「絨毯が汚れてきたからクリーニングしたいけど、どうすればいいんだろう」とお困りではありませんか?
直接肌に触れることの多い絨毯は、特に衛生面が気になりますよね。絨毯を衛生的な状態を保つために、絨毯の定期的なクリーニングは欠かせません。
そこで、今回は絨毯のクリーニング方法について詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
(トップ画出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E7%B5%A8%E6%AF%AF&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&mdlrlrsec=all&sl=ja&pp=70&p=3)
絨毯をクリーニングする理由

直接肌に触れる機会の多い絨毯には、実は目に見えない大きさのゴミや雑菌が多く含まれています。見た目が綺麗に見えても、クリーニングせずに放置するのは大変不衛生です。
絨毯を衛生的な状態に保つためには、最低でも年に1回はクリーニングをしてしっかりと汚れを落とすことが大切です。
また、飲み物を溢してしまった場合など、絨毯を大きく汚してしまった場合もすぐにクリーニングしましょう。汚れは、放置することでカビや雑菌の原因となります。
【自分に合った方法から選ぶ】絨毯のクリーニング方法3選
絨毯のクリーニング方法は主に3つあり、それぞれの方法によってメリット・デメリットが異なります。
方法ごとの特徴を理解して、より自分に合ったクリーニング方法を利用しましょう。
- 自分で絨毯をクリーニングする方法
- コインランドリーを利用してクリーニングする方法
- 業者にクリーニングを依頼する方法
自分で絨毯をクリーニングする方法
自分でクリーニングする場合のメリットは、とにかく料金が安いことです。クリーニングに必要な道具さえ揃えてしまえば、あとの料金は発生しません。
ただし、全て自分でクリーニング作業を行うため時間と手間が掛かってしまいます。手間が掛かってもいいから、とにかくクリーニングに掛かる料金を安くしたいと考えている方にピッタリな方法です。
コインランドリーを利用してクリーニングする方法
コインランドリーを利用するメリットは、クリーニングに掛かる時間が短い上に、業者に依頼するよりも料金が安いことでしょう。
しかし、コインランドリーでクリーニングできる絨毯は水洗いができるものに限定されています。
水洗いができない絨毯はそもそもこちらの方法ではクリーニングできないので注意しましょう。
業者にクリーニングを依頼する方法
業者にクリーニングを依頼した場合の最大のメリットは、プロの手によって確実に絨毯が綺麗になることでしょう。自分では落としきれない頑固な汚れもしっかり綺麗にしてもらえます。
しかし、掛かる費用はクリーニング方法の中で最も高額です。徹底的に絨毯を綺麗にしたいと思っている方におススメな方法です。
次からは、それぞれのクリーニング方法の詳しいやり方や注意点について紹介します。
自分でクリーニングしてはいけない絨毯の種類
とても大切にしている絨毯や高級な素材で作られた絨毯など、絶対に傷つけたくないと思うようなものは自分でクリーニングするのをやめましょう。
自分で絨毯をクリーニングした場合、クリーニングの方法によっては絨毯の繊維が傷んだり、色が落ちてしまったりすることがあります。
繊維が傷むと手触りが変化してしまったり、見た目にも変化として出てしまったりする場合もあります。自分でのクリーニングは、失敗する可能性もあるので気を付けましょう。
自分で絨毯をクリーニングする際に必要な道具

自分で絨毯をクリーニングする際に必要な道具は主に5つあります。どれもネットなどで簡単に購入できるものなので、自分が手に入れやすい方法で購入しましょう。
- 掃除機
- 重曹
- スプレーボトル
- 雑巾
- スチームアイロン
掃除機
掃除機は、絨毯に付着したゴミやホコリなどを取り除くために必要です。特別な機能は必要ないため、一般的な掃除機で十分です。
絨毯の日頃の手入れにも使えるので、持っていない方はこの機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。
重曹
重曹水を使用することで、水拭きよりも効果的に絨毯の皮脂や食品カスを取り除くことができます。
洗剤でも代用は可能ですが、重曹は洗剤などの薬品と違って人体に対する悪影響がないため、小さな子供のいる家庭などは特に重曹の使用がおススメです。
スプレーボトル
作った重曹水を絨毯に散布するために使用します。雑巾に直接重曹水を付けるよりもムラなく散布することが可能なので、持っていない方は安いものでいいので購入しましょう。
雑巾
重曹水で水拭きする際に使用します。ネットなどで購入してもいいですし、使い古したタオルやハンカチなどで代用しても大丈夫です。
スチームアイロン
絨毯にスチームアイロンを掛けることでふかふかとした手触りが出るようになります。また、熱に弱いダニ除去の効果も期待できます。
ただし、絨毯によってはアイロンが使用できない場合もあるので、使用する前に必ず絨毯のタグを確認しましょう。
絨毯を自分でクリーニングする手順
まずは、掃除機で目に見えるサイズのゴミやホコリを取り除きましょう。この時、絨毯の毛の流れに逆らうように掃除機をかけることで奥に潜りこんだゴミなどを吸い込むことができます。
次に、スプレーボトルに入れた重曹水を絨毯に散布し、雑巾で拭いていきます。強く絨毯を擦ってしまうと繊維を傷つける原因になってしまうため、あまり力を込めないように注意しましょう。
最後に、スチームアイロンを絨毯全体に掛けていきます。スチームアイロンが使用できない絨毯の場合は、散布した重曹水が乾くまで風通しのいい場所に陰干ししましょう。
重曹水は水100mlに対して重曹小さじ1杯で作ることができます。
コインランドリーで絨毯をクリーニングする場合の注意点
コインランドリーを利用してクリーニングする前に、まずは絨毯の洗濯表示を確認しましょう。
コインランドリーでのクリーニングは、水洗いをしてから乾燥機で乾燥させる流れとなっています。水洗いができない絨毯は、コインランドリーでのクリーニングはできません。
水洗いが可能だったとしても乾燥機が使用できない素材の絨毯の場合、濡れた絨毯を持ち帰って乾かす手間が掛かってしまいます。
クリーニングする絨毯の洗濯表示を確認してから、コインランドリーを利用するかどうか判断するようにしましょう。
絨毯のクリーニングを業者に依頼した場合の相場
業者に絨毯のクリーニングを依頼した場合、料金がいくらくらい掛かるのか気になりますよね。クリーニングを業者に依頼した際の相場は以下の通りです。
- 2畳以下…………約2,000円
- 2畳~3畳………約2,000円~4,000円
- 3畳以上…………約5,000円~
しかし、上記の相場はあくまでも目安であり絨毯の素材によっても値段は変わります。
特に高級絨毯の場合は、クリーニングの料金も高くなる傾向があります。
心配な方は、クリーニング業者の方に事前に見積もりを依頼しておくと安心でしょう。
絨毯のクリーニング業者を選ぶ際のポイント
絨毯のクリーニングを依頼したことがない方は特に、どの業者にクリーニングを依頼したらいいか迷ってしまうと思います。
クリーニング業者選びに迷った際には、どんなサービスを行っているのか見るといいでしょう。
クリーニングに追加して防虫・防ダニ加工を施してくれたり、人体に有害な洗剤を一切使わずに綺麗にしてくれたり、と業者によって行っているサービスは大きく異なります。
様々な業者を確認して、より自分が満足できるサービスを提供しているところに依頼しましょう。
綺麗な状態を保とう!絨毯の普段のお手入れ方法

絨毯を清潔な状態を保つためにクリーニングは必要ですが、汚れたからといって何度もクリーニングに出すのは大変ですよね。
クリーニングに出す頻度を減らすためにも、絨毯に汚れをこびりつかせないためにも、普段のお手入れは非常に大切です。
普段のお手入れで特に気を付ける点は、汚れが付いたらすぐに拭き取ることと週1回は掃除機や粘着テープなどでゴミを取り除くことです。
飲み物や食べカスなどは特に付着したまま放置するとシミやカビの原因になります。「こまめに絨毯をクリーニングするのが難しい」という方は特に、日頃の掃除をしっかり行いましょう。
【絨毯のクリーニング方法】まとめ
今回は絨毯のクリーニング方法について詳しく紹介しました。絨毯の主なクリーニング方法は3つあり、それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 自分でクリーニングする方法
- メリット:掛かる費用が安い
- デメリット:手間が掛かる、繊維を痛める可能性もある
- コインランドリーを利用する方法
- メリット:業者に依頼するよりも安く、手間が掛からない
- デメリット:水洗いが可能な絨毯しかできない
- 業者にクリーニングを依頼する方法
- メリット:確実に綺麗になり、失敗がない
- デメリット:掛かる費用が高い
クリーニングの方法によって掛かる手間や手順も違います。より自分に合っていると感じた方法を選んで絨毯をクリーニングしてみましょう。