あなたはDePadova(デ・パドヴァ)の家具をみたことはありますか?
イタリアで有名な高級家具メーカーであり、日本人デザイナーも起用されて毎年家具を発表していますが、残念ながら日本ではあまり知られていないのが現状です。
そこで今回の記事では、DePadovaが誇るおすすめ家具を8つ厳選して紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
(出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2-%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-1961070/)
DePadovaはどんな会社?
「DePadova」は、1956年にフェルナンドとマッダレーナデパドヴァ(DePadova)夫妻がイタリアで創業した、海外からの輸入家具を取り扱うショールームの会社でした。
他の家具ブランドが、家具の製造・デザインを本業とする中、DePadovaはショールームから始まった珍しい会社なのです。
徐々に優れたデザイナーとコラボレーションをして自社製品の開発をし始めました。現在は、イタリアの有名なキッチンブランドBoffi社の傘下に入っています。
DePadovaのおすすめ家具①Anna

最初に紹介するのは、テーブルランプの「Anna」です。こちらのランプは、エジプト人デザイナーの「パオロ・ティルチェ」によって開発されました。
「Anna」の特徴は、円錐形のランプと、三角形のスタンドベースで構成されるシンプルさです。ランプは、直接光と間接光を拡散させ、表面と周囲の空間を照らしてくれます。
三角形のランプの土台の中には、電気ケーブルが入っています。必要以上に場所を取らず、軽量感のあるテーブルランプです。
DePadovaのおすすめ家具②Blendy

2つ目に紹介するのは、「Blendy」シリーズのベッドです。こちらのベッドをデザインしたのは、日本人デザイナーの「オミ・タハラ」です。
Blendyベッドのパッド付きヘッドボードは、Blendyソファと同じ素材で作られています。
このベッドの特徴的なところは、ヘッドボードとマットレス周囲のバンド部分が、非常に薄い構造になっていることです。
また、床下からマットレス天井までの高さが低いことも特徴的ですね。部屋が広く見え開放感のある空間を作り出せます。
DePadovaのおすすめ家具③Carlo
3つ目に紹介するのは、テーブルの「Carlo」です。こちらのテーブルは、イタリア人の「トノ・モルガンティとレナート・J・モルガンティ」によってデザインされました。
このテーブルの特徴は、X字型の脚で支えられた丸い木製の天板に、回転する大理石のターンテーブルが用意されていることです。
大人数でテーブルを囲んで、ターンテーブルの上に料理を載せておけば、どの位置にいても料理を取る事ができます。
DePadovaのおすすめ家具④Combi Madia
4つ目に紹介するのは、キャビネットの「Combi Madia」です。こちらのキャビネットは、イタリア人の「ピエロ・リッソーニ」によってデザインされました。
「Combi Madia」の特徴は、見た目のビンテージ感です。古くなった無垢材の松を使用したドアフレームとフロントパネルによってビンテージ感が演出されています。
内部のスペースの背面パネルは鏡面ガラス、棚は強化透明ガラスで覆われています。扉を開くと、LEDバーが点灯し、奥の物を明るく照らしてくれますよ。
DePadovaのおすすめ家具⑤Atalante
5つ目に紹介するのは、ソファの「Atalante」です。こちらのソファは、イギリス人の「ジャスパー・モリソン」によってデザインされました。
「Atalante」の特徴は、モジュール式のソファのため自由に組み合わせることができるところです。背もたれに対して座面の部分を長めにすれば、寝転がることもできます。
また、ファブリックの素材にすれば、いつでも取り外しが可能です。脚の長さを調整することで、使う人の体型に合わせて、ソファ座面の高さを変更できます。
DePadovaのおすすめ家具⑥ LL04
6つ目に紹介するのは、アームチェアの「LL04」です。こちらのアームチェアは、ベルギー人デザイナーの「マールテン・ヴァン・セヴェレン」によって作られました。
「LL04」の特徴は、片側のアームレストが座席から翼として伸びているフォルムです。ややリクライニングしている背もたれでゆったりしながら、ドリンクを傍に置くことができますね。
レザーの裏側を支えるステンレス鋼構造は軽量感を与えつつも、耐久性に優れています。
DePadovaのおすすめ家具⑦Incisa
7つ目に紹介するのは、チェアの「Incisa」です。こちらのチェアは、イタリア人の「ヴィコ・マジストレッティ」によってデザインされました。
「Incisa」の特徴は、5つの安全ブレーキ付きのプラスチック製の回転式キャスターがあることです。5つあることで色々な方向に動かししても、バランスを崩すことはなく安定感に優れています。
さらに、チェアの背中と側面には、手縫いでソフトなカーブを作り出しており、手が込んだ作りになっています。
DePadovaのおすすめ家具⑧So
最後に紹介するのは、チェアの「So」です。こちらのソファは、日本人デザイナーの「深澤直人」によって作られました。
こちらのソファの特徴は、なんと言ってもそのシンプルさです。必要以上の装飾は施されていません。“手を加えていない本質”といった意味を持つ日本語の「素(SO)」から名付けられています。
木材や革などの伝統的で自然な素材が使われ、全体のバランスと快適さを重視して巧みに作られています。
まとめ
DePadovaは、「温もりある上質で心地良い家具」をポリシーに、数々の名作を世の中に輩出しているイタリアの高級家具メーカーです。
日本人からすれば、日本人デザイナーが開発した家具が世界で評価されているのは嬉しいですね。他にも日本人デザイナーが手掛けた家具がありますのでぜひ公式HPから調べてみてください。
今回の記事では、DePadovaのおすすめ家具8つを厳選して紹介しました。少しでもDePadopaに興味を持っていただけたら幸いです。
