか、日に当たりすぎているかのいずれかが原因の場合がほとんどです。

小型、大型の観葉植物とサイズが違う場合も、季節が変わった場合の育て方も、基本的には水やりと日当たりをそれに合わせて少し変えてあげるだけといえます。

この2つの育て方の基本を理解していれば、たいていの場合は心配いりません。しっかりと植物の状態を見てあげながら、植物に合わせてお世話を実践していきましょう。