カーペットのズレが気になっているあなたは、「どうしたらズレを防止できるだろう…」と悩んでいるのではないでしょうか?
何度もすぐに動いたりズレないように注意したりしていると、意外とストレスも溜まりますよね。
今回は、カーペットのズレを防止できる3つのアイテムと簡単にできる裏技も紹介します。すぐにカーペットのズレを防止したい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/滞在-アパート-家-テーブル-1260760/)
カーペットのズレを防止できる3つの便利アイテム
最初にカーペットのズレを防止できる便利なアイテムを紹介します。
ネットショップやホームセンターでは様々な商品が販売されていますが、主に使われるものとしては以下の3つアイテムが挙げられます。
- 滑り止めテープ
- 滑り止めシート(パッドタイプ)
- 滑り止めシート(平置きタイプ)
この3つのどれかを使って頂ければ、簡単にカーペットのズレを防止することができます。
次の章からは、それぞれのアイテムや使い方や特徴について詳しく紹介していきます。
カーペットのズレを防止するアイテム①滑り止めテープ
1つ目に紹介する「滑り止めテープ」は、両面テープのようにカーペットと床をくっつけるアイテムです。
基本的にカーペットの端に貼るだけなので、貼り付ける手間もほとんど掛かりません。
また、長さも自由にカットできるので、どのようなサイズにも対応しやすいのが魅力の1つです。
尚、カーペットの端だけではなく、中心線にもテープを貼り付けておくとズレ止めの効果がより期待できます。
滑り止めテープのメリット・デメリット
手軽に使える「滑り止めテープ」には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
- 長さが自由に調節できる
- 全面に貼る必要がなく手間が掛からない
- カーペットと一緒に洗濯できるタイプも多い
- 1度貼り付けると取り替え時まで剥がせない
- 接着剤が残る場合がある
- 貼り直しや洗濯をすると粘着力が弱まる
滑り止めテープを使う場合は、「綺麗に剥せる」ものを選ぶことが大切です。製品によっては、剥がしたときにカーペットや床に「接着剤」が残りやすくなります。
実際に使ってみないと分からない部分はありますが、「のりが残りにくい」などと記載されている製品の方がおすすめです。
カーペットのズレを防止するアイテム②滑り止めシート(パッド)
続いて紹介する「滑り止めシート(パッドタイプ)」は、カーペットの四隅に貼り付けてズレを防止するアイテムです。
滑り止めテープと同様に全面に貼る必要がないので、誰でも手軽に貼り付けることができます。尚、カーペットのサイズが大きい場合は、パッドの数を増やすことでズレ防止の効果が高まります。
また、滑り止めテープに比べると剥がす部分が少ないため、カーペットの手入れがしやすいところも魅力の1つです。
貼り付けたまま洗濯できる製品も多いので、非常に使い勝手の良いアイテムと言えるでしょう。
滑り止めシート(パッド)のメリット・デメリット
使い勝手の良い「滑り止めシート(パッドタイプ)」には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
- 剥がす箇所が少なく、手入れが簡単にできる
- カーペットと一緒に洗濯できるタイプが多い
- 滑り止めテープに比べると、テープ跡が残りにくい
- 1度貼り付けると取り替え時まで剥がせない
- 接着剤が残る場合がある
- 貼り直しや洗濯をすると粘着力が弱まる
使い勝手としては「滑り止めテープ」と似ていますが、手入れの面を考えると「滑り止めシート(パッドタイプ)」の方がおすすめです。
カーペットのズレを防止するアイテム③滑り止めシート(平置き)
続いて紹介する「滑り止めシート(平置きタイプ)」は、カーペットと床の間にシートを敷いてズレを防止するアイテムです。
「ゴム製」や「ビニール製」など様々なタイプのシートがあり、カーペットの形に合わせてカットできるのも特徴の1つです。
カーペットの四隅に敷いてズレを防止できることもありますが、カーペットより1回り小さいサイズにカットして敷く方がより高い効果が期待できます。
また、カーペットの「重ね敷き」に対応したシートもあるので、重ね敷きによるズレに悩んでいる方にもおすすめのアイテムです。
カーペット以外にも、「食器」や「バスマット」などの下に敷いて滑りを防止できるので、カットして余った部分を活用するのもおすすめです。
滑り止めシート(平置き)のメリット・デメリット
敷くだけでズレを防止できる「滑り止めシート(平置きタイプ)」には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
- 全体的に敷くことでしっかりとズレを防止できる
- カーペットの形に合わせてカットできる
- 接着剤が残る心配がない
- 使用する面積が大きい場合、セットするのに手間が掛かる
- 掃除をするときにシートを動かす必要がある
掃除をするときにシートを動かす手間はありますが、接着剤が残る心配がないので気軽に使うことができます。
カーペットのズレを防止できる裏技
ここまでカーペットのズレを防止できる3つのアイテムを紹介しましたが、実は「サランラップ」を使ってズレを防止する裏技もあります。
- サランラップをカーペットの長さまで伸ばす
- 「二重」にしてカットする
- カーペットの下に敷く
サランラップには「粘着性(吸着性)」があり、カーペットの下に敷くことで摩擦を大きくすることができます。
摩擦が大きくなると物体は動きにくくなるので、カーペットのズレ防止にも効果的です。
尚、カーペットのサイズ大きい場合は、間隔を開けて数箇所に分けて貼り付けると良いでしょう。
簡単にできるテクニックですが、サランラップ・床・カーペットの素材によっては効果がない場合もあります。
また、長期的な使用には向いていないので、長い目で見るなら「滑り止めテープ」や「滑り止めシート」の方がおすすめです。
番外編:畳の上に敷いたカーペットのズレを防止する方法
近年は「畳」の上にカーペットを敷く方も増えてきているので、最後に番外編として紹介します。
畳の上に敷いたカーペットは、以下のアイテムを使用してズレを防ぐことをおすすめします。
- 滑り止めシート(ネット状などの「通気性」が良いタイプ)
- カーペットピン
畳の部屋に粘着性のあるアイテムを使うと、剥がすときに畳を傷めてしまう恐れがあります。
また、カーペットに加えて通気性の悪いシートまで敷いてしまうと、湿気が溜まって「カビ」や「ダニ」が発生しやすくなるので注意が必要です。
畳の部屋でカーペットのズレを防止するときは、通気性が良くて畳を傷つけない製品を使うようにしましょう。
カーペットのズレを防止する方法まとめ
今回は、カーペットのズレを防止する方法を紹介しました。改めて紹介した内容を簡単にまとめてみます。
- 「滑り止めテープ」を四隅に貼り付ける(中心線に1本貼り付けると効果が高まる)
- 「滑り止めシート(パッドタイプ)」を四隅または間隔を開けてポイントに貼り付ける
- 「滑り止めシート(平置きタイプ)」を全体的に敷く(カーペットの重ね敷きにもおすすめ)
- 「サランラップ」を二重にしてカーペットの下に敷く(短期的な使用におすすめ)
特に滑り止めテープなどを使う場合は「接着剤」が残る可能性があります。意外と処理に手間が掛かるので、粘着性には注意しておきたいところです。
それぞれメリット・デメリットが異なるので、自分に合ったアイテムでカーペットのズレを防止してみましょう。
