今回はおすすめのダブルベッドをマットレス、フレームにそれぞれ分けて紹介します。また、その前にはベッドがどういう構造でできているのかも詳しく説明します。
新しく二人暮らしを始める方、一人でゆったりと寝たい方でダブルベッドを検討している方は多いのじゃないでしょうか?
これを読んで、ぜひ新しいダブルベッド購入の参考にしてくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E7%9C%A0%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99-%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90-2197947/)
そもそもダブルベッドとは?
おそらくこの記事を読んでいる方はダブルベッドを購入するつもりの方だと思うのですが、簡単にダブルベッドの説明をしていきます。
ダブルベッドは横幅約140cmのサイズで、基本的には二人で寝ることを想定して設計されています。ですが、一人で広々と寝たい人にもおすすめのサイズ感です。
またシーツやベッドカバーの種類が豊富なので、自分の部屋のデザインや好みに合わせて自由にカスタマイズすることができます。

ベッドの決め方
ベッドと言っても、「ベッド」という商品が売られているわけではなく、「マットレス」と「ベッドフレーム」という2つのアイテムが別々に売られていることがほとんどです。
「マットレス」は体が実際に密着する部分で、睡眠の質を大きく決める要素です。
「ベッドフレーム」はベッドの外枠で、マットレスを載せる土台となっています。これによって床からの高さや枕元の充電器の有無などが決まります。
人それぞれ予算があると思いますが、よりお金をかけたい優先順位は「マットレス」>「ベッドフレーム」です。
ベッドの選び方:マットレス
睡眠の質の全てを決めるといっても過言ではない「マットレス」ですので、しっかりと自分に合ったものを見つける必要があります。
マットレス は多く分けて2種類あります。「コイルタイプ」と「ノンコイルタイプ」です。
コイルタイプ
コイルタイプはさらにポケットコイルとボンネルコイルの2種類に分類できます。
ポケットコイルは、バネ1つ1つが独立しているため、体の部分に合わせて浮き沈みをしてフィットしてくれます。また、振動が伝わりにくいので二人で寝る際でもオススメです。
ボンネルコイルは逆にバネが連結されており、体全体を面で支える構造となっているので、安定していて浮き沈みが少ないです。
ただ軋みやすいので、ちょっとした動きに敏感に反応してしまう方で、二人で寝ることを考えている人には不向きかもしれません。
ノンコイルタイプ
文字通り「ノンコイル」なのでバネが入っていません。バネが入っていないためその代わりにウレタンやラテックス、メーカーの独自素材が入っています。
メリットはバネがないため折りたたむことが可能で、小さいスペースに収納できることです。またコイルタイプと比較して、安価であることが多いですね。
デメリットは通気性が悪く、夏になると蒸れることが多いため寝心地がよろしくないということです。またコイルタイプと比較して耐久性が低いため、寿命が短いものが多いです。
これらを踏まえて自分に一番合ったものを選ぶのが良いと思います。個人的には、二人で寝るなら「ポケットコイルタイプ」が一番オススメです。
ベッドの選び方:フレーム
マットレスを決めたら次はそれを載せる土台であるフレームを決めましょう。フレームが睡眠の質に影響することはほとんどないですが、買う必要があります。
マットレスを床に直敷きをすると、マットレスと床の温度差が原因で結露が発生し、そこからカビが発生してしまいます。人体に悪影響を及ぼす可能性もあるので、マットレスとのセット購入がオススメです。
フレームは値段で選ぶ人が多いです。マットレスと違って睡眠の質に影響はないですから、予算に合わせて好みのものを選ぶと良いでしょう。
あとは頭の部分に棚があるか、明かりが備え付けてあるかどうかを自分に必要かどうかで判断するのがおすすめです。次にオススメのマットレスとフレームのメーカーを、3つずつピックアップして紹介していきます。

おすすめのダブルベッドマットレス:SIMMONS
SIMMONS(シモンズ)は、ポケットコイルタイプのマットレスの商品化に世界で初めて成功した、超有名海外メーカーです。
高級ブランドとして知られており、10万円代で買えるものから、中には100万を超えるほど高価なマットレスまであります。
国内の有名ホテルにも納品をしているSIMMONSですが、その中でも人気なのが、「ゴールデンバリュー」というモデルです。

ポケットコイルを使用したSIMMONSの代表格で、シンプルではありますが、寝心地が良いと人気です。初めてSIMMONSを購入する人は、「ゴールデンバリュー」にしてみると良いですね。
おすすめのダブルベッドマットレス:Sealy
Sealy(シーリー)はボンネルコイルをメインにベッドの生産をしている海外メーカーです。
ボンネルコイルを使用していますが、他社とは少し違い、独自の最先端技術を駆使して、寝心地を徹底的に追求したマットレスを生産しています。
その技術を詰め込んだ最高級ベッドといわれているのが、Sealyの「クラウンジェル」シリーズです。

価格はダブルサイズで22万〜37万円と高価格となっていますが、反発力、体圧分散性、寝心地どれをとっても最高級です。ぜひ一度店舗に行って体験してみてください。
おすすめのダブルベッドマットレス:airweave
トップフィギュアスケート選手だった浅田真央さんも愛用しているのが、日本のメーカー「airweave(エアウィーブ)」です。
ノンコイルタイプのマットレスで、独自開発した「airfiber(エアファイバー)」という素材を使用しています。

一度寝たら他のマットレスでは寝られなくなるほど快適なエアウィーブ、一度体験してみてください。
おすすめのダブルベッドフレーム:ニトリ
低価格で高品質が売りのニトリでは、安価で機能性豊かなベッドフレームが数多く取り揃えてあります。

グランDBRという写真のようなベッドフレームはベッド下のスペースを有効活用し、衣類等を収納できるような構造となっています。
ヘッドボードにはスマホの充電などができるコンセントが一口付いており、また目覚まし時計などの小物を置けるスペースがあるので、大変便利です。
おすすめのダブルベッドフレーム:Roomcreate
Roomcreate(ルームクリエイト)のすのこベッドは、楽天のベッドランキングで1位を獲得している人気商品です。

すのこベッドとは、文字通りすのこを敷いてそれをマットレスの土台にしているもので、通気性が抜群で、湿気がこもりにくい構造になっています。
特にRoomcreateのものは国産檜を使用しているので、日本人には馴染み深い木の落ち着いた雰囲気が感じられますよ。
おすすめのダブルベッドフレーム:フランスベッド
最後に紹介するのは「フランスベッド」のベッドフレームです。フランスベッドというメーカー名ですが、日本のメーカーで、国内では知名度が高く、知っている人も多いと思います。
フランスベッドの「Fiaba」というベッドは革を用いたデザインで、上品な雰囲気を醸し出します。

高級感あるモダンな雰囲気で部屋をコーディネイトしたい人にぜひオススメの代物です。

まとめ
おすすめのダブルベッドについてマットレス、フレーム別にそれぞれ紹介しました。
この記事で紹介したもの以外にもたくさんの種類があります。インターネットで調べるだけでなく、お店に行って実際に寝てみるのが、最も確実に自分に合うベッドに出会える方法です。
睡眠は一日の三分の一を占めており、ベッドがその質をほとんど決めていると言っても過言ではありません。だからこそ自分に合ったものをしっかりと見極めましょう!