暑い夏はラグを敷かないで生活する、という方もいるのではないでしょうか。どちらかというと秋冬に敷くイメージの強いラグですが、夏に活用することでより快適な部屋作りをすることができるんです。
そこで、今回は夏にラグを使うことで得られるメリットと夏に使うラグを選ぶ際のポイントを紹介していきます。是非ラグ選びの参考にしてみてください。
(トップ画出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%A4%8F%E3%80%80%E3%83%A9%E3%82%B0&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&mdlrlrsec=all&sl=ja&pp=70&p=1&pt=C)
暑い夏こそラグは必要!
ラグは寒さを防ぐための敷物、どちらかというと秋冬に活用するものというイメージがありますよね。
暑い夏はひんやりとした床が気持ちいいから、とラグを敷かないで生活している方も多いのではないでしょうか。
しかし、実はラグを敷くメリットは寒さを防ぐこと以外にもたくさんあるため、暑い夏でもラグを敷くことをおススメします。
そこで、次からは夏にラグを敷くメリットについて紹介していきます。
夏にラグを敷くメリット

夏にラグを敷くメリットは主に3つあります。1つ目は、ラグが汗を吸ってくれるため床がべたつかないことです。床を掃除する手間も減りますし、べたついた床を歩く不快感もなくなります。
2つ目は、くつろぎスペースを確保できることです。汗でべたついた床に寝転んでくつろぐのは少し抵抗がありますよね。ラグを敷くことで寝転んだりできる快適なくつろぎスペースを作れます。
3つ目は、見た目が変化するので気分転換ができることです。ラグを敷くことで部屋の印象を大きく変えることができます。涼しい色のラグを敷くことで、部屋の印象を爽やかにすることも可能です。
次では、ラグを使ったレイアウトを3つ紹介していきます。ラグを使用した夏の部屋作りの参考にしてみてください。
ラグを使ったレイアウト例
白色の絨毯は爽やかな雰囲気づくりにピッタリなだけでなく、部屋を広く見せる効果もあります。また、白色の絨毯はどんな家具にも合わせやすいのが嬉しいですね。
寒色系の絨毯は、敷くことで部屋に涼し気な印象を加えることができます。
同じ寒色系の色でも、色を明るくすることで爽やかな雰囲気に、色を暗くすることで落ち着いた雰囲気にすることができます。部屋のインテリアに合わせて色の明るさも選んでみましょう。
いぐさを編んで作られた絨毯は、フローリングの上に敷くだけで部屋に和のテイストを加えることができます。
ソファなどの洋風家具と組み合わせることで、和室とはまた違った風合いの部屋づくりをすることができますよ。
写真のようなラグを上手に利用した部屋作りをするためは、どんなラグを選ぶかが非常に重要になってきます。次からは、ラグ選びのポイントについて詳しく紹介していきます。
『夏にピッタリなラグ選びのポイント』①素材
夏に使うラグを選ぶときに見るべきポイントの1つ目はラグに使われている素材です。
ラグは使われている素材によって通気性や肌ざわりが大きく変わるため、ラグを敷くメリットを最大限得るためには、より夏の気候に合った素材を使ったラグを選ぶことが大切です。
夏に使用するラグは通気性・吸収性が良い・肌触りがさらりとしている・手触りがひんやりするものなどの特徴がある素材を使っているものがおススメです。
次からは、上記の特徴を持ったラグの素材を紹介していきます。ラグ選びの参考にしてみてください。
夏のラグにおススメな素材
夏に使用するラグにおススメな素材は主に5つあります。素材ごとの特徴を詳しく見ていきましょう。
- コットン(綿)
- リネン(麻)
- 竹
- いぐさ
- 技あり使用(涼感加工・アルミ基布)
コットン(綿)
コットンは吸水性・通気性に優れている素材です。衣類や下着にも使用されることの多い素材なので、手触りに馴染みがある方も多いでしょう。
また、肌にも優しい素材のため、赤ちゃんがいる家庭や肌が弱い方にもおススメです。
リネン(麻)
リネンは吸水性・通気性に優れている上に耐久性が高いことが魅力の素材です。
使い込むほどに艶がでてしなやかになる性質があるため、長年使うことで「素材の変化」を楽しむことができます。
竹
竹はひんやりとした手触りとさらりとした肌ざわりが楽しめる素材です。汗をかいてもべたつかないため、夏もさわやかに過ごすことができます。
いぐさ
いぐさは湿気を吸収・放出する能力に優れており、座ったり寝転んだりしていても蒸れにくいのが特徴です。
また、部屋の湿気までも吸収してくれるため、夏のじめじめを軽減させてくれる効果もあります。
技あり仕様(涼感加工・アルミ基板)
涼感加工やアルミ基板が施されているラグは、冷房からの冷気をより効率的に広める効果があります。
技あり仕様のラグを使うことで低い冷房の温度でも部屋を涼しくすることができるため、節電にもなりますよ。
『夏にピッタリなラグ選びのポイント』②手入れ方法
夏に使うラグを選ぶときに見るべきポイントの2つ目は、ラグの手入れがしやすいかどうかです。
汗などでラグが汚れやすい夏だからこそ、こまめに手入れしやすいラグを選ぶのがおススメです。
汗で濡れたラグを手入れもせずに使い続けるのは嫌ですよね。汗を吸ったラグは雑菌が繁殖しやすいため、大変不衛生でもあります。
洗濯機で洗濯できる仕様のラグや、竹のラグなどさっと表面を拭き取るだけで手入れができるものが手入れも簡単でおススメですよ。
『夏にピッタリなラグ選びのポイント』③色
夏に使うラグを選ぶときに見るべきポイントの3つ目は、ラグの色です。ラグは部屋の床の大部分を覆うため、敷くことで部屋の印象を大きく変えることができます。
部屋のレイアウトや好み、家具の色に合わせてラグの色を選んでもいいですが、爽やかな色のラグを選ぶことで見た目からも涼を感じることができますよ。
ライトブルーやライトグリーン、ホワイトなどの色が特におススメです。自分の部屋のレイアウトと相談しながら、選んでみてはいかがでしょうか。
ラグがズレるときは滑り止めを活用しよう

ラグに付いている滑り止めの効果が弱い、または滑り止めが付いていないラグを使う場合は、滑り止めを活用するようにしましょう。
床から滑ってしまうラグは転倒などのリスクがあるため、対策もせずに使い続けるのは大変危険です。
特に足の裏に汗をかきやすい夏は、ラグが汗で張り付いてしまい転んでしまう、という事故が起こる可能性も高くなります。
滑り止めはネットや家具量販店などで購入することが可能です。自分が購入しやすいと思う方法で購入しましょう。
季節で使い分けるのが面倒な方にはオールシーズンラグ
季節に合わせてラグを使い分けることでより多くのメリットを得ることができますが、季節ごとにラグを使い分けるのを面倒に感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
家具を移動させたり、ラグを敷き替えたりするのは意外と重労働ですよね。そこで、季節ごとにラグを使い分けるのが面倒な方は、オールシーズンラグを選んでみましょう。
いぐさ素材が使われたものやアルミ基板が施されているものなどの一部のラグは、夏に涼しく冬に温かくなるため季節に関係なく使い続けることが可能ですよ。
【ラグを使って夏を快適に過ごすためのポイント】まとめ
今回はラグを使って夏を快適に過ごすためのポイントについて紹介しました。寒さを防ぐために敷く、というイメージが強いラグですが、夏に使うことでも数多くのメリットがあります。
夏にラグを敷くことで汗を吸ってくれるため床がべたつくのを防いだり、部屋の印象を大きく変化させたりすることが可能です。
しかし、夏の気候に合ったラグを選ばないと、逆に熱をこもらせてしまうなどのデメリットが発生してしまう場合があります。
ラグを使って快適に過ごすためには、夏の気候に合ったラグの素材などを選ぶ必要があります。