間接照明

玄関は間接照明でおしゃれに!4つのコツと器具の種類を紹介!

玄関のデザインとなると、綺麗な収納や小物の配置に目が行きがちですが、おしゃれな空間を演出するには「間接照明」も重要となります。

よりおしゃれな玄関を作るためには、照明の配置などについて学んでおくことも大切です。家に帰ったときに安心でき、来客の方に良い印象を与えるためにも、間接照明で居心地の良い空間を演出してみましょう。

今回は、玄関をおしゃれにするための間接照明のテクニックを4つ紹介します。また、玄関でよく使われる照明器具についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/pdIwPL3HU2s)

簡単にできる玄関の間接照明テクニック

「玄関」というスペースは、新築やリフォーム時に大方のデザインが仕上がっているため、リビングのように「家具を取り替える」「レイアウトを変える」ということが容易にはできません。

今あるスペースを生かし、よりおしゃれな空間を演出するには「間接照明」の利用が効果的です。具体的なテクニックとしては、主に4つの方法が挙げられます

玄関の間接照明テクニック
  • 玄関の足元を照らす
  • 棚や台の上を照らす
  • 玄関ホールの壁に照明を当てる
  • 玄関の隅に照明を設置する

間接照明は、陰影によって生まれる立体感によって空間を広く見せることができ、柔らかな光によって落ち着いた印象を与えることもできます

次の章からは、上記の4つのテクニックについて解説していきますが、玄関のデザインは様々なので自分の住まいに使えそうなテクニックを取り入れてみてください。

間接照明のテクニック①玄関の足元を明るく照らす

1つ目のテクニックは、玄関の足元を明るく照らすことです。玄関における間接照明の王道テクニックであり、上記の画像のような落ち着いた空間を演出することができます。

照明の設置場所は、「下駄箱の下部」や土間と玄関ホールの「段差下」となりますが、床に反射して光源を見せないようにするのがポイントです。

このように狭い隙間を照らす場合は、「バーライト」「テープライト」のような細長い形状の照明がおすすめです。

間接照明のテクニック②棚・台の上を照らす

2つ目のテクニックは、玄関に設置された棚や台の上を照らすことです。

棚や台の上は人間の目線の高さに近く、玄関に入ったときに目に付きやすい場所なので、明るく演出することでより良い印象を与えられます。

また、「植物」や「小物」を飾っている場合、間接照明の柔らかな光によって綺麗に映えるのもポイントの1つです。

棚・台の後ろ隙間があれば「バーライト」、隙間がない場合はスタンドタイプの「シェードランプ」などを検討してみると良いでしょう。

間接照明のテクニック③玄関の隅に照明を設置する

3つ目のテクニックは、玄関の隅に照明を設置することです。間接照明において「隅を照らす」のは基本的なテクニックであり、陰影を作ることで空間をより立体的に見せられます。

また、間接照明が生み出す陰影によって明暗がくっきりと分かれるので、よりシックな空間を演出できます。

スタンドライト」をそのまま設置するのも良いですが、上記の画像のように観葉植物の裏に照明を隠すのもテクニックの1つです。

間接照明のテクニック④玄関ホールの壁に照明を当てる

4つ目のテクニックは、玄関ホールの壁に照明を当てることです。壁に照明を当てると、光の反射によって柔らかな明かりとなり、ムードある空間を演出してくれます。

玄関ホールに「デザインウォール」や「絵画」などがある場合、「スポットライト」で照らしてアクセントを加えてみるのもおすすめです。

また、玄関から奥の方を明るくすると、より奥行きが感じられて空間を広く見せることができます。

このテクニックは配線器具の位置なども関わるので、他のテクニックよりも照明の配置が難しいかもしれません。

壁に設置できる「ウォールライト」という照明器具もありますが、タイプによっては配線工事・ビズでの取り付けが必要です。

玄関は「ライティング」で印象が変わる

ここまで4つのテクニックについて紹介しましたが、玄関に間接照明を取り入れる際は「ライティング(配光)」が重要となります。

玄関では、本を読む・文字を書くといった作業は行わないので、空間全体を明るくする必要はありません。

おしゃれな玄関を演出するには、空間にめりはりを付けることが重要です。つまり、陰影を上手く取り入れるのがポイントとなります。

「奥行きを感じるように視線の先を照らす」「足元を照らして落ち着いた空間を作る」というように、めりはりのあるライティングを意識してみましょう。

照明を配置する際は「高さ」を意識することも重要

玄関の間接照明は、天井付近・床面・壁面など様々な位置に設置することが可能です。どの部分を照らすかによって、玄関の印象は大きく変わります。

例えば、足元を照らすと落ち着いたイメージになり、天井に明かりを集めると煌びやかなイメージとなります。自分が好む玄関をイメージして、照明の配置・角度を調整することが重要です。

単調な空間になってしまう場合は、明かりを高い所低い所に分散させることで、明暗がくっきりとして雰囲気のある空間を演出できます。

間接照明を配置する際の注意点

間接照明を配置する際は、光源が見えないようにするのが鉄則です。特に玄関の「床面」を照らすとき、床の材質によっては光源が反射して見えてしまう場合があります。

光源が見えてしまうと見栄えが悪くなるので、照明の位置を調整したり、反射を抑えられる光源を使ったりしましょう。

また、「コンセント」など生活感のあるものを照らしていると、おしゃれな印象を損ねてしまうので注意が必要です。

間接照明を配置した後は、全体のバランスを確認しつつ、余計なものを照らしていないか確認しましょう。

玄関でよく使われる照明器具の種類

最後に玄関の間接照明でよく使われる照明器具の種類について紹介します。

玄関のデザインはそれぞれの家によって異なるので、どのタイプが合っているのか参考にしてみてください。

テーブルランプ

テーブルランプは、テーブルや台の上において使用するコンパクトな照明器具です。

テーブルランプと一口に言っても、光の強さ・サイズ感・デザインが豊富なので、使用用途やイメージに合わせて選ぶことができます。

下駄箱の上部」や「飾り棚」を使って演出したい場合は、テーブルランプの利用がおすすめです。

スタンドライト

スタンドライトは、床や台の上において使用する照明器具です。テーブルランプと同様に、光の強さ・サイズ感・デザインが豊富なので、玄関のイメージに合わせて選択することができます。

コンパクトなタイプは「下駄箱の上」に配置でき、フロアスタンドであれば「」に置いて空間の隅を照らすことができます。

バーライト

バーラライトは、長い棒状の台にLEDを配置した照明器具です。玄関では、「下駄箱の上部・下部」や「段差下」を照らす際によく使われます。

長さの種類が多いので用途に合ったサイズを見つけやすく、明るさも十分にあるので隙間を利用して演出したい方には特におすすめです。

テープライト

テープライトは、多数のLEDを配線と共にテープ状に加工した照明器具です。主にショーケースや看板などのイルミネーションに使われますが、狭い隙間の多い玄関でも活躍してくれます。

好きな長さに切って貼り付けられるタイプもあり、「下駄箱の下部」や「段差下」などで使われることが多いです。

玄関の間接照明まとめ

今回は、玄関をおしゃれにする間接照明のテクニックを紹介しました。改めて紹介した内容を簡潔にまとめてみます。

玄関をおしゃれにする間接照明のテクニック
  • 玄関の足元を明るくすると、落ち着いた空間を演出できる
  • 目に付きやすい棚・台の上を明るくすると、玄関の印象も明るくなる
  • 玄関の隅を明るくすると、陰影によって立体感が生まれ、シックな空間を演出できる
  • 玄関ホールの壁を明るくすると、奥行きが感じられて空間が広く見える

上記のテクニックに加え、間接照明を取り入れる際は「ライティング」も意識しましょう。明暗をくっきりさせることで空間にめりはりが付き、よりおしゃれな玄関を作り出すことができます。

今回紹介したテクニックを参考にしていただき、自分がイメージするおしゃれな玄関を演出してみてください。

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ゆうと
SEOライター歴4年。金融、インテリア、格安SIMなど複数メディアにてGoogle検索上位を獲得。 無類のバスケ好きで幼い頃からNBA(特にレイカーズ)の大ファン。 現在は漫画・アニメ鑑賞にどハマり中。
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