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木製テーブルの傷を修理したい!自分で行う方法や予防法まで解説

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テーブルの傷を修理したいけど、どうすればいいのかわからない」と困っていませんか?

木製のテーブルを長く使っているとどうしても傷がついてしまい、気になりますよね。

そこで今回は、個人でできる傷の修理方法から、業者にお願いするポイント、傷の予防法まで、徹底解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%96%B0%E8%81%9E-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC-%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8-595478/)

傷を修理する前に、テーブルの塗装を確認しよう

出典:https://pixabay.com/ja/photos/macbook-%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-336704/

傷の修理は、テーブルの塗装によって可能な修理が異なります。傷の修理を行う前に、まずはテーブルの塗装を確認しましょう。

ウレタン塗装とオイル塗装

テーブルには主にウレタン塗装とオイル塗装の2種類の塗装があり、それぞれの塗装で特徴が異なります。

ウレタン塗装の特徴
  • 多くの家庭用テーブルに使用されている
  • 光沢がある
  • 熱い塗膜を張るため、汚れや水分に強い
  • 熱に弱く、熱いものを置くと白く変色する
オイル塗装の特徴
  • 無垢材のテーブルに使われていることが多い
  • 木の風合いを存分に生かすことができる
  • 半年~1年に1回メンテナンスが必要
  • 塗膜は薄く、水分に弱い

見分け方としては、天板が「合板」or「無垢材」かが1つの目安になります。合板の場合はウレタン塗装、無垢材の場合はオイル塗装のケースが多いです。

また、オイル塗装の方が手触りに木の質感を感じられます。これらの見分け方に自信がない場合は、購入時の説明書を読むことをおすすめします。

テーブルの塗装ごとの可能な修理方法

ここでは、塗装ごとに、可能な修理と不可能な修理をまとめました。

それぞれの塗装で可能な修理方法
水性ペン

(小さい傷)

やすりで削る

(小さい傷)

水で膨張

(大きな傷)

パテ

(大きな傷)

ウレタン塗装 × ×
オイル塗装

次からは、それぞれの詳しい修理方法を紹介していきます。お持ちのテーブルの塗装方法を確認し、適した修理を行っていきましょう。

引っ掻いたような小さな傷の修理方法①水性ペン

ここからは、修理方法を紹介していきます。まずは小さな傷に対する2つの修理方法です。

1つめは、水性ペンで修理する方法です。小さな傷を、テーブルと同じ色の水性ペンで塗りつぶすことで、傷が目立たなくなります。

また、傷補修専用のマーカーもホームセンターなどに売っていますので、水性ペンでは不安を感じる方は、こちらもご覧ください。

必要なもの
  • 水性ペンまたは補修用マーカー
修理手順
  1. 傷をペンで塗る
  2. 指でこすり、周りと馴染ませる

引っ掻いたような小さな傷の修理方法②やすりで削る

小さな傷に対する修理方法の2つめは、やすりで削る方法があります。オイル塗装のような、塗膜が張られていないテーブルであれば、浅い傷は削って修理をすることが可能です。

しかし、ウレタンの塗膜を張るウレタン塗装の場合、やすりで削ると塗膜に傷をつけてしまいます。傷をさらに悪化させてしまうため絶対にやらないでください。

必要なもの
  • 紙やすり
  • 乾性油(メンテナンスなどに使用しているもの)
修理手順
  1. 紙やすりで傷がある部分をこする
  2. オイルを塗り直す

凹みのある大きな傷の修理方法①水分を含ませ、木を膨張させる

続いて、凹みのある大きな傷に対する修理方法を2つ紹介していきます。まずは、水を含ませて膨張させるやり方です。

木が水を含むと膨張する特性を生かし、傷や凹みを元通りにすることができます。

注意点としては、ウレタン塗装のような塗膜が張ってあるテーブルには効果がないことです。オイル塗装のテーブルで実施しましょう。

必要なもの
  • 濡れタオル
  • アイロン(傷の凹みが深い場合)
  • 乾性油(メンテナンスなどに使用しているもの)
修理手順
  1. 傷の上に濡れタオルをしばらく置く
  2. 深いへこみは、ふきんの上からアイロンで5~10秒温め、蒸気を与える
  3. 凹みが直ったら、水分をふき取り、オイルを塗り直す

たったこれだけの手順で、傷が目立たなくなるので驚きですよね。

オイル塗装は水分に弱いため、傷が直ったらしっかりと水分をふき取りオイルを塗ってメンテナンスをしましょう。

凹みのある大きな傷の修理方法②パテで埋める

凹みのある大きな傷に対する修理方法の2つめは、補修用のパテで傷を埋めることです。

先ほど解説した、水分を含ませて木を膨張させる修理方法は、ウレタン塗装では効果がありません。ウレタン塗装が施されたテーブルは、パテで埋める方法で修理を行いましょう。

必要なもの
  • パテ
  • ヘラ(パテについてることが多い)
  • 紙やすり
  • 補修用のペン

紙やすりはあまり粗いものだと、元のテーブルまで削ってしまうため、400番以上の目の細かいやすりを選びましょう。

修理の手順
  1. 傷をパテで埋める
  2. ヘラで余分なパテを取り除く
  3. 乾いたらやすりをかけて、さらに余分なパテを削る
  4. 色が目立つようなら、補修用のペンで塗り、周りの色と合わせる

やすりで削る際は、テーブルをできるだけ削らないよう注意しましょう。乾く前にヘラで余分なパテをできるだけ取り除いておくことが重要です。

テーブルの損傷が大きい場合は修理業者に依頼しよう

出典:https://pixabay.com/photos/tools-construct-craft-repair-864983/#content

ここまでは、テーブルについた傷の修理方法を紹介してきましたが、テーブルの傷が大きい場合や、自分で修理することに不安を感じる場合は、修理業者に修理依頼をすることをおすすめします。

テーブルの傷修理の価格は、「グリーンワークス」のサイトを参考にすると、1時間以内に終わる軽度なテーブル傷の修理費用相場は1万3千円~となっています。

個人で修理する場合、高くても3,000円程度なので少々高く感じるかもしれません。ですが、個人ではできない技術力で、まるで傷がなかったかのように修理してくれます。

特に、高級家具は少しの傷でも価値が下がってしまいますし、傷をそのまま放置したり、間違えた方法で無理して修理したりしてしまうと、傷の拡大や腐食などにつながってしまいます。

テーブルの修理依頼をする際に、業者を選ぶポイント

では、どのような修理業者にテーブルの修理を依頼すればいいのでしょうか。ここからは修理業者を選ぶポイントを紹介していきます。

ポイント①実績や口コミを見よう

まずは修理業者のホームページを見て、掲載されている実績や口コミをチェックしましょう。

特に、テーブルの傷の修理に対して多数の実績や、好感の持てる口コミがあると、修理にも信頼が置けます。

ポイント②複数の業者から見積もりを取ろう

実績のある複数の業者から見積もりを取ることで、修理費用の比較をすることができます。

「予算内に収まるか」「修理期間はどのくらいか」など、複数の業者を比べましょう。

ポイント③家具の運搬・送料も考慮しよう

業者を比較する際の注意点として、「家具の運搬」を考慮しましょう。修理業者に修理を依頼する際のネックとして、家具の運搬に手間がかかるという点が挙げられます。

業界を比較する際は、「家具の引き取りを行っているか」、「送料込みで修理費用はいくらになるのか」を計算に入れてください。

テーブルを傷つけないために テーブルクロスを敷く

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC-%E7%A9%80%E7%89%A9-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86-1282501/

ここまではテーブルの傷を修理する方法、修理業者に依頼する上でのポイントを紹介してきました。ここからは、テーブルを傷つけないための予防法を紹介していきます。

まずは、テーブルクロスを敷く方法です。テーブルクロスを敷くことで、テーブルと食器との摩擦や衝突による傷を防ぐことができます。

また、テーブルクロスを敷くと傷を隠すことも可能です。修理するまでの間にどうしても傷を隠したい場面があれば、テーブルクロスを敷いて応急処置をしましょう。

テーブルを傷つけないために こまめにメンテナンスをする

テーブルを傷つけない予防法の2つめは、こまめにメンテナンスをすることです。

ウレタン塗装の場合は、表面に厚めに塗膜が張ってあるため、メンテナンスはあまり必要ありませんが、オイル塗装の場合は半年~1年に1回のメンテナンスをすることで、傷がつきにくくなります。

メンテナンスと言っても、市販の乾性油を布やウエスで染み込ませるだけなので、難しいことは1つもありません。

メンテナンスが行き届いたオイルフィニッシュのテーブルは非常に長持ちしますよ。

テーブルの傷修理 まとめ

今回は、個人でできる傷の修理方法から、業者にお願いするポイント、傷の予防法まで紹介してきました。

テーブルの傷を直す際には、塗装の種類や傷の大きさを見て、適した修理をする必要があるので、しっかりと見極めることが大切です。

傷の修理を自分で行う場合も、修理業者にお願いする場合も、修理しながら家具を長く大切に使っていくことは、素敵なことです。

ぜひ今回の記事を参考にして、愛着のあるテーブルをより長く使ってくださいね。

ABOUT ME
くすのき
猫派なのに犬を飼ってる人です。得意なことは鼻呼吸です。 ライター、ブロガー、現役大学生