今回は、猫ちゃんがいても安心して敷くことができる、カーペットの機能や素材を3つ紹介します!
「猫の爪が引っ掛かりそう」「猫がいるとすぐ汚れでダメになりそう」などの理由で、カーペットを敷くのを諦めていませんか?猫ちゃんがいても安心・キレイに使えるカーペットであれば問題なく敷くことができますよ。
この記事では、家に猫ちゃんがいても安心して敷けるカーペットの機能や素材、オススメのカーペットの種類を紹介します。「猫がいるけどカーペットを敷きたい!」と考えている人は、是非参考にしてみてください。
家に猫がいるならカーペットを敷こう

「カーペットに猫の爪が引っ掛かると危ないから」などの理由から、カーペットを敷かない人がいます。しかし、フローリングのままだと、カーペットを敷くよりも危ない状況である可能性があります。
- フローリングは表面がつるつるしており、猫が滑る可能性がある
- フローリングは固いため、猫が足腰を痛める可能性がある
- フローリングの溝に、猫の毛やフケ、汚れが溜まりやすい
- フローリングが傷つく
フローリングは掃除がしやすいですが、猫ちゃんの足腰への負担は大きかったり、溝の汚れを見落としてしまいがちです。また、猫ちゃんの爪が当たり、フローリングが傷ついてしまいます。
猫ちゃんの健康や、フローリングの状態を考えるのであれば、猫ちゃんがいるからこそカーペットを敷いた方がいいですよ。
家に猫がいるならカーペットは機能や素材で選ぼう

猫ちゃんがいるならカーペットを敷いた方が良いと解説しましたが、カーペットなら何を選んでもいい訳ではありません。適当に選んでしまうと、カーペットが原因で、猫ちゃんがケガをしてしまう可能性があります。
そのため、猫ちゃんがいる場合は、猫ちゃんがケガをする心配がない機能・素材のカーペットを選びましょう。
今回は、猫ちゃんがいても安心して敷けるカーペットの機能・素材を3つ紹介するので、家に猫ちゃんがいる人は是非参考にしてみてください。
- 猫の爪が引っ掛からない
- 汚れが付きにくい、もしくは汚れても洗える
- クッション性がある
カーペットの便利な機能・素材① 猫の爪が引っ掛からないか

1つ目の機能・素材は、「猫ちゃんの爪がカーペットに引っ掛からない素材」です。
猫ちゃんの中には、カーペットで爪とぎをしてしまう子もいます。輪になっているループパイルのカーペットで爪とぎをすると、爪が引っ掛かりやすく、猫ちゃんはケガを、カーペットはボロボロになる可能性があります。
そのため、爪とぎの頻度が高い猫ちゃんの場合は、毛先がカットされているカットパイルのカーペットを選ぶようにしましょう。カットパイルのカーペットなら、爪が引っ掛かる心配がありませんよ。
爪とぎをすると糸が飛び出すことがありますが、飛び出た糸をカットすれば、キレイな状態に戻ります。猫ちゃんがいても、カットパイルのカーペットなら、安全でキレイな状態で敷くことができますよ。
カーペットの便利な機能② 汚れが付きにくいor洗える

2つ目の機能・素材は、「猫ちゃんの嘔吐や粗相で汚れた場合、汚れにくい、もしくは洗うことができる」です。
猫ちゃんは毛玉を吐き出したり、粗相をしてしまったりする可能性があります。大きかったり、シミになりやすかったりするカーペットだと、汚れる度に掃除が大変で、すぐダメになってしまいます。
そのため、嘔吐や粗相が多い猫ちゃんの場合は、撥水性がある汚れにくいカーペットや、家で洗うことができるカーペットを選ぶようにしましょう。
ただし、洗えるカーペットは、「手洗いのみ」や「洗濯機使用OK」など、カーペットによって洗い方が異なります。間違った洗い方をしてしまうと、カーペットがダメになってしまうので注意しましょう。
カーペットの便利な機能・素材③ クッション性

3つ目の機能・素材は、「猫ちゃんが高い所から飛び降りた場合、ケガの可能性を下げるほどのクッション性」です。
キャットタワーや棚など、猫ちゃんは高い所から飛び降りるのことがあります。クッション性がない薄いカーペットだと、猫ちゃんの足腰への負担が大きく、ケガをしてしまう可能性があります。
そのため、高い所から飛び降りるのが好きな猫ちゃんの場合は、飛び降りた際の衝撃を吸収してくれる、低反発カーペットを選ぶようにしましょう。
クッション性のある低反発カーペットは、ケガを防ぐだけではなく、猫ちゃんの飛び降りた時の音や振動も吸収してくれます。マンションなど、下の階への配慮にもなりますよ。
家に猫がいる人にオススメのカーペット① タイルカーペット

家に猫ちゃんがいる人にオススメのカーペットの種類を3つ紹介します。先ほど紹介した機能・素材を含んでいることが多いので、カーペットを探す際の参考にしてみてください。
1つ目のオススメのカーペットは、小さなマットを組み合わせて使う「タイルカーペット」です。
1つ1つのマットが小さいので、汚れたマットだけを取り外して、洗ったり、新しいものと交換したりすることができます。嘔吐や粗相が多い猫ちゃんがいる人にオススメですよ。
タイルカーペットの種類によって、洗濯機で洗えるものや爪が引っ掛かりにくいもの、クッション性があるものなど、機能が異なります。自分が欲しい機能のタイルカーペットを探してみてください。
家に猫がいる人にオススメのカーペット② 消臭カーペット

2つ目のオススメのカーペットは、猫ちゃんの体臭や粗相の匂いを吸着・無害化してくれる「消臭カーペット」です。
消臭スプレーを振りまくと猫ちゃんが嫌がったり、可哀そうだったりしますが、消臭カーペットを敷けば、猫ちゃんがいても部屋が匂うことはありません。部屋の匂いが気になる人にオススメですよ。
特にペット用消臭カーペットなら、ペットの匂いの分解・吸着に特化しているだけではなく、爪が引っ掛かりにくかったり、洗濯可能だったりします。
家に猫がいる人にオススメのカーペット③ 滑り止め付カーペット

3つ目のオススメのカーペットは、猫ちゃんがはしゃいでも、カーペットがズレにくい「滑り止め付カーペット」です。
猫ちゃんが元気に走り回りカーペットがズレてしまうと、家具が倒れたり、猫ちゃんがケガをしたりする可能性があります。
また、滑り止めが付いていないカーペットだと、自分で滑り止めをカーペットの下に敷く必要があります。手間が増えるだけでなく、猫ちゃんが気になってイタズラしてしまう可能性が出てきてしまうのです。
そのため、危険を少しでも軽減したい人には、滑り止め付カーペットがオススメです。
安心してカーペットを敷くために猫の爪をチェックしよう

猫ちゃんがいても安心してカーペットを敷くためには、カーペットの機能・素材だけではなく、猫ちゃんの爪を定期的にチェックする必要があります。
1か月に1回、爪の伸び具合をチェック・爪切りをするようにしましょう。カーペットに爪が引っ掛かる可能性が下がり、カーペットがボロボロになるのを防ぐだけではなく、猫ちゃんが快適に過ごせるようになりますよ。
また、どうしてもカーペットに爪とぎや粗相をしてしまう場合は、爪とぎグッズを色々と試したり、トイレの種類や位置を変えてみたりしてみましょう。改善できる可能性がありますよ。
まとめ:家に猫がいる人はカーペット選びに注意が必要!
以上が、猫ちゃんと一緒に暮らす人向けの、カーペットの機能・素材の紹介でした。
- 猫の爪が引っ掛かりにくい
- 猫が嘔吐や排せつをして汚れても洗える
- 猫の足腰を守るためにクッション性
「家に猫がいるけど、カーペットが敷きたい!」という人は、上記の機能・素材のカーペットを選びましょう。猫ちゃんがいても、安心・安全にカーペットを敷くことができますよ。
ただし、カーペットをしっかり選んだとしても、猫ちゃんの爪切りをしなかったり、イタズラをしていないかチェックしなかったりすると、猫ちゃんがケガをしてしまう可能性があります。
家に猫ちゃんがいる人は、カーペットを安心して敷くために、カーペット選びだけではなく、猫ちゃんの健康にも注意をするように心掛けましょう。