簡単に部屋の雰囲気を変えられる「スタンドライト」。ただ部屋を明るくするだけではなく、インテリアとして気軽に取り入れられるのも魅力の1つです。
とは言うものの、いざインテリアとして使うとなると、ライトの種類や設置場所など様々なことが気になるのではないでしょうか?
この記事では、スタンドライトの特徴やインテリアの事例なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/ソファ-家具-屋内で-1835923/)
スタンドライトはインテリアを格上げする便利アイテム
部屋の明るさを調整したり、インテリアにアクセントを加えたりと、雰囲気を変えたいときに使われるのが「スタンドライト」。
数あるライトの中でも、便利なアイテムとして重宝されるのには主に3つの理由が挙げられます。
- 設置が簡単で好きな場所に配置できる
- 置くだけで部屋の雰囲気を変えられる
- デザインやサイズが豊富
基本的にスタンドライトは、コンセントに繋げるだけで利用でき、特別な工事も必要ないので誰もが気軽に取り入れられます。
また、デザインやサイズの種類が豊富なので、用途に合ったアイテムを見つけやすいのも魅力の1つです。
インテリアとしても重宝するスタンドライトのメリットとは?
スタンドライトのメリットは、先程も紹介したようにインテリアのアクセントとして加えやすいこと。
本来は部屋の明暗を調整するのが役目ですが、スタンドライトはおしゃれなものが多いので、ライトそのものがインテリアとしても重宝されています。
また、スタンドライトは「間接照明」としても使える便利なアイテム。空間に陰影を作ることで、部屋を大きく見せたり、落ち着きのある雰囲気を演出したりできます。
つまり、インテリア全体をより良く見せるのも、スタンドライトの大きなメリットと言えるでしょう。
どちらを使う?スタンドライトは大きく分けると2タイプ
この章では、インテリアの実例を紹介する前に、スタンドライトの種類について簡単に紹介します。
種類が多彩なスタンドライトは、大きく括ると2つのタイプに分けられます。
フロアスタンド
1つ目に紹介する「フロアスタンド」は、その名の通りフロア(床)に立てて使うスタンドライトのこと。
「フロアランプ」とも呼ばれ、ソファーの横や後方、部屋の隅などに配置することが多いです。
比較的サイズが大きめで存在感は抜群。部屋の印象を大きく変えたいときにおすすめのアイテムです。
テーブルスタンド
2つ目に紹介する「テーブルスタンド」は、主にテーブルやキャビネット上で使われるスタンドライトのこと。
「テーブルランプ」や「デスクライト」とも呼ばれ、スペースが少ない場所でも配置しやすいのが特徴です。
コンパクトなサイズも多いので、インテリアのワンポイントにもおすすめです。
インテリアにもよく使われるスタンドライトのデザイン
ここまでの内容でスタンドライトのイメージが湧いてきたかと思いますが、中には「どんなデザインがおすすめなんだろう…」と気になっている方もいるでしょう。
基本的には好みのデザインで構いませんが、参考までにインテリアに取り入れやすい3つのデザインを紹介していきます。
シェード型
1つ目に紹介する「シェード型」は、光源がシェード(笠)に覆われたデザインのこと。多くの方がスタンドライトと聞いて、この型をイメージするのではないでしょうか?
シェードには「布」「アクリル」「ガラス」など透過性がある素材を使っていて、優しい光で照らしてくれるのも特徴の1つ。
比較的シンプルなものが多いので、初めての方でも使いやすいデザインと言えるでしょう。
スポットライト型
2つ目に紹介する「スポットライト型」は、一方向に集中して光を当てられるデザインのこと。
線が細くスマートなタイプが多いので、スタイリッシュにまとめたい方にもおすすめです。
また、無骨なデザインであれば、インダストリアルのインテリアやレトロな部屋にも合わせやすいでしょう。
グローブ型
3つ目に紹介する「グローブ型」は、シェード型と同じように光源が透過性の素材で包まれているデザインのこと。
電球が直接見えないのが特徴で、主に「アクリル」や「ガラス」で覆われています。
「ボール型」や「円筒型」などデザインが様々なので、幅広いインテリアに合わせられるのも魅力の1つです。
次の章からは、これらのスタンドライトを使ったインテリア事例を「リビング」「書斎」「寝室」「玄関」の4ヶ所に分けて紹介していきます。
スタンドライトを使ったインテリア事例①リビング編
最もスタンドライトが使われるリビング。写真の部屋を見てみると、非常にまとまっている印象を受けるかと思います。
ポイントの1つは、台に置かれたスタンドライトを含め、インテリア全体を「アースカラー」でまとめているところ。
ライト自体のデザインも重要ですが、部屋全体のカラーのバランスを考えることで、違和感なくスタンドライトを取り入れられるでしょう。
また、部屋の隅を照らして陰影を作り、空間の奥行きや広がりを演出するのもスタンドライトのテクニックの1つです。
スタンドライトを使ったインテリア事例②書斎編
趣味や仕事に没頭する書斎においても、スタンドライトを使う方が非常に多いです。
写真のスタンドライトは、土台が「クリップ」となっているユニークなもので、「ライトを置くスペースがない」という方にもおすすめです。
この部屋は無機質なスタンドライトのデザインと、インダストリアル系の机の脚・ラックのデザインがマッチしているのがポイント。
このように部屋のテーマを明確にしておくと、より最適なスタンドライトを見つけやすくでしょう。
スタンドライトを使ったインテリア事例③寝室編
ホテルなどでもよく見掛ける、寝室とスタンドライトの組み合わせ。スタイリッシュなスタンドライトを置くことで、よりムーディーな空間を演出できます。
写真のようにサイドテーブルがある場合は「テーブルスタンド」を、ない場合は「フロアスタンド」を利用すると良いでしょう。
尚、この部屋にはテーブルスタンドが2つ・背面には間接照明がありますが、このように部屋の光を分散させることでおしゃれな雰囲気を生み出せます。
寝室はよりリラックスできる環境が求められるので、光の刺激を抑えやすい「シェード型」や「グローブ型」もおすすめです。
スタンドライトを使ったインテリア事例④玄関編
1日の中で最も出入りが多い玄関は、スタンドライトを置くことでより明るい印象を生み出せます。
写真のようにさりげなくスタンドライトを設置すれば、インテリアのアクセントとして活躍してくれるでしょう。
尚、玄関は配置スペースが限られるので、スタンドライトのサイズ感には注意したいところです。
また、下駄箱の上にスペースがあれば、コンパクトなテーブルスタンドを設置するのも1つの方法。
玄関はお客を出迎える場でもあるので、ユニークなライトを配置して、華やかに見せるのも良いでしょう。
スタンドライトを設置する際の3つのポイント
最後にスタンドライトを設置する際に、注意したいポイントを3つほど紹介します。
部屋全体の印象にも関わることなので、配置する際は以下のポイントを意識しておきましょう。
- 生活感のあるものを照らさない(カレンダーや配線など)
- 視線を妨げる場所に置かない
- 光源が見えないように角度を調整する
些細なことかもしれませんが、上記のポイントを見逃すと部屋の見栄えを悪くする場合があります。
せっかくスタンドライトを利用するなら、部屋全体のバランスにも注目するようにしましょう。
インテリアを格上げするスタンドライトのまとめ
今回は、インテリアを格上げする便利アイテム「スタンドライト」について紹介しました。改めて紹介した内容を簡単にまとめてみます。
- 設置や移動が簡単でインテリアに取り入れやすい
- サイズやデザインが豊富で用途に合ったアイテムを見つけやすい
- スタンドライト自体もインテリアのアクセントとして使える
- 間接照明として使えば、部屋の雰囲気をより良くできる
- スタンドライトと部屋全体のバランスも考慮する(カラーやサイズ感など)
- 部屋の印象を損なわないように照明の向きや配置場所を確認する
スタンドライトの魅力は、簡単に部屋の雰囲気を変えられること。ただ配置スペースが必要となるので、確保できるスペースやサイズ感もしっかりと確認しましょう。
ぜひこの記事も参考にしていただきながら、スタンドライトをインテリアの1つに加えてみてはいかがでしょうか?
