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ヒュッゲの意味とは?北欧から学ぶ幸せな時間と快適な空間のつくり方

日本でも見掛ける機会が増えてきた「ヒュッゲ」という言葉。暮らしにおける幸せや心地良さを意味する言葉で、デンマーク人が大切にする価値観の1つです。

デンマークと言えば、“世界一幸せな国”として有名なこともあり、より人生を豊かにする方法としてヒュッゲが注目されています。あなたもヒュッゲを取り入れて、今よりもっと幸せを感じてみてはいかがでしょうか。

この記事では、世界で注目されているヒュッゲについて詳しく解説していきます。また、ヒュッゲな暮らしの仕方や、ヒュッゲを意識した空間づくりのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

(トップ画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/4050292/)

「ヒュッゲ(Hygge)」の意味とは?

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「ヒュッゲ(Hygge)」とは、暮らしにおける「快適な時間」や「心地良い空間」を意味するデンマークの言葉です。また、日常の中から幸せを感じるための“デンマーク人の心の持ち方”を指す言葉でもあります。

一言で説明するのは難しいですが、ゆったりとした時間を楽しむことや、そのために必要な環境を用意することを「ヒュッゲ」と呼びます。日本では「まったり」や「のんびり」に近い言葉と言えるでしょう。

日本でも広まりつつあるヒュッゲは、2016年頃に世界的なブームとなりました。近年は、コロナ禍により自宅で過ごす時間が増え、人と人との繋がりや日々の生活を見直すため、再びヒュッゲが注目されているのです。

ヒュッゲを取り入れた暮らしとは?具体例を紹介

一口に“ヒュッゲ”と言っても、人によって少しずつニュアンスが異なります。と言うのも、個人により心地良さを感じるポイントが異なるからです。

では、実際にヒュッゲを取り入れた暮らしには、どのようなものがあるのでしょうか。具体例として以下のようなものが挙げられます。

ヒュッゲな暮らしの具体例
  • 一家団らんで食事をする
  • 近所の公園に行き、自然の中で散歩をする
  • 友人と一緒にティータイムを楽しむ
  • お気に入りのカップでコーヒーを飲む
  • 部屋に好きな家具やインテリアを置く

上記の例を見ても分かるように、ヒュッゲは決して壮大なものではありません。ありふれた日常の中に、少しの工夫を加えるだけでヒュッげな暮らしは実現できます。

尚、ヒュッゲには“これをしなければいけない”というルールはないので、自分にとって心地良い時間や空間をつくることがポイントです。

ヒュッゲは“自然体でいられること”に意味がある

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ヒュッゲを取り入れる際に大切なのは、より心地良さを感じられるように“自然体”でいられる時間や空間をつくることです。特に気を遣いやすい日本人だからこそ、意識すべきポイントと言えます。

例えば、友人を自宅に招いて食事をするとしましょう。人目を気にしやすい日本人は、料理の見栄えを気にしたり、念入りに掃除をしたりと何かと気を遣うことが多いです。

一方、デンマーク人は普段と変わらない料理を大皿で出しますし、慌てて掃除をすることもありません。あくまでも“全員が楽しい時間を過ごす”ことを意識しているため、自然体で心地良く過ごせるのです。

日本人は“おもてなしの心”を大切にしていますが、ヒュッゲな暮らしをする際は気楽に過ごすことを意識し、なるべく気を遣わないようにするのもポイントです。

日本でヒュッゲな暮らしをする意味とは?

前述したように、ヒュッゲは快適な時間や心地良い空間をつくるために、デンマーク人が大切にしている価値観です。

デンマークは「暗くて寒い時期が長い」「税金が高い」など、決して暮らしやすい環境とは言えないですが、それでも“幸福度が高い国”として名を馳せています。その要因の1つとされているのが「ヒュッゲ」なのです。

一方、デンマークよりも税金が安く、気候が穏やかな日本は“幸福度が低い”傾向にあります。実際に『世界幸福度調査(2020)』のランキングを見てみても、日本は「62位」と順位が低いです。

(参考:http://riomh.umin.jp/happy.html)

ヒュッゲの有無が幸福度を決める訳ではないですが、あまり幸せを実感していない日本人んとって、ヒュッゲは“人生を豊かにするためのヒント”になるでしょう。

近年は、コロナ禍や不安定な経済状況により、日本人も自宅で過ごす時間が増えています。行動が制限される中、快適な時間や空間をつくるヒュッゲを取り入れれば、より充実した時間を過ごせられるでしょう。

ヒュッゲの意味を理解したら早速実践してみよう!

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/4050299/

ここまでの内容で、ヒュッゲがどのようなものなのかをイメージできたかと思います。では、実際にヒュッゲな暮らしを始めるには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。

これからヒュッゲを実践する上で、特に押さえておくべきポイントとして以下の3つが挙げられます。

ヒュッゲな暮らしを始める際のポイント
  • 小さなことや今ある物に感謝する
  • 自分にとって意味あるヒュッゲを考える
  • ヒュッゲを感じるアイテムを取り入れる

上記の3つのポイントを意識すれば、簡単にヒュッゲな暮らしを実現できます。次の章からは、各ポイントについて詳しく解説していきます。

ポイント①小さなことや今ある物に感謝する

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日本には便利な物やサービスが溢れており、とても暮らしやすい環境にあると言えます。しかし、生活環境が整っているがために、今の状況が“当たり前”と考えてしまう方が多いです。

その結果、日本人は些細なことから幸せを感じにくくなっており、今ある物への感謝を忘れがちです。「〇〇があるのは当たり前」「〇〇があったらもっと幸せになれる」という考えは、幸福度を下げる原因になります。

その点、ヒュッゲを実践するデンマーク人は、小さなことや今ある物に感謝をして幸せを感じています。これがヒュッゲの本質であり、幸福度を高めるポイントなのです。

もちろん生活を豊かにすることは大切ですが、上ばかりを見ていてもキリがありません。ですので、何気ない日々に感謝をして、今ある環境から幸せを感じられるように意識してみましょう。

ポイント②自分にとって意味あるヒュッゲを考える

出典:https://unsplash.com/photos/tAH2cA_BL5g

ヒュッゲな暮らしをする上で、自分にとって意味のあるヒュッゲを考えることが重要です。前述したように、ヒュッゲには“これをしなければいけない”というルールはありません。

個人の生活や感覚によってヒュッゲの中身は変わるので、あなたにとって心地良い時間や空間をつくる必要があります。

例えば、家族や友人と食事を楽しむのも良いですし、好きなインテリアを配置して落ち着ける空間をつくり出すのも良いでしょう。

自分に合ったヒュッゲを実践することで、日々の暮らしが豊かになり、より幸せな人生を送れるのです。

ポイント③ヒュッゲを感じるアイテムを取り入れる

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デンマークや北欧の人々は、自宅を快適な場所にするために家具やインテリアに拘る傾向があります。

日本の生活においても、暮らしの中心は“自宅”であるため、ヒュッゲを感じる家具やインテリアを取り入れるのもおすすめです。

ここで言う“ヒュッゲを感じる家具・インテリア”とは、空間を彩るデザインや生活を豊かにしてくれるアイテムを指します。

ヒュッゲを感じるアイテムを取り入れることで、より居心地の良い空間をつくり出すことができます。

ちなみに、デンマーク製の家具・インテリアは「デザイン性」と「機能性」を兼ね備えていることで知られています。

洗練されたシンプルな見た目が特徴で、長く使えるように機能面も追求しているので、ヒュッゲな空間をつくるのに特におすすめです。

ヒュッゲを意識した空間づくりのポイント

出典:https://unsplash.com/photos/4HG3Ca3EzWw

家族や友人と食事をするにしても、1人の時間を楽しむにしても、快適な時間を過ごすには“心地良い空間”をつくることが重要です。

以下の3つのポイントを意識すれば、ヒュッゲな暮らしに最適な空間をつくることができ、より快適な時間を過ごせられます。

ヒュッゲを意識した空間づくりのポイント
  • 素材の温もりを感じる家具を使う
  • シンプルなアイテムを取り入れる
  • 照明の明るさやデザインに拘る

素材の温もりを感じる家具を使う

デンマークをはじめとする北欧家具は、素材の温もりを感じられるアイテムが多いです。暗くて寒い時期が長い北欧にとって、温かさを感じるアイテムは重宝されていたのかもしれません。

代表的なものとして「ウォールナット」や「オーク」などを使用した“木の温かみ”を感じられる家具が挙げられます。

木材を使用している家具は、自然ならではの温かみや香りを感じられ、空間に優しい印象を与えてくれます。無機質な家具よりも心地良さを感じやすいので、ヒュッゲな空間づくりにピッタリなアイテムと言えるでしょう。

シンプルなアイテムを取り入れる

ヒュッゲを大切にしているデンマーク人は、本当に必要な物だけを所有し、長く愛用する傾向があります。と言うのも、福祉国家であるデンマークは税金や物価が高いため、無駄な消費を避けるからです。

そのため、デンマーク人は飽きが来なくて長く使える“シンプルなアイテム”を好みます。長く愛着を持って使うことで、物へのありがたみを感じられ、日常の中から幸福感を得られるのです。

その点、日本はたくさんの物で溢れており、物があることに対するありがたみを忘れがちです。

デンマーク人のようにシンプルなアイテムを使えば、余計な物を持たなくなり、お気に入りの物だけに囲まれた“ヒュッゲな空間”をつくり出せます。

照明の明るさやデザインに拘る

ヒュッゲな空間を演出するのに、欠かせないのが「照明」です。夜が長いデンマークでは、自宅での居心地を良くするため、照明の明るさやデザインに拘りを持っています。

なるべくデンマークのヒュッゲに寄せたい方は「キャンドル」の利用がおすすめです。元々デンマークでは、長く暗い冬を快適に過ごすためにキャンドルが使われていました。

現代でも季節を問わずに火が灯されており、デンマークは“キャンドル消費世界一”としても知られています。つまり、ヒュッゲの文化にキャンドルは「必須アイテム」と言えるのです。

尚、キャンドルはマイナスイオンや香りの発生により、気持ちを落ち着かせる効果があります。癒やしを与えてくれるキャンドルが身近にあることも、きっとデンマーク人の幸福度に関係しているのでしょう。

日本人だからこそヒュッゲを実践する意味は大きい

今回は、日本でも広まりつつあるヒュッゲについて紹介しました。様々な制限がある生活環境の中、デンマークの幸福度が高いのは「ヒュッゲ」の意味を知ることで答えの一部が見えてきます。

特に非日常から幸せを求めがちな日本人にとって、日常の中から幸せを見つけるヒュッゲは、幸福度を高めるために必要な価値観と言えるでしょう。

とは言え、他国の価値観を取り入れるとなると、戸惑うことも多いかと思います。ですので、まずは家族や友人と食事を楽しんだり、インテリアを変えてみたりと出来ることから始めてみると良いでしょう。

ぜひこの機会にヒュッゲな暮らしを実践して、より幸せな人生を手に入れてみましょう。

 

ABOUT ME
ゆうと
愛知県出身。建設業からWebライターへと転身後、旅行・転職・アニメなど幅広いメディアで記事を執筆。無類のバスケット好きで、幼い頃からNBAの大ファン。