ダイニングテーブルを使っているあなたは、「ラグを敷いてみたいけど、どうやって選べば良いんだろう…」と悩んでいるのではないでしょうか?
ダイニングテーブルに合うラグを選ぶためには、ラグの特性を理解して目的に合ったサイズを選ぶことが必要です。この記事を読んで頂ければ、最適なラグを見つけることができるでしょう。
今回は、ダイニングテーブルに合うラグ選びのポイントを4つとサイズの選び方について紹介します。ラグを使うメリット・デメリットについても紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/illustrations/インテリア-ライフスタイル-生活-3531124/)
ダイニングテーブルの下にラグを敷くメリット
最初に、ダイニングテーブルの下にラグを敷くメリットを4つ紹介します。
- 床の傷や汚れを防止できる
- 落下物の音や衝撃を抑えられる
- 椅子を出し入れする音を軽減できる
- 足元の冷えを軽減できる
- 気軽にインテリアを楽しめる
ダイニングテーブルにラグを敷く1番のメリットは、「床を保護」できることです。
ダイニングテーブルで食事をしていると、椅子の出し入れ時に床を傷付けたり、食べこぼしによって床を汚したりすることも非常に多いです。
また、お皿を落としてしまったときにも物音や衝撃を抑えてくれるので、いざと言うときにもラグを敷いておくと安心です。
ダイニングテーブルの下にラグを敷くデメリット
続いて、ダイニングテーブルの下にラグを敷くデメリットを紹介します。ラグを敷く唯一のデメリットとも言えるのが、「掃除の手間が掛かる」ことです。
周知のようにダイニングテーブルは、“毎日食事を楽しむ場所”であるので、どうしてもラグを敷くとすぐに汚れてしまいます。
掃除の手間を省くならラグを敷かない方がおすすめですが、「撥水加工」や「毛足が短い」タイプのラグであれば、掃除も比較的簡単です。
ラグを敷いていないと床に傷や汚れが付く場合もあるので、床面の保護を重視するならやはりラグを敷いておく方が安心です。
ダイニングテーブルの下には「タイルカーペット 」もおすすめ
前章では、デメリットとして「掃除の手間が掛かる」と紹介しましたが、「タイルカーペット」や「ジョイントマット」というアイテムを使うとより掃除を楽に行えます。
- 汚れた部分だけ外して洗える
- 汚れが落ちない場合でも部分的に交換できる
- 撥水性・防汚性・耐久性に優れている(素材によって性能は異なる)
また、「デザインが自分でアレンジできる」「カットして形・大きさを変えられる」という自由度の高いアイテムなので、気になる方は「タイルカーペット 」や「ジョイントマット」も検討してみてください。
次の章からは、ダイニングテーブルに合うラグの選び方について紹介していきます。
ダイニングテーブルに合うラグの選び方
ダイニングテーブルの下に敷くラグを選ぶときは、以下の4つのポイントを抑えておきましょう。
紹介するポイント抑えておけば、掃除の手間も少なくなり、より快適に食事を楽しめるでしょう。
- 撥水加工
- 毛足の長さ
- 機能性
- デザイン
先程も述べたように、ダイニングテーブルの下は汚れが溜まりやすい場所なので、ラグの機能性には拘っておきたいところです。
どのポイントもラグ選びにおいて重要となるので、次の章から具体的に解説していきます。
ラグを選ぶときのポイント①掃除を楽にするなら撥水加工は必須
1つ目のポイントは、掃除の手間を減らすことができる「撥水加工」の有無です。
例えば、「手を滑らせてコーヒーをこぼしてしまった…」という場合、撥水加工の有無によって掃除の仕方が大きく変わります。
- 撥水加工がある場合:こぼした部分を拭き取って完了
- 撥水加工がない場合:拭く→洗う→シミを抜く→乾かす
撥水加工が施されていれば拭き取るだけで掃除が済むので、「掃除をするのが面倒…」という方には特におすすめです。

ラグを選ぶときのポイント②毛足の長さで掃除の手間も変わる
2つ目のポイントは、掃除のしやすさに関わってくる「毛足(パイル)の長さ」に注目することです。
毛足が短いタイプであれば、「掃除機がかけやすい」「椅子が引き出しやすい」というメリットがあります。
尚、ダイニングに対応したラグ(ダイニングラグ )は、基本的に「毛足が短い」または「毛足が無い」仕様になっていることがほとんどです。
一般的なラグを敷いても構いませんが、毛足が長いタイプはあまりおすすめできません。
ラグを選ぶときのポイント③快適さを求めるなら機能性も重要
3つ目のポイントは、生活がより快適になる「機能性」に注目しておくことです。
前章では、掃除が楽になる「撥水加工」について紹介しましたが、他にもダイニングテーブルに適した機能が沢山あります。
- 防ダニ・防カビ・抗菌
- 防炎加工
- 消臭機能
- 衝撃吸収
- 表面強化(傷に強い)
ラグの機能性が優れていれば、より安心できる環境で食事を楽しむことができるでしょう。
尚、製品によって機能性は変わるので、衛生面が気になる方は「防ダニ・防カビ・抗菌」・床の保護を重視する方は「衝撃吸収」というように用途に合うものを選択しましょう。
ラグを選ぶときのポイント④ダイニングに合ったデザインを選ぶ
4つ目のポイントは、ダイニングの空間に合った「デザイン」を選ぶことです。
せっかくラグを敷くのであれば、よりおしゃれに見えるラグを選択しておきたいところです。
どんなインテリアでも合わせられる「無地」のラグがおすすめですが、アクセントを加えるなら「木目調」や「タイル調」のラグを敷くのも良いでしょう。
尚、ラグの色を「床の色味」や「部屋の印象」に合わせると、ダイニングの雰囲気により馴染みやすくなります。
ダイニングテーブルの下に敷くラグのサイズの選び方
ラグ選びのポイントを紹介したところで、ラグのサイズの選び方について紹介します。
デザイン性を重視する方は好みのサイズで構いませんが、床の保護を重視する場合は「椅子を引くスペース」を確保することが必要です。
椅子の引き方にもよりますが、片側で50cm・両側で100cm程度見ておくと、椅子による床の傷を防ぐことができるでしょう。
例えば、「幅80cm×奥行き80cm」のダイニングテーブルの下にラグを敷く場合、「幅80cm×奥行き180cm(両側100cmをプラス)」以上のラグがおすすめです。
実際に椅子を引くスペースを測ってみると、より適切なサイズが判断しやすくなります。
ダイニングテーブルに合うラグの選び方まとめ
今回は、ラグを敷くメリット・デメリット、ダイニングテーブルに合うラグの選び方について紹介しました。改めて紹介した内容を簡単にまとめてみます。
- 床の傷や汚れを防げる
- 落下物の音や衝撃、椅子を出し入れする音を軽減できる
- 足元を温められ、インテリアも楽しめる
- 掃除の手間が掛かる
- 掃除を楽にするなら「撥水加工」「毛足が短い・無い」タイプがおすすめ
- より快適に過ごすなら「防ダニ・防カビ」などの「機能性」にも注目
- ダイニングの雰囲気に合わせてデザインを選ぶ
- 床を保護するならテーブルの奥行きよりも約100cm大きいサイズがおすすめ
繰り返しになりますが、ダイニングテーブルの下は汚れが付きやすい場所なので、ラグを選ぶときは機能性にも注目しておきましょう。
