お部屋に高級なテーブルを置きたい!と思ったら、大理石素材のテーブルはとても魅力的ですよね。
ところで、大理石のテーブルには「天然」と「人工物」があるってことを、あなたはご存知でしたか?
この記事では、大理石素材の解説と、大理石の高級ダイニングテーブル6種類をご紹介しています。
また、記事の後半では、天然大理石のお手入れ方法についても紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/mxzI6KuCeNw)
大理石のテーブルの特徴とは?
テーブルの素材は、木製・ガラス製が一般的ですが、大理石製のテーブルは高級感のある家具として人気の素材です。
大理石の一番の特徴は、温まりにくく、冷めにくい、温度変化がゆったりしている点です。そのため、特に夏場は「触ると冷たくて気持ち良い」と感じます。
”アイスクリーム店では、冷たく冷やした大理石を使っている店舗もある”と聞けば、大理石の特徴が理解しやすいのではないでしょうか。
大理石と一言で言っても、天然物・人工物など、様々な種類があることをあなたはご存知でしたか?
次の項目からは、大理石素材の種類について詳しくご紹介します。
大理石には種類がある!
大理石は、「天然大理石」「人工大理石」「人造大理石」の大きく3種類の素材に分けることができます。
それぞれの素材について、画像と併せて詳しく確認してみましょう。
1.天然大理石
天然大理石は、石からそのまま切り出した自然な素材です。ひとつとして同じものはありません。
大理石のテーブルと言われて、白をイメージしがちですが、緑やピンクなど、様々なカラーの天然大理石があります。
2.人造大理石
人造大理石は、大理石を一部使っている素材です。天然の大理石や花こう岩を細かく砕き、セメントや樹脂で固め、表面を磨いています。
テーブルの表面から様々な石の表情が見えるので、近くで見るとカラフルで楽しい印象があります。
3.人工大理石
人工大理石は、樹脂を固めて作られた100%人工的な素材です。
人造大理石と違って、石は全く使われていません。一般的にキッチンの天板としてよく使われています。
大理石の素材の違いが分かったところで、ここからは、高級な大理石のテーブルを6種類ご紹介します。
大理石の高級テーブル①Fritz Hansen
1872年にデンマークで創業されたブランド、Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)からは、『PK54』をご紹介します。
円と正方形、大理石とスチールという、形と素材が対照的な組み合わせがユニークです。デザイン性を損なうことのない、リング状の延長テーブルも別途購入できます。
- 【サイズ】Ø140 cm, H: 69 cm
- 【素材】大理石は5種類から選択
『PK54』は、天然大理石を使ったテーブルです。
大理石の高級テーブル②マルニ木工
1928年から90年以上木工家具を造り続けている、マルニ木工からは、『Lightwood ダイニングテーブル』をご紹介します。
ロンドンのプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソンが手掛けたテーブルは、天板から脚まで華奢なデザインが特徴です。
- 【サイズ】幅1800㎜の場合。W1,800×D900×H710mm
- 【素材】メープル/天板:コーリアン(人工大理石)
『Lightwood ダイニングテーブル』は、人工大理石を使ったテーブルです。
大理石の高級テーブル③トーヨーキッチンスタイル

キッチンから生活を豊かにするブランド、トーヨーキッチンスタイルからは、『ボード レクタングラー』をご紹介します。
天板に使われている大理石は、”ホワイト・ミケランジェロ”と呼ばれる、斑の大きい珍しい種類です。イタリア産の高級な大理石として知られています。
- 【サイズ】W220/D95/H72cm
- 【素材】天板:大理石 脚:木
『ボード レクタングラー』は、天然大理石を使ったテーブルです。
大理石の高級テーブル④TOM FAULKNER
金属を中心として、異素材を組み合わせた家具が特徴のTOM FAULKNER(トム フォルクナー)からは、『AVA ROUND DINING TABLE』をご紹介します。
金属の三角形を2つ組み合わせたアンバランスな脚と、薄い大理石の天板は、繊細なアート作品を見ているかのようです。
- 【サイズ】H:75 / 29.50 D:100 / 39.25 座席:4
- 【素材】ベース:スチールまたはブロンズ、トップ:木材、ガラスまたは大理石
『AVA ROUND DINING TABLE』は、天然大理石を使ったテーブルです。
大理石の高級テーブル⑤Roche Bobois
1950年から続くフランスの高級家具ブランド、Roche Bobois (ロッシュ ボボア)からは、『AQUA dining table』をご紹介します。
テーブルといえば、天板が大理石のものを想像しがちですが、こちらは脚が大理石でできています。天然の大理石を大胆に使っており、革新的なデザインのテーブルです。
- 【サイズ】H. 75 x ø 158 cm
- 【素材】トップ:Fenix®、ベース:大理石
『AQUA dining table』は、天然大理石を使ったテーブルです。
大理石の高級テーブル⑥AREA

世界中から集めた素材を使い、Made In Japanの家具づくりにこだわるAREA(エリア)からは、『table Stone age』をご紹介します。
テーブルの天板は石の模様が左右対称になるようにカットされており、天然大理石の一点物らしさを感じることができます。
- 【サイズ】幅1800㎜の場合。W1800 D900 H720
- 【素材】天板:大理石 脚:無垢材
『table Stone age』は、天然大理石を使ったテーブルです。
天然大理石はメンテナンスが必要。お手入れ方法は?
ここまで、大理石のテーブルを6種類ご紹介しましたが、大理石のテーブルはメンテナンスが必要なことをあなたはご存知でしたか?
大理石のテーブルにお手入れが必要な理由は、表面がシミになりやすいからです。大理石はツルツルとしていて、ガラスのようなイメージがありますが、ガラスとは全くの別物です。
大理石は自然素材のため、表面に小さな穴が開いています。そのため、表面に汚れがつくとシミになり、汚れが取れにくくなるんです。
また、水分を吸収しやすいので、テーブルにワインをこぼした後などは、すぐに拭き取る必要があります。
普段のお手入れ方法は?
普段のお手入れ方法は、テーブルの表面を掃いたり、乾拭きをする程度で十分です。
水拭きをする場合はシミを防ぐために、なるべく硬く絞った布で拭き上げましょう。
よごれがひどい場合のお手入れ方法は?
天然大理石のテーブルに汚れが付いた場合は、すぐに拭き取りましょう。
汚れがひどくても、自己判断で洗剤は使わないでください。万が一洗剤を使う場合は、説明書を必ず読んで、大理石に使用できるのか確認しましょう。
(参考:http://sekistone.com/general/case/)
まとめ
今回は、大理石の素材の解説と、大理石の高級ダイニングテーブル6種類をご紹介しました。あなたの気になるダイニングテーブルは見つかりましたか?
大理石には天然物と人工物とがありますが、高級感のあるテーブルは、やはり天然の大理石ですよね。
ですが、天然の大理石は、汚れが付いたらすぐに拭き取る・乾拭きをして常に綺麗な状態を保つなど、こまめなメンテナンスが必要です。
大理石の素材は見た目や高級感だけでなく、お手入れの手間も考えて選びましょう。この記事を読んで、あなたに合った大理石のテーブルをお部屋に迎えてみてくださいね。
