暑い夏が終わり、冬に向けてこたつの準備を始めると「こたつ用の絨毯」と「ラグ」のどちらを敷こうか迷いますよね。
「こたつを使うとなれば、やっぱり“こたつ用の絨毯”が良いのかな」とも思いますが、実は「ラグ」を利用する方がメリットが多いです。
今回は、こたつにラグを使うメリットを3つ、こたつに合うラグの選び方のポイントを3つ紹介します。こたつを使おうと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
(トップページ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/カーペット-ラグ-テクスチャ-3530487/)
こたつにラグをおすすめする理由とは?
一般的にこたつを使うときは「こたつの用の絨毯」を敷く方が多いですが、近年はこたつ用の絨毯の代わりに「ラグ」を使う方が増えています。
何故、ラグを使う方が増えているのかと言うと、ラグの方がこたつ用の絨毯よりも優れた点が3つあるからです。
- 利便性(通年利用できるなど)
- デザイン性(カラーのバリエーションなど)
- 機能性(防ダニ効果など)
こたつ用の絨毯でも全く問題ありませんが、ラグを使うことでより快適な時間を過ごすができます。次の章からは、上記の3つの点について詳しく解説していきます。
ラグをおすすめする理由①「利便性」が高い
ラグをおすすめする1つ目の理由は、こたつ用の絨毯よりも「利便性」が優れていることです。
こたつ用の絨毯は「秋」や「冬」の一定の期間のみに使われ、「春」や「夏」になると押し入れで保管するようになります。
長い間押し入れの中にしまっておくと、場合によっては「ダニ」や「カビ」が繁殖することもあるでしょう。
その点を踏まえると、ラグは通年利用できるアイテムなので使い勝手が非常に良いです。
季節ごとに出し入れする手間も掛からず、押し入れのスペースを奪うこともありません。
ラグをおすすめする理由②「デザイン性」が高い
ラグをおすすめする2つ目の理由は、ラグの方が「デザイン性」に優れていることです。
こたつ用の絨毯はボリューム感があるため、使い方によっては野暮ったい印象になってしまいます。
こたつ用の絨毯でもデザイン性に優れたものもありますが、あくまでも“こたつのために作られたアイテム”なのでバリエーションも多くはありません。
それに比べてラグの方は“インテリアを意識したデザイン”となっているため、素材・カラー・柄などバリエーションが豊富です。
他のインテリアとも馴染みやすいので、部屋のコーディネートを楽しむならラグの方がおすすめです。
ラグをおすすめする理由③「機能性」が高い
ラグをおすすめする3つ目の理由は、こたつ用の絨毯よりも「機能性」が優れていることです。
製品によって機能性は変わってきますが、ラグには以下のような機能を持っているものが多いです。
- 防音性
- 防炎性
- 防汚性
- 防ダニ
- 消臭・抗菌効果
このように、デザイン性だけではなく実用性も兼ね備えていることからラグの需要も増えてきています。
また、素材によっては「保温性」や「クッション性」に優れたものもあるので、快適性においてもこたつ用の絨毯に見劣りしません。
こたつにラグを使うときの注意点
非常に使い勝手の良いラグですが、注意しておきたいのが「湿気対策」です。
ラグは“通年使える”という便利さがある故、「引きっぱなし」にしてしまう方もとても多いです。
素材や製法によっても異なりますが、ラグは通気性があまり良くないので「床のカビ」や「ダニの増加」にも繋がりかねません。
定期的にラグをめくったり部屋を換気したりするなど、湿度の調節をしっかりと行いましょう。
また、こたつの下に敷くとなると「机を退ける(どける)」という手間があるため、掃除を疎かにしてしまう方も多いです。
より快適な環境で生活するためにも、こまめにラグの手入れをするように心掛けましょう。
人によって手入れの頻度は異なりますが、1週間に1〜2回の掃除機がけ・1〜3ヶ月に1回の洗濯をするのが好ましいです。
こたつに合うラグを選ぶときのポイント
ここからは、こたつに合うラグの選び方について紹介していきます。
以下の3つのポイントを意識しておけば、こたつに適したラグを選ぶことができます。
- こたつの大きさに合わせて「サイズ」を選ぶ
- 用途に合わせて「素材」を選ぶ
- インテリアに合わせて「カラー」を選ぶ
ただ敷くだけなら意識することもありませんが、せっかくラグを使うのなら生活習慣や部屋のデザインに合ったものを選択したいところです。
次の章からは、上記の3つのポイントについて詳しく解説していきます。
選び方のポイント①こたつの大きさに合わせて「サイズ」を選ぶ
1つ目のポイントは、こたつの大きさに合った「サイズ」を選択することです。
一般的にこたつに合わせるラグは「こたつの幅・奥行き+100〜110cm」が目安とされています。
例えば、「幅80cm×奥行き80cm」のこたつの場合、「幅180cm×奥行き180cm(または190cm角)」のラグが丁度良く座れるサイズです。
但し、ラグの上で「寝転ぶ」となると、頭1つ分ほどラグからはみ出る可能性もあります。
寝転び方や身長にもよりますが、ゆったりと寝転びたい方は少し大きめのサイズにするのがおすすめです。
選び方のポイント②こたつの用途に合わせて「素材」を選ぶ
2つ目のポイントは、用途に合った「素材」を選ぶことです。ラグの素材によって居心地も変わるので、素材の特徴を見極めながら選択したいところです。
例えば、「長時間座るからクッション性を重視したい」という方は、クッション性の高い「ウレタン」などを使ったラグがおすすめです。
ウレタンを使ったラグは厚みがあるので、体への負担を軽減したり足音などの騒音を抑えたりしてくれます。
また、「保温性と肌触りを重視したい」という方は「ウール」などを使ったラグがおすすめです。尚、どの素材も一長一短があるので、自分の用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
選び方のポイント③インテリアに合わせて「カラー」を選ぶ
3つ目のポイントは、インテリアに合った「カラー」を選ぶことです。
基本的には好みの色で構いませんが、せっかくなら他のインテリアと調和させておしゃれに見せたいところです。
部屋に統一感を出したい場合は、部屋の色味・雰囲気に合った同系色を選ぶのがおすすめです。
近くのインテリアに合わせるのではなく、部屋全体の印象に合わせることでよりまとまりのある印象になります。
尚、同じ色でも素材や製法によって見栄えが変わることもあります。これから購入するという方は、実物を1度見ておく方がより安心です。
部屋全体にまとまりがない場合は、インテリアに使う色を3色に抑えると統一感のある空間に仕上がりやすいです。
こたつに合うラグの選び方まとめ
今回はこたつにラグをおすすめする理由を3つ、ラグを選ぶときのポイントを3つ紹介しました。改めて紹介した内容を簡単にまとめてみます。
- 通年使うことができるので模様替えの手間も省ける
- 素材・カラー・柄などデザインのバリエーションが豊富なのでコーディネートしやすい
- 防音・防ダニなど様々な機能を持っているので使い勝手が良い
- サイズは「こたつの幅・奥行き+100〜110cm」が目安
- 「クッション性」「保温性」など用途に合った素材を選ぶ
- 「部屋の色味・雰囲気」に合わせてカラーを選ぶ
もし、こたつの下にラグを敷く場合は上記の3つのポイントを意識してみてください。より自分に合ったラグを選択して快適な時間を過ごしましょう。
