カーペット

カーペットを夏に敷いても平気?抑えておくべきポイント3つをご紹介

「夏にカーペットを敷いてる人って中々聞かないけど、注意することってあるのかしら…。」

確かに、夏にカーペットを敷くと暑く感じてしまうだけでなく、足汗もかいてしまいます。そのため、暑い季節にカーペットを敷く人はあまり聞いたことがありませんよね。

ですが、夏用の物を選んだり、ちゃんと掃除したりすることで夏を快適に過ごせるインテリアの1つとして活躍してくれます。

そこでこの記事では、夏にカーペットを敷く時に知っておくべき3つのポイントを紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6-%E5%AE%B6%E5%85%B7-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-3042834/

カーペットを夏に敷くことで発生するデメリットとは?

夏の暑い季節にカーペットを敷くと、以下のようなデメリットがあります。

デメリット
  • フローリングのひんやり感がなくなる
  • 視覚的に暑さを感じる
  • 足汗をかく季節であるため、より汚れる

夏にカーペット敷くことで、フローリングの視覚的な涼しさがなくなることから、暑く感じるようになってしまいます。

さらに汗をかきやすい季節であるため、汗による汚れや臭い、べたつきが気になってしまうところです。

一方で、カーペットを敷くことで季節問わずに得られるメリットもあります。次の章で詳しく解説します。

カーペットを敷くことによって得られるメリットとは?

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カーペットをお部屋に敷くメリット3つあります。3つのメリットは、それぞれ以下の通りです。

3つのメリット
  1. 不快感を感じにくい
  2. ほこりを減らせる
  3. ダニが発生しにくい

次の項目から、それぞれのメリットに関して詳しく解説していきますね。

不快感を感じにくい

夏の暑い季節だと、足汗をかいてベタついてしまいます。カーペットを敷くと、なおさら暑く感じてしまうのではないでしょうか?

数あるカーペットの中には、ナイロンやポリエステルなどの素材が使われているものもあります。カーペットを敷くとベタつくどころか、サラッとした感触を味わえます。

夏にカーペットを敷けば、足のベタつきを気にせずに過ごせるでしょう。

ほこりを減らせる

カーペットは内部にほこりを取り込んでくれる役割があります。そのため、床からほこりを舞い上がりにくくしてくれます。

「日本カーペット公共組合」の研究によると、カーペットのほこりの舞い上がり量はカーペットを敷かないフローリングと比較して、1/10に抑えられるという結果でした。

出典:日本カーペット工業組合 – カーペットでハウスダスト対策!

カーペットを敷けば、ほこりによる皮膚炎や結膜炎、目のかゆみなどに悩まされず、お部屋を快適にできるでしょう。

ダニが発生しにくい

ここ最近では、お店などで販売されているカーペットの多くは、防ダニ加工が施されています。

夏の暑い季節、高温多湿な環境はダニが最も繁殖しやすい時期です。防ダニ加工が施されているカーペットを敷けば、ダニの発生を最小限に抑えられます。

そのため、アレルギーなどに悩まされずにお部屋で過ごせるでしょう。

さらに、蒸し暑い季節に最適な夏用カーペットもあります。夏を快適に過ごせる素材が豊富で、見た目も涼し気なカーペットです。次の章から詳しく解説します。

夏用カーペットを選ぶ時に抑えておくべき3つのポイント

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夏用カーペットを選ぶ時に、抑えておくべき3つのポイントがあります。3つのポイントをそれぞれ紹介すると次の通りです。

3つのポイント
  1. 【色合いは明るいものに】ライトブルー、ライトグレー、イエローなど
  2. 【素材】コットン、竹、接触冷感材などの特殊素材
  3. 【手入れが簡単か】洗濯機で丸洗いできるか、雑巾がけや掃除機で簡単に手入れできるかなど

これら3つのポイントを抑えれば、夏用カーペットを選ぶ時に失敗しにくくなります。次の章からは、夏用カーペットを選ぶうえでのポイントを紹介します。

夏用カーペットを選ぶポイント①明るい色を選ぶ

https://unsplash.com/photos/ywuH99ygfec

夏用カーペットは明るい色を選びましょう。明るい色にすれば、見ただけで爽やかな気分を味わえます。

例を挙げるとライトブルーやイエロー、ライトグレーなどがあります。どの色を選べば良いのか分からないなら、ライトブルーの夏用カーペットが無難です。

ちなみに、お部屋を高級感あるものにしたいならライトグレーがおすすめです。ぜひ、あなたの好みに合わせて色を選んでみてください。

夏用カーペットを選ぶポイント②素材を決めよう

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夏用カーペットによく使われている素材は「綿」「竹」「特殊素材」の3つがあります。

これら3つの素材は、他のカーペットよりも涼しく過ごせるようにできていることから、蒸し暑い季節に最適です。次の項目からそれぞれ詳しく解説しますね。

綿

綿は、吸水性・通気性ともに優れた素材ですそのため、夏場にたくさん汗をかいても素早く吸い取ってくれる、優れた素材です。

足汗をたくさんかいてもカーペットがベタつかないので、不快感を減らしてくれます。

竹の素材でできたカーペットは、ひんやりとした冷感とサラッとした肌触りを楽しめます。足にベタッと張り付かないので、爽やかに過ごせます。

また見た目も和風で涼し気なことから、見るだけでも心地よさを味わえます。

特殊素材

夏用カーペットには触れただけで涼しさを味わえる、接触冷感材などの特殊素材が採用されたものもあります。

また表面に吸熱作用のあるキシリトールを施し、涼しさを長持ちさせるためにミント加工をしている素材もあります。

ここまで、夏用カーペットの3つの素材をそれぞれ紹介しました。

3つの素材の中でも綿は、自然素材や特殊素材のカーペットよりも数多く販売されているので手に入りやすく、おすすめです。

夏用カーペットを選ぶポイント③掃除がしやすいものを選ぶ

https://unsplash.com/photos/cpIgNaazQ6w

掃除がしやすい夏用カーペットを選べば、通常のカーペットよりも簡単に掃除ができます。選ぶ時には、次のポイントを押さえましょう。

掃除がしやすい夏用カーペットの特徴
  • 毛先が短く、繊維がつまっている
  • 適度な厚みがあり、滑り止めが付いている
  • 丸洗いができる

毛先が短く、繊維がつまっている夏用カーペットを選べばゴミが溜まりにくく、掃除機をかけやすいです。

また適度な厚みと滑り止めが付いているタイプは、掃除機をかける時にカーペットがくっつく事態を避けられるでしょう。

さらに丸洗いできるタイプでは、食べ物のこぼした跡や汗など、しつこい汚れを洗濯機に入れてパパッと洗えます。

ぜひ、3つのポイントを抑えたうえで夏用カーペットを選びましょう。

夏用カーペットの正しい手入れの方法

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夏用カーペットには丸洗いできるものもあります。ただし、ゴミが溜まったらいちいちカーペットを外して洗濯機に入れる。そしてベランダなどで干すという流れが手間ですよね。

そこで、普段からできる正しい手入れの方法を紹介します。次の項目から、掃除機がけと拭き掃除の2つに分けて説明します。

掃除機がけ

夏用カーペットの掃除機がけは、週2回行いましょう。スピードは、1㎡あたり20秒~30秒でかけましょう。速さは、いつもの掃除機がけの1/3ぐらいの感覚です。

掃除機がけをする時は、毛足を起こすように縦・横両方向からかけてください。

拭き掃除

固く絞ったぞうきんで拭き掃除をする場合は、月1回でかまいません。薄めた中性洗剤を雑巾に浸し、固く絞ってからカーペットの表面を拭きます。

そしてぞうきんをよく洗ってからに浸し、固く絞ってから同じ場所を拭きましょう。

カーペットを変えるのが面倒ならオールシーズン用にしよう

https://unsplash.com/photos/TdRaXNKUZFU

「夏用カーペットに変えれば涼しく過ごせる。でも、いちいち変えるのが面倒だわ…。」

そんな人にはオールシーズンで使えるカーペットがおすすめです。一般的に、夏冬兼用カーペットとして販売されています。

例を挙げると、メタル基材と呼ばれる特殊素材が使われた保冷保温に優れたカーペットや、吸湿発熱効果のあるカーペットなどがあります。

夏冬兼用カーペットを選べば夏は涼しく、冬は足元から暖かくしてくれます。そのため、季節ごとにカーペットを変える必要がありません。

夏にカーペットを使わないなら、正しく収納しよう

https://unsplash.com/photos/-NNJCllSbaU

ここまで、夏用カーペットやオールシーズンで使えるカーペットなどを紹介しました。

ここまで読み進めて来た人の中には、「やっぱり、夏にカーペットは暑いからしまっておこう。」という人もいるでしょう。そんな人のために、正しいカーペットの収納方法を紹介します。

カーペットを正しく収納しないと、カビやダニの繁殖に繋がってしまいます。正しい収納方法の手順を説明すると、次の通りです。

正しい収納方法
  1. カーペットをにして風通しの良い場所で陰干しする
  2. 裏返しのまま布団叩きなどで軽く叩く
  3. 掃除機表と裏を丁寧にかける
  4. ハトロン紙と呼ばれる特殊な包装紙でカーペットを包む
  5. 乾燥した場所に縦や横にして置いておく
  6. 半年~1年に一度は広げて外で陰干しする

ハトロン紙はホームセンターで売っているので、簡単に手に入ります。また乾燥した場所がないときには、すのこの上にカーペットを置き、除湿剤をそばに置けば代用可能です。

注意点は、カーペットを収納しっぱなしにしないことです。ほったらかしにすると、カビやダニの繁殖に繋がってしまいます。

半年~1年に1回だけでいいので、必ず外で陰干しをしましょう。

【まとめ】夏にカーペットを敷いて快適に過ごそう

ここまで、夏にカーペットを敷く時に抑えておくべき3つのポイントを紹介しました。3つのポイントをそれぞれ振り返ると次の通りです。

抑えておくべき3つのポイント
  1. 色合いや素材などを検討したうえで夏用カーペットを選ぶ
  2. 掃除機がけや拭き掃除をして清潔に保つ
  3. カーペットを正しく収納してカビやダニの繁殖を避ける

夏の暑い季節でもカーペットを敷くことで、足のベタつきなどの不快感を減らせます。一方で、フローリングの視覚的なひんやり感がなくなるというデメリットもあるので注意です。

夏用カーペットを選べば、お部屋を足元から涼しくできます。また清潔に使うためにも、正しい掃除方法や収納方法は抑えておきましょう。

夏の暑い季節だからこそ、お部屋にカーペットを敷いて快適に過ごしてはいかがでしょうか?

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ふぉむ
介護職兼、Webライターやメディア運営・編集を行っているお魚さん。 20種類以上のジャンルに渡る記事を書き、クライアント様や自前メディアで上位表示を達成した記事多数。 各メディアのテイストに合わせたSEOライティングを得意とします。 自前メディアでは、水族館の魅力を伝える情報サイト「ふぉむすい」を運営しています。 「読者の想いに応える記事を書く」をモットーに活動中です。
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