「使ってたスタンドライトが壊れたから、LED対応のスタンドライトを買ってみようかしら。」と考えてませんか?
LED対応のスタンドライトは他のスタンドライトとは違い、長持ちなうえに明るさを自由自在に変えられるのです。さらに、発熱量が少ないため消費電力を抑えられる優れもの。
一方で、高温多湿には弱いといった見逃せないデメリットもあります。せっかく新しいライトを買うなら、事前に知識を得たうえで失敗を避けたいですよね。
そこでこの記事では、LEDスタンドライトに関する最低限知っておきたいことと、おすすめ商品4選を紹介します。LEDスタンドライトの購入を検討しているなら、ぜひ最後までご覧ください。
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スタンドライトは大きく分けて2種類ある
スタンドライトには、「テーブルスタンド」と「フロアスタンド」と呼ばれる2つの種類があります。各ライトによって、使い道が異なるのです。次の項目で、それぞれ詳しく解説しますね。
テーブルスタンド
テーブルスタンドは、その名の通りテーブルに置くタイプのライト。商品によって「テーブルランプ」や「デスクスタンド」など、名前が異なります。
机の上で本を読んだり、勉強やパソコンなどの作業をしたりするときに使われています。
フロアスタンド
フロアスタンドは、床において使用するタイプのライト。別名、「フロアランプ」とも呼ばれています。
ライトでお部屋の雰囲気を柔らかくしたい時や、明るくしたい時によく使われています。主にソファーの横や後ろ、部屋の隅に置くことが多いです。
LEDスタンドライトは他のスタンドライトと比べて長持ち

LEDスタンドライトは、白熱電球や蛍光灯が使われているライトよりも長持ち。
なぜなら、LED電球の発熱量が低温であるため、故障や劣化が起きにくいからです。なお、白熱電球と蛍光灯との寿命を比較すると次の通りです。
白熱電球 | 蛍光灯 | LED | |
寿命 | 5ヶ月~11ヶ月 | 2年~5年 | 18年~22年 |
- 1日6時間点灯を想定。あくまで理論値。
さらに、LEDには白熱電球や蛍光灯によく使われているガラス管がありません。そのため、振動や衝撃に強く、割れる心配がないのです。
また、LEDは発熱量が少ないことから消費電力を減らせるのです。なお白熱電球や水銀灯、蛍光灯からそれぞれLEDに変えた場合に減らせる消費電力を比較すると、次の通りです。
白熱電球 | 水銀灯 | 蛍光灯 | |
LEDに変えたときに減らせる消費電力 | 20% | 25% | 30% |
出典:ESCO – LEDに省エネ効果ってどのくらいあるの?
LEDスタンドライトを選べば、省エネかつ長く愛用することができますよ。
またLEDに使われている白色の明るさは、虫を寄せ付けません。うっとうしい虫に邪魔されずに、快適な環境を過ごせます。
LEDスタンドライトはスイッチ1つで明るさが自由自在

LEDスタンドライトには、「調光機能」と呼ばれる明るさを自由に変えられるスイッチが備わっています。そのため、スイッチを使えば気分によって明るさを変えられるのです。
例を挙げると、昼間に集中力を高めたいなら青白い明るさに。夜に本を読みながらリラックスしたいなら暖かい明るさに。といった使い方ができます。
主に、LEDの明るさは「K(ケルビン)」で表記されています。できれば、2,500~6,000Kほどの幅があるスタンドライトがおすすめ。なぜなら、明るさを細かく調整できるからです。
商品によっては、「調光機能」が付いていないLEDスタンドライトもあります。この場合、自分でLED電球を選んだうえで、スタンドライトに取り付ける必要があります。
LEDスタンドライトは壊れてしまうこともある

一般的に、LEDは白熱電球や蛍光灯よりも長持ちします。しかし、場合によっては壊れてしまうこともあるのです。
LED電球が流通し始めた2006年~2009年に作られた製品は、技術的に未発達な物が多いです。当時の製品には、低品質な電子回路や基盤などが多く使われていたため、故障してしまうことが多く見られます。
ただし、現在は技術の進歩が進んでいるため、部品の改良も進んでいます。そのため、LEDスタンドライトを購入する時には、2006年~2009年に作られた製品は避けましょう。
万が一、LEDスタンドライトが壊れてしまってもメーカーは保証を付けています。商品に保証が付いていない場合、サポートセンターに問い合わせればすぐに交換対応してくれることがほとんどです。
LEDスタンドライトを使ううえで気をつけたい4つのポイント

「LEDの寿命は長いって言われているけど、何か気をつけることはあるのかしら…。」そんな人のために、LEDスタンドライトを使ううえでの4つの注意点があります。4つの注意点とは、それぞれ次の通りです。
- メーカーにこだわる
- 密閉空間を避けて使う
- 長時間連続で点灯しない
- 高温多湿を避ける
これら4つの注意点を踏まえてLEDスタンドライトを使えば、長く愛用することができるのです。次の項目から、それぞれの注意点に関して詳細に説明しますね。
メーカーにこだわる
LEDスタンドライトは、できれば海外メーカーよりも国内の有名メーカーの製品を選びましょう。
国内メーカーは高品質な製品を多く販売していることや、故障した時の対応が早いため安心です。
密閉空間を避ける
LEDは熱に弱い性質を持っています。熱がこもりやすい密閉空間で使用すると、部品に熱がこもってしまい、LED電球が早く切れてしまうのです。
そのため、LEDスタンドライトを使用する時には密閉空間を避けることがベスト。商品によっては、密閉器具対応製品もあるのでチェックしてみましょう。
長時間連続で点灯しない
LEDスタンドライトを長時間つけっぱなしにすると、熱がこもる原因になってしまいます。
そのため、部屋にいない時や使わない時には消灯しましょう。そうすれば、LEDに熱がこもる原因を取り除けます。
高温多湿を避ける
日当たりが良く、湿度が高い場所でLEDスタンドライトを使うと故障の原因に繋がります。LEDは熱だけでなく、湿気にも弱いのです。
対策としてお部屋の日陰に設置する、換気して湿気を取り除くなどを行えば、高温多湿を避けられます。
ここまで、LEDスタンドライトに関する知識を紹介していきました。次の章から、おすすめのLEDスタンドライト4選を紹介します。
なお、デスクライトとテーブルランプ、フロアランプに分けて紹介していきますね。
LEDスタンドライトのおすすめ商品デスクライト編
テーブルの上に置いて作業をするときに便利なLEDスタンドライトが、デスクライト。数あるデスクライトの中でもおすすめは、「LEDモードコントロールツインライトECL-546」。
このデスクライトは、左右に分かれた2本の大きなライトが特徴。また、ライトは優しく広がる柔らかな光になっているので、目に優しいのです。
さらに明るさを調整するスイッチが「勉強・計算・休憩」のマークで表示されているため、簡単に明るさを調整できます。
「LEDモードコントロールツインライトECL-546」は、子供の学習用ライトとして売り出されていますが、疲れ目が気になる大人にもおすすめ。
LEDスタンドライトのおすすめ商品テーブルランプ編
テーブルの上において手元を照らすだけでなく、デザインも楽しみたいときにおすすめなのがテーブルランプ。数あるLEDテーブルランプの中でもおすすめは、「TONG LIGHT(トングライト)」。
このテーブルランプは、調理器具のトングをモチーフにしたデザインされたLEDスタンドライト。コンパクトなデザインになっていて、置くだけでもお部屋をおしゃれにできます。
また、上半分がミラーになっているLED電球を使っているので、上方向の光が遮断されているのです。そのため下半分に光が漏れ出し、どこか優しさを感じさせる雰囲気を演出。
コンパクトで洗練されたデザイン性と優しさを感じさせる光は、お部屋をステキに演出してくれます。
LEDスタンドライトのおすすめ商品フロアランプ編①
床に置いて光で空間を演出したい時に便利なLEDスタンドライトが、フロアランプ。数あるフロアランプの中でもおすすめは「パディスタ フロアライト」。
このフロアランプは、どこかレトロ感を漂わせるデザインとなっています。真鍮色(しんちゅうしょく)の美しい柄が、アンティーク感を漂わせます。
またランプの角度が自由自在なため、どの角度でも光を照らし、空間を演出してくれます。さらに足元で電気をON/OFFできるフットスイッチ付き。いちいち手を伸ばさず、足で簡単操作できます。
お部屋をレトロ感漂わせる空間に演出したいなら、うってつけのフロアランプです。
「パディスタ フロアライト」には、LED電球が付属されていません。別途、自分でLED電球を購入する必要があります。
LEDスタンドライトのおすすめ商品フロアランプ編②
LEDスタンドライトのフロアランプで紹介したい商品はもう1つあります。最後に紹介する商品は、「フロアライト プレクト リモート」。
このフロアランプは、主張しすぎないシンプルなフォルム。外観に使われている柔らかな生地が、やさしい光を演出します。
商品は「スクエア」と「サークル」の2種類のラインナップから選べます。「スクエア」を選べば、洗練されたスマートな空間に。「サークル」を選べば、柔らかく優しい空間に。
さらに「フロアライト プレクト リモート」はリモコンだけでなく、iPhoneにアプリをダウンロードすることでも操作可能。デザイン性だけでなく、機能性にも妥協しないフロアランプです。
【まとめ】LEDスタンドライトで空間をおしゃれに彩ろう
ここまで、LEDスタンドライトに関する知識とおすすめ商品4選を紹介しました。
LEDスタンドライトは白熱電球や蛍光灯が使われている商品よりも長持ちします。さらに、明るさを自由に変えられる「調光機能」があるので、気分にあわせて空間を演出できます。
一方で、高温多湿に弱いといったデメリットもあるので、使う時には気をつけましょう。
ぜひ、あなたの好みに合わせてLEDスタンドライトを選んでみてはいかがでしょうか。他のスタンドライトでは味わえない、おしゃれな空間を彩ってくれますよ。